9月4日に遊戯王OCGストラクチャーズの第2巻が発売されます。
今回紹介するのはそれの付属としてついてくるこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星6/地属性/幻竜族/攻1200/守1800
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが、
存在しない場合またはサイキック族・幻竜族モンスターのみの場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードが墓地に存在する場合、
手札からサイキック族・幻竜族モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードをチューナー扱いで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。
【電脳堺】の新規となる地属性幻竜族のレベル6モンスターです。
両頭の手杵のような武器を右手に持つ少女型のロボットです。
兎耳のような頭部パーツがあり傍らにも兎型ロボットを従えています。
本来人型の電脳堺はサイキック族が多いのですがこのカードは幻竜族になっています。
つまり少女の方ではなく兎の方が本体なのかもしれません。
名前の由来は中国神話に登場する月神「嫦娥(じょうが)」だと思われます。
后羿(こうげい)の妻であり夫から不死の薬を盗み月へ逃げたと言われており
后羿は嫦娥を近くで見る為に月へ供え物をしそれが月見の由来になったと伝えられます。
また中国における月面探査計画に「嫦娥計画」という名が与えられており
何かと月に関連の深い存在となっています。
サイキック族か幻竜族をコストに墓地から蘇生
存在しない場合またはサイキック族・幻竜族モンスターのみの場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
①の効果は自分の場にモンスターが存在しないか
サイキック族か幻竜族しかいない場合にリリースなしで召喚できるというものです。
他の電脳堺と異なり特殊召喚ではなくあくまでリリースを軽減するだけですが
このカード単体からでも場に出せるのがポイントです。
②:このカードが墓地に存在する場合、
手札からサイキック族・幻竜族モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードをチューナー扱いで特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、墓地に存在する場合に
手札からサイキック族か幻竜族1体を捨てる事で
自身を墓地からチューナー扱いで特殊召喚する自己蘇生効果です。
【電脳堺】では同じく自己蘇生効果を持つ電脳堺姫-娘々をコストにできれば無駄がありません。
このターン、自分はレベルまたはランクが3以上のモンスターしか特殊召喚できない。
デメリットとしてこの効果で特殊召喚した場合、フィールドから離れた場合に除外され
またレベルかランクが3以上のモンスターしか特殊召喚出来なくなります
チューナーになるのでシンクロ素材にする事も出来ますが
繰り返し蘇生を狙いたいのであればランク6のエクシーズ素材として活用するのがいいでしょう。
色んな幻竜族やサイキック族デッキに
【電脳堺】としてはレベル6の中でも他にカードが無くても出せるのがポイントで
手札にレベル6の電脳堺しかない場合でもまずこのカードを出す事で
他の電脳堺の展開に繋げていく事が可能です。
特にレベル6の電脳堺を主軸にする場合にこれはありがたいでしょう。
自己蘇生効果もありランク6のエクシーズ召喚に積極的に活用していけます。
また電脳堺に関する効果の類はなく
サイキック族、幻竜族全般で活用が可能なカードとなっています。
ランク6のエクシーズ素材として使いやすいカードですが
メインデッキからレベル6のサイキック族や幻竜族と並べるよりは
一旦レベル6のシンクロを経由してそちらと一緒にエクシーズ素材にする方が動きやすいでしょう。
勿論使い捨てと割り切ってこのカードをシンクロ素材として活用するのも全然アリです。
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