遊戯王ゴーラッシュ８２話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
全ては自立してパン屋の店長となる為に
今回は最初にディノワのモノローグからはじまっています。
クァイドール時空においてズウィージョウ一味はパン屋を営んでいます。
いや現実世界でも営んでいましたしある意味平常運転ですが。
ディノワ曰くミューダは口だけ店員との事で
相変わらずその甘いささやきで奥様方を虜にしている様子です。
そしてディノワはいつか独り立ちして自分だけのパン屋、
ヴォイルド・あんぱん・ヘヴンスターを経営する予定のようです。
君そんなにパン屋に憧れてたの？
妄想では「ＢあＨ」の旗を立てていますがそこ「ＢＡＨ」でよかったんじゃないかな？
さてクァイドール時空に囚われている３人ですが
どうやらズウィージョウは既にここが虚構の世界だと気付いている様子で
黒電話において色々とやりとりをしています。
相手側の声が聞こえずにズウィージョウの声だけが聞こえるやりとりですが
話の内容からしてテル、みつ子、ユウディアスの順番に会話していると思われます。
この時はそうだと思ってました。
まずテルに対しては自分達が森に囚われている事を話しています。
外に出ようとするとバリアのようなものに覆われていて外に出られない様子です。
そして発生位置から計算するとディノワがこのバリアの発生源な模様。
ディノワを何とかしないと森の外へ出られないという事でしょう。
みつ子との会話中では外でも分かるぐらいに物音がしています。
どうやら会話途中でみつ子が怒っている様子ですね。
仮想空間だと伝えようとしているものの上手くいっていません。
彼女も最初はこのパン屋で働いていたようですが
途中でやめて外へ出て行ったようです。
なお六葉町だんご大会で優勝をかざったようですが
「むつばちょう」ではなく「ろくばちょう」になっています。
ユウディアスにもこの世界が仮想空間だと伝えていますが
ユウディアスは既にそれを理解している事を把握します。
そして道を切り開くのはラッシュデュエルであるというヒントを得ています。
そうこうしているうちにミューダの叫び声が聞こえてきました。
どうやらミューダがまかないと称して激辛ソース入りのカレーパンを食べさせた様子です。
唇が真っ赤になって火を噴くという中々に古典的表現です。
以後彼はまともに言葉を発する事も出来ずにセリフに通訳が挟まれます。
実はディノワは自立してパン屋を経営する為に
過去に邪魔者となるみつ子を嫌がらせして店から追い出していました。
そして今回実力行使で無理やり追い出した方が速かったと考え初め
ミューダを手にかけ、同時にズウィージョウにも激辛カレーパンを食べさせようとしています。
カレーパン嫌いのズウィージョウにとって絶体絶命のこの状況ですが
ズウィージョウはもし自分に勝ったら店長の座を譲ると言って
ディノワもそれを了承、２人のラッシュデュエルが開始される事となりました。
へそくりアースダマー
先行はディノワ、ドロー。
まず２体召喚して２体リリースしてヴォイドアルヴ・アンドロメダ２チアをアドバンス召喚。
このカードはデッキトップからカードを墓地へ送る事で２体分のリリース素材になる効果を持ち、
更にヴォイドアルヴ・ヘヴンスターを墓地から回収して
２体のヘヴンスターをアドバンス召喚します。
そしてフィールド魔法「ヴォイドアルヴ・ギャラクシーズン」によって
墓地の属性の種類×１００だけ場のギャラクシー族の攻撃力を高めます。
ディノワはこれでターン終了です。
ズウィージョウのターン、ドロー。
ヴォイドヴェルグ・スクトゥムとメテオラーヴァを召喚し
その効果でヘヴンスター２体の攻撃力を下げた後に２体リリースで
ヴォイドヴェルグ・クリュサオルをアドバンス召喚。
３回攻撃を可能にした上でヘヴンスター２体を戦闘破壊して
さらに直接攻撃を仕掛けてディノワのライフを一気に削ります。
ズウィージョウはこれでターン終了です。
ディノワのターン、ドロー。
マンティスター、アメンボイジャー、メテオビートルを召喚します。
アタイ・モグリモグリテ・クラキミズゾコ
ビシャビシャデ・オドレ
ヴォイドアルヴ・ウォータートル！！
そして２体をリリース、ヴォイドアルヴ・ウォータートルをアドバンス召喚です。
その効果は墓地に炎、水、風、地の４種類の属性がある場合に
場のモンスター全ての攻撃力を５００アップさせるという永続効果。
これにより自身だけでなくメテオビートルの攻撃力もアップさせます。
フィールド魔法の効果も加えれば９００の全体強化です。
さらにもう１体メテオビートルを召喚してそちらも永続効果で攻撃力を高めます。
そしてディノワは懐から禍々しいカレーパンを取り出します。
これは密かに隠し持っていたアースダマーの出汁を混ぜたもので
これを摂取する事でディノワはウォータートルと一体化します。
一体化したウォータートルと共に３体のモンスターで総攻撃を仕掛けるディノワ、
ズウィージョウは戦闘破壊されたクリュサオルを
罠「ダークネビュラ」で蘇生させる事で壁にしてなんとかライフを繋ぎ留めます。
ディノワはこれでターンエンドです。
黒電話の謎
ズウィージョウはここはクァイドール空間でありディノワも、
そしてズウィージョウ自身も偽物のはずだと彼は考えます。
だとすれば今デュエルをして戦略を練る思考は一体どこから来たのか、
本当に今考えている事は自分自身の考えなのかと疑問を抱きます。
それに対してディノワはそんなことは知った事じゃない、
運命を捻じ曲げて自分が店長になると主張しています。
ディノワのそんな言葉にズウィージョウはヒントを得た様子。
店長はディノワに相応しいといいつつも勝つのは自分だと宣言します。
ズウィージョウのターン、ドロー。
勝利を渇望した途端にヴォイドヴェルグ・レクイエムを引いてくることができました。
しかしもしかしたらこれはクァイドールに操作された運命かもしれません。
ならばとズウィージョウは自分も運命を捻じ曲げてしようと考えます。
魔法「ヴォイドヴェルグ・トランジション」により
相手の表側カードの数だけ手札を捨てその枚数分ドローします。
これにより残った手札４枚を全て交換しモンスターを２体召喚、
そのまま２体リリースでヴォイドヴェルグ・エリジウムをアドバンス召喚します。
それに反応してディノワは罠「インセクト・トーラス」を発動、
墓地の属性の種類だけ場のモンスターの攻撃力を高めて迎撃する方針です。
ズウィージョウは臆する事なくエリジウムの効果でウォータートルを裏側守備表示に。
これによりウォータートルの永続効果が消えます。
同時にアースダマーで一体化されていたディノワも解除されます。
更に装備魔法「ヴォイドヴェルグ・モルゲンスタイン」をエリジウムへと装備。
メイス型モーニングスター二刀流というあくましんかんスタイルになり
２回攻撃が可能となります。
１回目の攻撃でウォータートルを戦闘破壊して貫通ダメージを与え
さらに２回目の攻撃でメテオビートルを戦闘破壊してディノワのライフが０となりました。
ズウィージョウの勝利です。
ラッシュデュエルが終わった後、ディノワも正気を取り戻したのか
家具の姿へと戻っています。いやこれ戻ったと評していいかは疑問ですが。
自分の暴走を反省してごめんなさいとズウィージョウへ謝っています。
ミューダも茶番を演じていた事を自覚し無駄な時間を過ごしたと言っていますが
ズウィージョウは運命を捻じ曲げる事で道を開ける事を知り
ミューダとのラッシュデュエルが無駄ではなかったと言っています。
力を合わせてクァイドール空間を抜け出そうといい先に外に出るズウィージョウ。
そんな中ミューダはディノワにある事を伝えます。
ズウィージョウが先ほどまで話していた黒電話、
実は電話回線が切れており誰にも繋がらない状態でした。
そしてズウィージョウが夜空を見上げるとそこには４０という謎の文字が表示されていました。
というわけでディノワ暴走回でしたが中々意味深な謎が出てきましたね。
果たしてズウィージョウは電話回線の切れた黒電話で誰と会話していたのでしょうか。
もしかしたらこれもクァイドールの仕掛けた罠なのかもしれませんね。
ズウィージョウの行動があちらに筒抜けになっているとか。
あとミューダも最初、クァイドール時空に囚われていたと思うのですが
ミューダに見られた異変がどこにあるのか気付きませんでした。
どこが変わったか分かる人います？
次回予告 第８３話『こんにちは赤ちゃん』
今回カード説明をユウディアスとズウィージョウが行っています。
そしてサブタイトルは昭和の歌謡曲の１つです。
とうとうサブタイトルにひねりを入れる事すら放棄してきました。
はい、いきなり皆して赤ちゃんになってます。
ズウィージョウ赤ちゃんになっても可愛げが一切ありませんね。
どうやらこれを行ったのはユウナのようで
彼女クァイドール時空において赤ちゃんあやしているようです。
子育て願望が強かったのでしょうか。
なお赤ちゃんになってもしっかりデュエルはできている模様です。
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