今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分の手札・デッキ・墓地から「ラビュリンス」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
その後、自分フィールドのモンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの悪魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
自分フィールドにレベル8以上の悪魔族モンスターが存在する場合、
代わりに相手フィールドのカード1枚を対象とする事もできる。
【ラビュリンス】用の通常罠です。
白銀の城のラビュリンスの元へたどり着こうとする騎士の前に
側近と思わしき2体のシルエットが立ちはだかります。
高笑いしてる姫様のアップが映し出されているのがなんともシュールです。
もう今にも「オーッホッホッホッホ」という高笑いが聞こえてきそうです。
どちらも既存のモンスターではなさそうでその内2体とも新規で出そうですね。
片方はモノクルが怪しく光っており執事的なポジションだと伺えます。
もう片方は巨大な鋏を持っており桜の花びらが舞う庭園で対峙している事を考えると
庭師的なポジションなのかもしれません。
デッキや墓地かららびゅリンスを特殊召喚しつつモンスターバウンス
①:自分の手札・デッキ・墓地から「ラビュリンス」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
その後、自分フィールドのモンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す。
①の効果は1ターンに1度、手札、デッキ、墓地からラビュリンス1体を選んで特殊召喚、
その後に自分のモンスター1体を選んで手札に戻すというものです。
モンスター1体をバウンスする必要がありますがデッキと墓地、どちらからでも特殊召喚が可能であり
特に自己展開効果を持たない白銀の城のラビュリンスを出す手段の1つとして機能します。
手札に戻すモンスターは白銀の城の召使い アリアンナなど
召喚、特殊召喚時に発動出来る効果を持ったものを再利用する形にできれば無駄がありません。
自分の場にモンスターがいない場合は特殊召喚してそのまま手札に戻すので
実質的なサーチ効果として機能します。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの悪魔族モンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
②の効果は1ターンに1度、墓地から除外する事で
自分の場の悪魔族1体を手札に戻すバウンス効果です。
こちらも白銀の城の召使い アリアンナなどの再利用に活用する事が可能であり
相手の除去にチェーンして手札に避難させるように使えれば理想的です。
代わりに相手フィールドのカード1枚を対象とする事もできる。
自分の場にレベル8以上の悪魔族がいれば
相手モンスターをバウンスする事も可能となります。
実質的な墓地発動の可能な強制脱出装置として機能し
フリーチェーンの妨害手段として積極的に活用していけます。
【ラビュリンス】の中でも特に白銀の城のラビュリンスとシナジーするように作られたカードで
あちらをデッキから直接出しつつそれがそのまま②の効果で
相手モンスターをバウンスする条件を満たすのにも貢献し
①の効果、②の効果②共にモンスターをフィールドから離れさせる効果なので
白銀の城のラビュリンスが持つ除去効果の条件も満たせます。
【ラビュリンス】のサポートカードとして優秀なのは勿論、
白銀の城のラビュリンス自体は通常罠を活用するデッキであれば
出張させられる単体性能を持ったカードでもあるので
あちらをデッキから呼び出せるこのカードを一緒に採用する事で特に
悪魔族デッキにはより出張させやすくもなるでしょう。
①と②、どちらも優秀な効果ですが
1ターンにどちらか片方しか発動できない点には注意です。
何かしらで墓地に捨てつつ②の効果だけを活用してもいいと思います。
コメント
「自分の場にモンスターがいない場合は特殊召喚してそのまま手札に戻すので実質的なサーチ効果として機能します。
この場合でも白銀の城の召使い アリアンナを特殊召喚する事であちらのサーチ効果を発動しつつ手札に確保する事が可能となります。」
とありますが、いつぞやのルール改訂で召喚時に効果発動するモンスターは発動タイミングで場に残ってないと発動できなかった気がします。
そうでした・・・失念してましたね・・・指摘ありがとうございます