今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
闇属性/鳥獣族/攻3500/LINK-5
【リンクマーカー:左/右/左下/下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター3体以上
自分の墓地の「トライブリゲード」魔法・罠カードが2枚以下の場合、
このカードはEXデッキから特殊召喚できない。
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分がモンスターの特殊召喚に成功した時には、相手は効果を発動できない。
②:モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカード及び相手フィールドのカードを全て除外する。
③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
EXデッキから獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を墓地へ送る。
【トライブリゲード】の新規となる闇属性鳥獣族のLINK-5リンクモンスターです。
姿形からして鉄獣戦線 凶鳥のシュライグの進化形と思われます。
ビフォー
↓
アフター
シュライグの左腕が極めて大がかりな武装になっています。
この武装が義手代わりという事なのでしょう。
また片翼しかなかった翼を失っており代わりとなる翼を腕の方に装着しています。
散っていった仲間の青いバンダナを至る所に巻いている所もあり
実に痛々しく、そして覚悟が伝わってくるイラストです。
カード名は百舌の学名である「Lanius bucephalus」からだと思われます。
自分諸共相手のカードを全て除外
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター3体以上
自分の墓地の「トライブリゲード」魔法・罠カードが2枚以下の場合、
このカードはEXデッキから特殊召喚できない。
リンク素材は獣族、獣戦士族、鳥獣族のいわゆるビースト3種族を3体以上指定していますが
それとは別に墓地にトライブリゲード魔法罠が3枚以上なければ
EXデッキからの特殊召喚が出来ない制約があります。
これは各種トライブリゲードの共通効果で特殊召喚する場合も同様であり
ある程度デッキにトライブリゲード魔法罠を採用した上で
それを墓地に送っておく必要があります。
トライブリゲード魔法罠の中でも鉄獣の抗戦は採用しやすいカードですが
このカードを活用するのであれば他の魔法罠も積極的に採用した方がいいでしょう。
リンクマーカーは左右と斜め方向の計5つです。
EXモンスターゾーンとメインモンスターゾーンどちらに出してもマーカーを存分に活用できます。
①の効果は自分がモンスターを特殊召喚する際に
相手のチェーン発動を封じるというものです。
これにより奈落の落とし穴や激流葬といった召喚反応系の罠を封じる事ができますし
特殊召喚時に発動するタイプの効果も妨害されません。
このカード及び相手フィールドのカードを全て除外する。
②の効果はモンスターの攻撃宣言時に
相手のカードを自身諸共全て除外するというものです。
戦闘を介する必要がありかつLINK-5であるこのカードを犠牲にする必要があるものの
相手のカードを全て除外してしまう豪快な効果であり
対象耐性も破壊耐性も突破しつつ墓地肥やしを許しません。
③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
EXデッキから獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を墓地へ送る。
③の効果は1ターンに1度、墓地へ送られた場合に
エクストラデッキからビースト3種族を1体墓地へ送るEX墓地肥やし効果です。
エクストラデッキのカードを直接墓地へ送るのはドラグマの得意分野ですが
それをトライブリゲードであるこのカードが行うのはちょっとした皮肉ですね。
このカードが破壊された場合の一定の保険となる他、
どこから墓地へ送られてもよくエクストラデッキから直接落とす事で
追加でもう1体3種族をエクストラデッキから墓地へ落とせます。
各種トライブリゲード共通効果の墓地コストを確保しつつ
トライブリゲードリンクや痕喰竜ブリガンドが持つ
墓地へ送られた場合の効果の発動トリガーとして機能します。
LINK-5ながら耐性の類は存在せずその効果は道連れが思い切ったカードです。
攻撃力は3500と高いものの場持ち性能をは期待できないので
ここぞという場面で出して相手のカードを一掃していく事になるでしょう。
蘇生制限を満たした状態で除外されれば竜嵐還帰などでの特殊召喚が可能であり
バトルフェイズ中に突然場に出して相手のカードを道連れにしていく
一種の爆弾のような使い方も可能です。

もう明らかに自爆する為のカードという感じで
ストーリー的にも自分を犠牲にして何か行う気マンマンですね・・・
コメント
翼は肩からはえたままで、腕からはえてるように見えるとこで折り返してるらしいですよ。
\︵←こんな感じで
確かに設定画だとちゃんと翼生えてましたね