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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第112話『SOL社の凋落』感想

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遊戯王VRAINS112話の感想です。

 

前回のあらすじ:マモレナカッタ…

 

 

リンクヴレインズ復活

草薙さんが車を走らせて遊作達が葵の元へ向かいます。

そこにいたのは昏睡状態から目覚めない財前晃専務。

恐らく看病し続けていたであろう葵は守れなかったのは自分のせいと自責の念に囚われています。

葵には兄についているように言って自分はAiを探すという遊作、

しかし今は手掛かりがありません。

 

一方でSOL社はAiに完全に乗っとられソルティスが占拠していました。

警備のソルティスが早見くんに1時間の猶予だけ与えて荷物をまとめるように指示しています。

社員は全て解雇し、完全にSOL社を人の手から離れさせるみたいですね。

多額の退職金を渡しているようで解雇に反対する社員はあまりいないようですが

早見くんは納得いくわけもなく、悲しみにくれています。

 

そしてAiは・・・リンクヴレインズを復活させました。

ちゃっかり自分の名前を新しく加えています。

そもそも金儲けが目的でない為か無料開放しており

多数のログインがされています。ブレイヴMAXも大喜びです。

まあユーザーからすればSOL社のごたごたとか知ったこっちゃないですし

無料で遊べるならそれに越したことはないですよね。

 

 

意思を持つ者として

さてそんな中遊作達の元にリボルバーからメールが送られてきます。

とりあえずSOL社の現状を伝えて今後どうするか話し合うつもりのようですね。

Aiは新しいアルゴリズムを作ったようでシステムへの侵入は不可能、

結局のところ手掛かりはつかめておらず

プレイメーカーはここは虎穴に入れずんばという事で

ソウルバーナーと共にリンクヴレインズに乗り込むことになりました。

 

残ったリボルバーにパンドールが指示を仰ぎます。

しかしリボルバーはパンドールにもう役目は終わったので好きにしろと言い放ちます。

恐らくはAiに情を持ったパンドールにもうAi抹殺は無理という考えなのでしょう。

イグニスは前回Aiがブルーメイデンを消さなかったのは

パンドールを消したくなかったからなのでは?と推測します。

それは何故かと問うパンドールに自分で考えて見せろと返すリボルバー、

思考をめぐらす事こそが意思を持つものとしての最大の意義であり

それを楽しんでみせろと。

AIと人間が相容れないと何度も主張しているリボルバーですが、

パンドールに対するこの問いかけは彼女が人と同じような意思を持ってほしいという

ある種の願いや期待が込められたものに他ならないでしょう。

なんだかんだでリボルバーも人とAIが共存する可能性に期待しているのかもしれません。

というかこんなにパンドールに対して優しいのは正直予想外でした。

 

 

今分かりました、宇宙の心は彼だったんですね

一方のAiサイド。

一仕事終えた感じでリングリボーシップの中で休眠を取っています。

そんな中ロボッピは夢を見ます。なんかアクエリオンあたりで見た事ある感じの奴です。

本人曰く「宇宙をふわふわして全身がキラキラ光って宇宙に溶ける夢」

まあ夢なんてわけわからないもので当然ですが

Aiは夢を見るという事は意思がある証拠だと言って感心します。

 

すごい夢だと言われてはしゃぐロボッピ。

もっともっと強くなれるかとアニキに聞いてもちろんじゃと返してもらいます。

この時のAiは仙人風のコスプレをしており口調もお爺さんっぽくなってます。

そしてロボッピに褒美としてリンクヴレインズの中に自分の国を与えます。

そこを足掛かりに世界征服でも宇宙征服でも好きにしろ、

そして一国の主としてその国を守れと言って。

そして何かを渡してロボッピに出発させ、

去った後に静かに「じゃあな、ロボッピ」とまるで今生の別れのように呟きます。

Aiとしてはもうロボッピを独り立ちさせるつもりなのでしょう。

 

 

家電の国の王、ロボッピ

さてそんなロボッピは自分の国、家電の国に到着します。

そこにはロボッピと同じように家電の姿をしたロボットが多数おり

皆も自分みたいに頭をよくしようとはりきっています。

歌ったり踊ったりしている様はなんていうかNHK教育テレビのノリです。

 

そんな家電ロボたちと楽しく遊んでいたロボッピですが

突然家電ロボたちが一斉にその身を隠します。

現れたのはソウルバーナー、国への侵入者を恐れての行動なのでしょう。

ロボッピもオイラの国から出ていけとソウルバーナーを追い払おうとしますが

ソウルバーナーとしてもAiの手掛かりが欲しいので引き下がるわけにはいきません。

アニキ以上の存在になって宇宙征服を目指すと主張するロボッピは

自分に勝ったらAiの居場所を教えるといってデュエルを持ちかけます。

こうしてソウルバーナーVSロボッピのデュエルが開始されました。

 

 

先行はロボッピ。

まずフィールド魔法「家電機塊世界 エレクトリリカル・ワールド」を発動、

まず発動した時の効果として機塊魔法カードを1枚サーチします。

そしてコンセントロールを召喚した後に

手札から複写機塊コピーボックルの効果を発動、

フィールドの機塊モンスター1体を指定して手札から特殊召喚、

自身をその指定した機塊と同じモンスターとして扱うというものです。

そしてコンセントロールの効果で同名モンスターを特殊召喚し

充電機塊セルトパス、旋風機塊プロペライオンと連続でリンク召喚を行い、

さらにエレクトリリカルワールドの効果でリンク召喚成功時に

墓地の機塊モンスターを手札に回収し、機塊リユースでコンセントロールを蘇生、

掃除機塊バキューネシアのリンク召喚に繋げます。

そしてカードを2枚伏せてターンエンド。

 

本人としてもこの展開は会心の出来だったのでしょう。

宇宙征服も近いとして3段笑いをするぐらいに得意気になっています。

 

 

 

 

 

 

というわけでソウルバーナーVSロボッピのデュエルが始まりました。

「この国に人間は不要」と主張しているあたり

やはりロボッピは人間に対してかなり敵対心を抱いていますね。

 

今回は夢を見るロボッピだったりリボルバーに考えろと言われるパンドールだったりと

「AIの意思」というものについてかなり掘り下げがありました。

本格的にアニキであるAiの元から自立していっているロボッピもですが

パンドールが悩んだ末にどういう行動に出るのかも見物ですね。

 

今回役目は終わったとパンドールに告げたリボルバーでしたが

もしかしたら彼はパンドールがAiにつく可能性を予測しているのかもしれません。

それでいてなおパンドールに自主的に考えるように勧めているとすれば

リボルバーもまたそれを「自分で考えた末の行動ならば」と思っているのかもしれません。

だとすればリボルバーは本当にAIを尊重しているいうか丸くなっていますね。

個人的にはパンドールの今後が一番気になります。

 

次回予告 113話『家電の王様』

新たな世界を見せてくれたアニキの為に

一心不乱にソウルバーナーに立ち向かうロボッピ

だがデュエルが白熱に連れて高ぶっていく感情が

ロボッピの思考回路を蝕みはじめる!

ロボッピすごい悪い顔してます

不霊夢を守れなかった事がアニキを苦しめたと言い放つそうですが

怒りで言うセリフとしてはちょっと顔が邪悪ですね。

ロボッピが本質的に人間嫌いである事が感じ取れます。

 

 

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