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ソード・ワールド2.5ルールブックⅢ登場!新種族「ティエンス」や強くなったSS武器など、レンジャーもはじまってます

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ソード・ワールド2.0のバージョンアップとなる2.5。

そのルールブックⅢが1月19日に発売されました。

これでようやく2.5でも高レベルで遊べます。

今回もまた2.0からの変更がいくつもあるので紹介していきたいと思います。

 

 

 

新種族「ティエンス」

さてやはり多くの人が注目するものと言えば追加種族でしょう。

今回登場する新種族は人間と魔物を混ぜて作られたと言われるティエンスです。

魔法文明時代に奈落に対抗する為に生み出されたと言われるこの種族は

金、銀、銅といった鉱物の色をした髪に宝石のように輝く瞳、

そして額や胸、手の甲などに宝玉が埋め込まれているのが特徴的です。

鉱物人間という意味ではSW2.0にもフロウライトという種族がいますが

コブラのクリスタルボーイみたいな見た目をしていたあちらと違い

こちらはより人間に近い外見をしています。

男性が190センチ、女性が180程度と高い身長を持っており

寿命は50年と短めですが仮死状態になって老化を防ぐ能力があります。

また種族としての個体数が少ないため基本的に他種族と結婚します。

性格は物静かだったり実直的なヒトが多いようですね。

 

ステータスとしては生命と精神がやや高く他は可もなく不可もなくって感じです。

全体的にかなり平均的なステータスなので人間と同じように

何でもそつなくこなせる分器用貧乏になりがちな所があるでしょう。

種族特徴としてテレパシー能力といえるものがあり

10メートル以内の誰か1人と思念での意思疎通が可能になっています。

言葉が通じない相手ともコミュニケーションが取れるので結構便利です。

そしてこの種族特徴の真価は騎獣に使用した場合であり

騎獣を鼓舞する事で1分間騎獣の命中と回避にボーナス修正を与えられます。

ヴァルキリー以上にライダー技能に特化した種族特徴だと言えるでしょう。

この種族特徴から前衛をやるにしても後衛をやるにしても

ライダー技能と組み合わせる事がオススメです。

種族特徴が強化されると射程が伸びたりボーナス値が増えたりします。

 

 

ライダー技能、アルケミスト技能実装

今回からライダーとアルケミストも解禁です。

どちらも基本的な概要こそ変わらないものの細かな数字が変わっていたり

新しい騎芸や賦術が追加されていたりします。

 

まずライダー技能で追加されたものとして「以心伝心」というものがあり

騎手と騎獣同士で視覚などの感覚を共有できるようになります。

騎手が持つ鷹の眼や暗視を騎獣にも持たせられたり

逆に魔動機の機械による知覚を騎手にも持たせられたりします。

また特に強化された騎芸としてタンデムがあり

同乗者の受けるペナルティが-1にまで軽減され両手も使用可能と

一気に実用的になっています。

その一方でMP譲渡や縦横無尽が削除されたり

高所攻撃、HP強化、バランスが下方修正をくらっていたりもします。

面白いのは魔法指示で1日に指示できる回数に制限が付いた代わりに

10レベルになると「瞬時魔法指示」というのが取得可能になり

これがあれば補助動作や戦闘準備での魔法指示が可能になります。

 

アルケミスト技能の賦術は全体的にかなり変更が加えられています。

追加された賦術では「マナスプラウト」というものがあり

対象に1ラウンドだけ外付けのMPを付けられるというものです。

単純にMPの節約として機能しますし

特にMPを持たないグラスランナーに使うと色々捗りそうです。

他にも「デラックスマテリアル」という賦術があり

これは効果時間中カードの効果を1ランク低いものとして扱う代わりに

賦術の達成にボーナスを与えるというものです。

ランクSSでこれを使った際のボーナス修正はなんと+10、

ここまでボーナスがあればボス相手でも無理やり抵抗突破が可能になるでしょう。

強化されたものではヒールスプレーがあり1レベルから取得可能になっており

射程はB、Aランクでの回復量も向上しています。

リインフォースは逆にS、SSランクでの上昇値が上方修正されています。

その一方でコンセントレーションが削除、

ヴォーパルウェポンやパララミズミストが弱体化していたり

イニシアティブブーストはエンサイクロペディアが自動成功しなくなっています。

大幅に変わったのはコンバインマテリアルで

デラックスマテリアルの逆バージョンとも言うべき性能になっています。

またスラッシュフィールドはほぼ逆の効果になっているので注意です。

 

 

魔法は全回復系が軒並み修正されました

魔法も各種15レベルまで実装されました。

修正された魔法を細かく記載していくときりがありませんが

特に大きな変更があったのはレストレーションやアルティメットヒーリングなどの

全回復系で全回復から一定量の回復へと弱体化しています。

これは恐らくボスエネミーが使う事を想定してのものだと思われ

数百点あるボスのHPが全回復してしまうという悪夢がこれでなくなります。

あと新しい神こそいませんが2.5で追加された神のレベル13特殊神聖魔法が解禁、

特に強烈だと思ったのがミリッツァの特殊神聖魔法「スケープ・ゴート」で

1ラウンドの間範囲内の任意のキャラクターが受けるダメージを全て肩代わりしつつ

不屈の効果を得た上で生死判定に出目10以上で自動成功するというものです。

他にもミルタバルの特殊神聖魔法「ハイパー・アクセラレーション」は

補助動作や戦闘準備で使用でき1ラウンド器用度と敏捷度に+12します。

非常に強力な魔法ですが消費MPも22とかなり強烈です。

 

 

戦闘特技に関して

戦闘特技にも新しいのが追加されており

アルケミスト用の特技では「賦術全遠隔化」というものがあります。

これは射程接触の賦術を射程10メートルに変更するというもので

これにより拡大で使用する事も可能になると

射程接触の賦術の使い方をがらっと変える代物となっています。

既存の特技では二刀無双が特に大きな変化があり

SW2.0では必要筋力20までだったのが無制限になっています。

他にも変幻自在、クリティカルキャスト、賦術強化、バイオレントキャストにⅡが、

呪歌追加や鎧貫きにⅢが新たに追加されています。

 

そして一番大きな変更と言ってもいいのがレンジャーです。

韋駄天が消えた代わりにレベル12で縮地が実装され

レベル15には「ランアンドガン」という戦闘特技を自動取得、

通常移動でも制限移動限定の行動が使用可能になるというものです。

騎芸のバランスが弱体化した事もあり

レンジャー15だからこそできるビルドというものが出てくるでしょう。

そしてレンジャーの革命は技能だけにとどまりません。

 

アイテムに関して

装備面でもレンジャーにとって革命的なアイテムが登場しました。

その名もグリーンベルト。これは装備する事で

どのような場所でも自然環境として扱う事ができるというもので

屋内であってもレンジャー技能に一切の制限がかからなくなります。

2.5のレンジャーはまさに2.0から生まれ変わった存在と言えるでしょう。

 

また今回からSS装備が解禁されましたがこれも全体的に強化されています。

SW2.0時代ではダメージ修正のなかったSS装備ですが

2.5では軒並み片手では+1、両手では+3の修正が加わります。

価格も全体的にリーズナブルになっており

例えばSSフレイルのタイラントは2.0時代は114000Gしましたが

2.5では78000Gと大分値下がりしています。

基本的にSS武器は値下がりしていますが

エクレールやトライエッジは逆に値段が上昇しています。

またクァッドブレイズやル=インダリアなどの属性を付与する武器は

MPを消費する事で属性を付与しさらに追加ダメージも増える仕様になっています。

これらの妖精の武器強化を施す事によって

追加した属性でもダメージボーナスが得られるようになっていますので

妖精の武器強化の重要性がより高まったと言えるでしょう。

 

 

 

上記に挙げた変更点以外にもまだまだ様々な変更点があります。

いずれにしてもこれで本格的に2.5でプレイができるようになりましたね。

後はサプリメントなどの追加に期待でしょうか。

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