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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第98話『一線を越えたAI』感想

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遊戯王ヴレインズ98話の感想です。

 

前回のあらすじ:リボルバーの懐かし罠第4段!

 

 

 

吐き気を催す邪悪

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仁を人質にとったライトニングを卑怯だぞと罵るAi、しかしライトニングは意に返しません。

人質はこうして使うものだと嘲笑うように答えます。

そして人質に取っているのは仁だけではありませんでした。

スペクターの意識データも同調させ同様に消滅するように人質に取っています。

まあリボルバー相手に人質を取るのなら仁よりもスペクターの方が適切でしょうしね。

そしてライトニングはリボルバーに挑発するように問いかけます。

攻撃しないのかと?大の為に小を犠牲にするのは以前もやってきた事だろうと。

 

リボルバーは舐めるなと言って攻撃をしようとしますがそれをプレイメーカーが止めます。

もし攻撃をしてしまえば以前のリボルバーに戻ってしまうと。

以前と違うからこそこうして力を合わせてここに立っているのではないのかと。

お前も非情な覚悟をし、だからこそ翔一を倒したはずだと返すリボルバーですが

覚悟をしていた翔一と巻き込まれただけの仁は違うとプレイメーカーは言います。

ソウルバーナーと戦わない選択肢をしたリボルバーを

プレイメーカーは仲間として確かに認めていました。

 

敵であるプレイメーカーが自分を助けようとするそのやりとりを見て嘲笑うライトニング。

プレイメーカーは別にライトニングを助けるつもりではありません。

ただここで仁を見捨てる事こそ本当の意味での敗北なのだと言います。

 

そしてライトニングがある秘密を解き明かします。

仁の中で生まれた時ライトニングが最初に覚えたのは「人に恐怖を与える事」でした。

彼はネットワークに介入する術を既に見つけ

仁に助けが来る幻を見せて希望を与えては

それを恐怖の幻へ変え絶望させるというファンサービスを行っていたのです。

当時6歳でかつ極限状態であった仁にとってそれはどれほど残酷だったでしょうか。

そこには何の目的も整合性もありません、そもそも彼は生まれたばかりで

サイバース世界を作る目的も無ければ敵対する存在すらいなかったのですから。

しかしかれはただ「楽しいから」という理由だけで仁に絶望を与え、

結果として仁を廃人にさせました。まさに純粋なる悪意です。

ロスト事件被害者の中で仁が一番深刻な精神ダメージを負っていたのは

ライトニングに要因があったわけですね。

 

それを聞いたリボルバーはライトニングを

「生まれながらに邪悪な意識を持つエラープログラム」と断じ

完全に葬り去ってやると宣言します。

ですがリボルバーは攻撃しませんでした。

カードを1枚伏せてターンエンドです。

ライトニングは「正義の心に目覚めた貴様にもはや覚悟はない」と

リボルバーを嘲笑います。

 

それを見ていたハノイ3騎士は以前のリボルバー様なら躊躇わなかったと言います。

しかしプレイメーカーが言っていたように彼は変わり、

犠牲を生み出すやり方をよしとはしなくなっていたのでしょう。

そしてそれをライトニングに見抜かれていたという事に

改めてライトニングの邪悪さと狡猾さに恐ろしいものを生み出してしまったと恐怖します。

 

だから手段は選べって言っただろ!

ライトニングのターン、ドローをしようとした所にボーマンが制止します。

これ以上の卑怯な真似は出来ないといったはずだと、

そしてライトニングのやり方は見るに堪えないと。

彼はデュエルを侮辱するようなライトニングのやり方を、

そしてソウルバーナーとのデュエルの時、ライトニングが仕込んだウィンディの介入によって

デュエルを台無しにされた事に強い憤りを覚え失望を覚えていました。

そしてボーマンはライトニングに介入、これ以上人質にとれないようにと

仁とスペクターの意識データをライトニングから切り離します。

ライトニングは逆にボーマンに介入して止めさせようとしますが

4体のイグニスの力を取り込んだボーマンはもはやライトニングの手に及ぶものではありませんでした。

しかしボーマンの手出しはここまでです。

彼はライトニングに言います、自らの力で勝てと。

 

結果としてボーマンに塩を送られたリボルバーは

ただ一言「礼は言わんぞ」といい、ボーマンもまた「分かっている」と返します。

 

 

改めてライトニングのターン、ドロー。

まず天装騎兵シーカを通常召喚してそれを素材に天装騎兵デクリオンをリンク召喚、
そして通常魔法「天装の霹靂(アルマートス・フルグル)」を発動、

デクリオンをリリースして別のリンクモンスター、

天装騎兵エクエス・フランマを特殊召喚します。

そしてトリデンティの効果で墓地のデクリオンをデッキに戻してマグヌス・ドゥクスを蘇生、

裁きの矢も健在な為これで反撃の準備を整えました。

 

勝利を勝ち誇ったライトニングは冥途の土産にとリボルバーにある事を教えます。

鴻上博士に電脳ウィルスを仕込んだ犯人はSOLテクノロジーではなく自分だと。

ライトニングがシミュレーションをしていた時、

丁度同じタイミングで鴻上博士もイグニスを使ったシミュレーションをしていました。

その時鴻上博士はまだ破滅の原因がライトニングである事にまでたどり着きませんでしたが

それも時間の問題だった為、ライトニングは先手を打ちウィルスを仕込んで意識を奪ったのです。

その後リボルバーが鴻上博士の意識を戻すのは想定外でしたが

状況的に鴻上博士がSOL社がウイルスを仕込んだと勘違いしたのは好都合でした。

結果としてライトニングは裏で準備をする時間稼ぎができたわけです。

 

今まで仇である存在を勘違いしていたリボルバー、

親の仇を勘違いしたまま懸命に戦っていたと嘲笑うライトニングに対し

拳を強く握り、改めて復讐すべき対象へとその決意を向けます。

 

マグヌス・ドゥクスの攻撃に対しリボルバーはまずヴァレルロードの効果で攻撃力を500下げます。

そして永続罠「ロシアン・ヴァレル」を発動、

ヴァレルと名の付くリンクモンスター、今回の場合ヴァレルロード・ドラゴンをリリースし

そのマーカーの数に等しいカウンターを乗せます。

そして相手モンスターの攻撃対象となった時カウンターを1つ取り除き

自分のモンスターを破壊から守りつつ

カウンターの数×100の数値分、今回の場合300分攻撃力を下げます。

これで裁きの矢を考慮してもマグヌス・ドゥクスの攻撃力は4400、

ヴァレル・X・は生き残りライフも600残します。

ライトニングはこれでターンエンドです。

 

 

ライトニングの執念

どうあがこうが次自分のターンがくれば私は勝つと主張するライトニング。

しかしリボルバーは言います、素直に負けを認めたらどうだと。

そう、ライトニング自身もまた気づいていました。

このターン、リボルバーの攻撃が防げない事を。

 

リボルバーのターン、ドロー。

ヴァレルロード・X・ドラゴンの効果で再びヴァレルロード・ドラゴンを蘇生しつつ

マグヌス・ドゥクスの攻撃力を600下げます。

そしてヴァレル・X・の攻撃の際にヴァレルロードの効果でさらに攻撃力を500下げます。

これで前のターンと同様に裁きの矢込みでもマグヌス・ドゥクスの攻撃力に勝ちます。

しかしライトニングは裁きの矢の効果で倍になる直前、

それにチェーンしてマグヌス・ドゥクスの効果を発動させます。

ヴァレルロードの効果はチェーン不可ですが

今回の場合裁きの矢の効果にチェーンした為に発動が可能だったわけですね。

マグヌス・ドゥクスの効果でアルマートス・フローリアを手札に戻し

そしてアルマートス・フロリアが効果の対象となった事で効果が発動、

自分のカードを全て破壊しさらにそれに連動してエクエス・フランマの効果、

相互リンク状態のこのカードが破壊される場合に、

相互リンク相手の元々の攻撃力分のダメージ、

つまりマグヌス・ドゥクスの3000のダメージをお互いに与えるというものです。

 

このまさかの相打ち狙いにリボルバーもまた驚愕します。

そもそもエクエス・フランマは前のターンかなり早い段階で特殊召喚しています。

つまりライトニングは自分の攻撃が防がれた際、

最初から相打ちに持ち込む事を覚悟していたのです。

貴様に負けるような事はあってはならないと執念のように叫ぶライトニング、

結果としてお互いが3000のダメージを受けリボルバーのライフが0となります。

それを中継で見ていたバイラも悲鳴をあげます。

 

 

初めて口にしたその名前

花畑に倒れ込むリボルバー、彼は昔の事を思い出していました。

何も背負わずただ目の前の世界に胸を躍らせていた、

今のように花畑に転び空を見上げていた頃があったと。

 

彼は消えゆく時とても穏やかな顔で後を頼むと託しました。

プレイメーカーと、そしてAiに。

今までリボルバーはずっと「闇のイグニス」や「光のイグニス」といった風に呼んでいました。

それを始めて特別な呼称をつけて呼んだのです。

そこには既にAiに対する敵意はまったく感じられませんでした。

Aiもまたリボルバーがその名で呼んだことに驚愕しています。

 

 

そして同時に3000のダメージを受けたライトニングは・・・何故かライフが1残っていました。

ボーマンが言うには仁の意識データをわずかに残し、それをエクストラライフに変換したとの事、

それずるじゃん!

それでも満身創痍の状態でライトニングは言います、どんなことをしても勝つと。

そして全てを託すからどうか慈悲を、とすがりつくようにボーマンに懇願します。

ボーマンはそんなライトニングを邪念から皆を欺き混乱をまき散らしたと侮蔑し、

しかしそれはライトニングなりに生き残る為に全てを費やした結果だとも告げ

彼を受け入れ吸収します。ライトニングこそがイグニスの中でも

意味最も人間らしい、人間らしいからこその邪悪さを持っていた存在として。

 

今ボーマンはアース、アクア、ウィンディ、フレイム、そしてライトニングと

Aiを残す5つのイグニスの力を取り込みました。

そして改めてプレイメーカーに宣言します。私のデュエルを受けてもらうと。

 

 

 

 

 

 

 

とうとうリボルバーまでいなくなってしまいました。

正直勝つ流れだとは思っていましたがまさか相打ち展開となるとは・・・。

ただまあ人質が無ければ実質勝ちでしたね。

しかしライトニングが大分「それも私だ」感出していましたね。

いやそれでも鴻上博士が子供たち拉致って虐待させた罪はまったく消えてないんですが。

次回予告 99話『新世界の扉』

降り注ぐ光の矢が人々に襲い掛かると

多くの悲鳴がリンクヴレインズに響き渡る

この犠牲もイグニスが作り出そうとしている

新たな世界に必要だというのか

最早彼を止められるのは1人しかいない

プレイメーカー お前だけが頼りだ

いよいよプレイメーカーとボーマンの決戦が行われるようです。

そして何かリンクヴレインズの住人に突き刺さっています。

どうやらこの謎の攻撃で次々と人が倒れていくみたいで

これはボーマンの目的に必要な犠牲との事です。

果たしてボーマンは何をしようとしているのでしょうか。

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