《フォアグラシャ・ド・ヌーベルズ》遊戯王ＯＣＧカード考察　何気に中継役としてかなり便利

今回紹介するのは３月１８日発売の

デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズ にて収録されるこのカードです。

カード説明

wiki

【ヌーベルズ】に属する闇属性戦士族のレベル４モンスターです。

スプーンの上に遊我に座る貴族のような身なりをした赤髪の悪魔が

フォアグラのソテーから顕現しています。

カード名は「フォアグラ」＋「グラシャ＝ラボラス」からだと思われます。

フォアグラはキャビア、トリュフと並ぶ世界三大珍味の１つであり

ガチョウやアヒルの肝臓を大量の餌で肥大化させて作ります。

強制給餌による作り方が問題視される場合もあり

強制給餌に頼らない飼育法や培養による人工的なフォアグラの開発も最近は行われています。

グラシャ＝ラボラスはソロモン７２柱における２５番目の悪魔であり

グリフォンようなの翼を生やした犬の姿をし

あらゆる学問を教え、殺戮の達人であるとも言われています。

殺戮の達人というのはある意味では料理にも深く通じる事かもしれませんね。

墓地のカードをデッキに戻す

各種レシピカードでの儀式召喚に対応する他

コンフィラス・ド・ヌーベルズやポワレティス・ド・ヌーベルズの効果でも特殊召喚が可能です。

基本的には他のヌーベルズ儀式モンスターからの特殊召喚を主軸にしつつ

Recette de Personnel～賄いのレシピ～を利用した儀式召喚を狙ってもいいでしょう。

コンフィラス・ド・ヌーベルズを場に用意しつつ賄いのレシピでトークンを精製する事で

儀式召喚に必要なレベル４が揃います。

①の効果は１ターンに１度、特殊召喚した場合に

お互いの墓地にあるカードを合計３枚までデッキに戻すというものです。

相手の墓地アドバンテージを奪う事が出来るのは勿論の事、

【ヌーベルズ】は何かとサーチやデッキからの特殊召喚を多用するので

自分のカードをデッキに戻す事も結構重宝したりします。

②の効果は１ターンに１度、

場のモンスターが攻撃や効果の対象になった時に

お互いの場にある攻撃表示モンスター１体と自分の場のヌーベルズ１体をリリースして

手札やデッキからレベル５かレベル６のヌーベルズ儀式モンスターを特殊召喚できます。

ポワレティス・ド・ヌーベルズと同じ発動条件であり

どのモンスターが攻撃や効果の対象になってもいいので

このカードでモンスターを攻撃するだけでも条件を満たせます。

レベルをピッタリ合わせる必要のあるRecette de Personnel～賄いのレシピ～ですが

特にレベル４であるこのカードがレベル調整がしやすく

前述の通りコンフィラス・ド・ヌーベルズとトークンでリリース要員を揃える他に

適当なレベル４モンスターを用意する事でも儀式召喚が可能です。

②の効果は相手の場に攻撃表示のモンスターがいればそれをリリースするのが理想的ですが

自分のモンスターだけでも後続に繋げる事が可能です。

特にこのカードからバグリエル・ド・ヌーベルズに繋げられるのは大きく

相手が②の効果を警戒して守備表示での展開をしてきたとしても

賄いのレシピなどでこのカードを対象に取る事で

相手の展開中にバグリエルを出してそのまま相手モンスターを全てリリースする、

なんて動きも出来ます。

賄いのレシピから繋げやすいカードですが

賄いでフォアグラが出るとかとっても贅沢ですね。