《デュアルスペース・ユグドラゴ》遊戯王ラッシュデュエル考察　迂闊に壁モンスターを並べると死にます

今回紹介するのは４月６日発売の

オーバーラッシュパック２よりこのカードです。

カード説明

wiki

奇跡のセツリが２つの宇宙を満たすとき！
祥獣の王が目を覚ます！
降臨せよ！デュアルスペース・ユグドラゴ！！

闇属性サイバース族のレベル９フュージョンモンスターです。

遊戯王ゴーラッシュ！！においてザイオンが使用し

その効果で貫通効果と２回攻撃を付与しつつ

ジョインテック・アルパンチノ２体の戦闘破壊に繋げました。

アニメではサイバース族しか墓地から戻せませんでしたが

実際にカード化される際にその制限が撤廃されています。

黒いケーブルのような胴体が特徴的な三つ首のドラゴンです。

スペース・ユグドラゴはこの手の２体フュージョン、３体フュージョンを持つカードとしては珍しく

素のスペース・ユグドラゴの時点で三つ首のドラゴンであり、

２体フュージョンのこのカードも三つ首である事には変更はないです。

このカードの場合、天帝竜樹ユグドラゴにおける花びらの部分が

宇宙空間のような模様になっているのが特徴的です。

相手のモンスターの数まで攻撃、３体揃っている場合には貫通効果も

フュージョン素材には「スペース・ユグドラゴ」２体を指定しています。

最上級モンスター２体という重い素材指定ではあるものの

「ディープワーニング・フュージョン」によって手札からフュージョン召喚が可能なので

実際のフュージョン難易度はそこまで高くありません。

少なくとも３体のスペース・ユグドラゴを要求する

「ディープスペース・ユグドラゴ」よりはよほど出しやすいでしょう。

その効果は１ターンに１度、

相手の場のモンスターの数だけ自分の墓地のモンスターをデッキに戻して

１ターンの間、戻したモンスターの数までモンスターに攻撃可能にします。

墓地コストが必要なもののフュージョン素材によって賄いやすく

攻撃力も３３００と高水準なので相手モンスターの殲滅がしやすいです。

これに加えてモンスター３体を戻した場合は貫通効果まで付与されます。

相手が迂闊に壁モンスターで守りを固めてきようものなら

それらを殲滅しつつ大ダメージに繋げられます。

素材３体で出せるディープスペース・ユグドラゴは

遠くに大型のモンスターに対して強く出られるカードでしたが

このカードは特に相手がモンスターを複数並べた場合に真価を発揮する性能であり

はっきりと役割が変わってきます。

基本的にはスペース・ユグドラゴを３体確保できない場合の選択肢ですが

状況次第ではあちらが出せる状況でもこちらを出すのを優先する場面もあるでしょう。

相手の場に３体モンスターがいなければ貫通効果は発揮できませんが

３３００打点で２回殴れるだけでも十分優秀な性能をしており

出せる状況であれば積極的に出していっていいでしょう。

素のスペース・ユグドラゴもデュアルスペースもディープスペースも

全部三つ首で見分けがつきづらいですが

宇宙的な模様が追加されたのがデュアルスペース、

そこからさらに球体が追加されたのがディープスペースって感じで

意識しておくといいです。