弟子はとっても優秀だった!
2016年9月21日にVジャンプ11月号が発売されます。
今回紹介するのはそのVジャンプ11月号の付録となるこのカードです。
幻想の見習い魔導師
効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
①:このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ブラック・マジシャン」1体を手札に加える。
③:このカード以外の自分の魔法使い族・闇属性モンスターが
相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時、
手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ2000アップする。
新しいブラック・マジシャン関連のレベル6魔法使い族です。
まさに幻想の黒魔導師のブラック・マジシャン・ガール版とも言える外見です。
褐色の肌からブラマジガールの生前の姿であるマナのイメージが強く残ってますが
幻想の黒魔導師同様に髪の毛がものっそい伸びてます。
ブラック・マジシャン・ガールがペガサスの故郷であるアメリカ人ではなく
ちゃんとエジプト人をイメージして作られたらこんな感じになるんでしょう。
①の効果は手札を1枚捨てる事で手札から特殊召喚できるというものです。
いわばレベル6版のTHEトリッキーと言える効果であり
レベル5であるあちらとはまた違う需要が存在するでしょう。
魔法使い族でありもう1体レベル6の魔法使い族を揃える事ができれば
風紀宮司ノリトやマジマジ☆マジシャンギャルのエクシーズ召喚が狙えます。
他にもレベル1のチューナーを通常召喚するなりして
アーカナイト・マジシャンのシンクロ召喚を狙ってもいいでしょう。
②の効果はこのカードが召喚、特殊召喚に成功した場合に
デッキから師匠を1枚サーチするというものです。
師匠を手札に加える手段としては他にイリュージョン・マジックがあり
あちらは一気に2枚手札に加える事が出来ますが
こちらは1ターンに1度の制約もなく①の効果で特殊召喚したり
あるいは蘇生やアドバンス召喚をするたびに師匠をサーチ可能であり
また手札に来た師匠を①の効果のコストにしたりと色々と小回りが利きます。
ただ師匠はデッキから特殊召喚する手段も豊富に存在しており
あまりデッキからばかすか師匠をサーチしてしまうのも問題になります。
貪欲な瓶など師匠をデッキに帰す手段も用意しておくと
よりこの効果も使いやすくなるでしょう。
③の効果はこのカード以外の闇属性・魔法使い族モンスターが
相手モンスターと戦闘するダメージ計算時に
手札、もしくはフィールドのこのカードを墓地に送る事で
そのダメージ計算時の間のみ攻撃力を2000アップさせるというものです。
月影のカルートのような手札誘発のコンバットトリック用の効果ですが
手札だけでなくフィールドからでも発動できるのが特徴で発動タイミングの関係上
フィールドから墓地に送って発動しても戦闘の撒き戻しは発生しません。
また攻撃力の上昇量も2000と高く師匠に対して発動できれば
その攻撃力は4500にまで到達します。
ちょうど青眼の究極竜と互角に渡り合える攻撃力ですね。
シャドール・ドラゴンなど下級アタッカーに対して発動した場合であっても
ほぼ全てのモンスターに打ち勝てるようになります。
ちなみに生前の師匠である守護神官マハードは
そもそもが光属性である為、この効果の対象にできません。残念
なんていうか至れり尽くせりなカードです
どの効果をとっても非常に優秀で、【ブラック・マジシャン】であれば
展開力と打点を同時に補う事のできる優秀なカードとなってくれます。
闇属性魔法使いやレベル7の多い【魔術師】にも
ブラックマジシャンと一緒に出張させやすいでしょう。
またそれぞれの効果が優秀の為、①の効果、もしくは③の効果
どれか1つのみを目当てに他のデッキに採用する選択肢も充分にありです。
①の効果はラブラドライドラゴンとレベルスティーラーを採用している聖刻で
手札のレベルスティーラーを墓地に落としつつレベル6を展開可能です。
それ以外にもランク6のエクシーズ召喚を狙うデッキであれば
手札1枚あれば特殊召喚できるカードとして重宝してくれるでしょう。
③の効果は闇属性・魔法使い族を扱うデッキ全般で恩恵があり、
特に打点不足に悩まされやすい【墓守】などには非常にありがたい効果です。
霊滅術師カイクウの効果を通したい時にも使えます。
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