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遊戯王アークファイブ第114話『闇に輝く超銀河』感想

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遊戯王ARC-V114話の感想です。

見事勝鬨相手のエンタメデュエルを成功に収めた遊矢。

一方でデニスを追いかけるカイトは・・・。

 

 

同門対決

融合次元で見事に再開を果たした遊矢と柚子、

しかし柚子は遊矢の手を取りある場所へと駆け出します。

そこに遊矢の父、榊遊勝がいると言って。

そしてアカデミア行きと思われる豪華客船に乗り込む遊勝と明日香

明日香は自分もついていくといいますが遊勝はそれに反対のようです。

しかしこの豪華客船にデニスも追いついていました。

デニスは遊勝をアカデミアに行かせまいと立ちはだかります。

明日香が戦おうとしますがデニスは彼女の事は眼中に無い様子、

やはり師匠である榊遊勝に何かしら思う事が多いのでしょう。

しかしそこに待ったをかけるカイトの姿が、

デニスはカイトも眼中に無い様子でしたが彼が遊勝の弟子である事、

そしてエクシーズ次元が今復興に向かっているという事を知り、

負けたら瑠璃の居場所を教えるという約束を受けながらその勝負に応えます。

せっかくのエンタメデェルを豪華客船の人達にも見てもらおうと言いながら、

この時デニスはカイトの事をヒール(悪役)と呼んでおりカイトは怒っています。

カイトもなんだかんだでヒーロー願望があるのかもしれません。

こうしてカイトVSデニスの勝負が始まりました。

 

 

デニスの術中

先行はデニス、

まず彼は新しいエンタメイジのペンデュラムである

Emバブル・ガードナーとEmキャンディ・クラフトマンをセッティング

ハットトリッカーとフレイムイーターのペンデュラム召喚をします。

そしてこの2体でトラピーズマジシャンをエクシーズ召喚、

いきなりエースモンスターを呼び出してターンエンドです。

 

続いてカイトのターン、ドロー。

まずは2体分のエクシーズ素材となる光波双顎機を特殊召喚、

次に通常召喚した光波翼機をリリースして光波双顎機のレベルを8に、

そして光波双顎機を使って銀河眼の光波竜をエクシーズ召喚しました。

ギャラクシーアイズの攻撃力3000に対してトラピーズは2500、

しかしただ攻撃するだけではつまらないだろうと煽るデニスに対して

それに応えるようにギャラクシーアイズの効果を発動、

トラピーズマジシャンのコントロールを奪ってギャラクシーアイズにします。

そしてギャラクシーアイズでデニスにダイレクトアタックをしかけます。

しかしデニスは手札からEmストリング・フィギュアを特殊召喚、

これは直接攻撃された時に手札から特殊召喚が可能であり

さらにバトルで破壊されずに戦闘ダメージを0にするという強力なカードです。

直接攻撃でしか発動できない為、普通にトラピーズマジシャンを攻撃されていた場合、

そのまま倒される事になりましたが上手い事カイトを罠にはめました。

それに加えてEmキャンディ・クラフトマンのペンデュラム効果を発動して

ライフを1000ポイント回復します。完全にデニスの作戦通りといった感じです。

カイトはカードを1枚伏せてターンエンド、

トラピーズマジシャンのコントロールも戻ります。

 

 

エンタメイジ融合モンスター

デニスのターン、ドロー。

彼はEmダメージ・ジャグラーを召喚・・・それも禁止カードじゃないか!

そしてストリング・フィギュアのさらなる効果が発動、

なんとこのカードを融合素材にする時手札無しで融合を可能にします。

ストリング・フィギュア、随分と効果てんこ盛りで強力なカードです。

そしてストリング・フィギュアとダメージジャグラーを素材にして

Emの融合モンスター、Emトラピーズ・フォース・ウィッチを融合召喚します。

ようやくトラピーズマジシャンの相方を出す事が出来たというデニス、

スパイとして行動している間は使う事が出来なかったのでしょう。

カイトはトラピーズフォースウィッチを見てこちらの攻撃力を下げるつもりと判断、

罠カード「光波抑止力」によってギャラクシーアイズに破壊耐性を付与します。

トラピーズ・フォース・ウィッチの効果、それはEmがバトルする時に

相手モンスターの攻撃力を600ダウンさせるというもの。

しかも1ターン1度の制約もなくEmが攻撃するたびに効果が発動します。

カイトの予測はずばり当たっていたのですがデニスは甘くありませんでした。

そしてその真価を見ろと言わんばかりにトラピーズマジシャンの効果を発動、

オーバーレイユニットを2つ使いトラピーズ2体に連続攻撃効果を付与します。

そしてまずはトラピーズマジシャンでギャラクシーアイズを攻撃、

1回目の攻撃でギャラクシーアイズの攻撃力は2400に低下しますが

光波抑止力によって破壊は免れダメージもわずか100に留まります。

しかしそれは1回目だけの話、Emが攻撃するたびに

ギャラクシーアイズの攻撃力は600ずつ低下していくのです。

そしてデニスの攻撃はあと3回残っておりトラピーズマジシャンと

トラピーズフォースウィッチの波状攻撃により

ギャラクシーアイズの攻撃力は600にまで低下、

カイトのライフも残り200にまで減らされてしまいました。

カイトを一方的に追い詰めるデニス、

どうやらアカデミアの要注意人物であるカイトの事は調べつくしていた様で

ここまでは完全にデニスの思惑通りといった感じです。

デニスはこれでターンエンドです。

 

 

新たなるネオギャラクシーアイズ

追い詰められたカイトのターン、ドロー。

彼が引いたカードはサヤカから貰ったリトル・フェアリー、

それを召喚した時にデニスもデータには無いと驚いています。

それに対してカイトは

「エンタメとは予測できない事をして驚かせるものだろう」

と見事な言い返しを、デニスもこれに対して反論は出来ないようです。

そしてリトルフェアリーの効果でサイファー・エトランゼを墓地に送り

リトルフェアリーのレベルを4にします。

この時サイファー・エトランゼの効果が発動、手札から墓地に送られた事で

デッキからランクアップマジックをサーチします。カイトがサーチしたのは

RUM-光波昇華(サイファー・アセンション)で早速これを発動、

銀河眼の光波竜をランクアップさせランク9、

超銀河眼の光波龍(ネオギャラクシーアイズ・サイファー・ドラゴン)を

エクシーズ召喚しました。

元々の攻撃力4500に加えて光波昇華の効果で5000にまで上昇しています。

超銀河眼の光波龍の効果はまさに銀河眼の光波竜の強化版、

相手のモンスターのコントロールを全て奪い超銀河眼の光波龍にしてしまいます。

これによりトラピーズマジシャンとトラピーズフォースウィッチを奪われ

デニスの場ががら空きになってしまいます。

しかしデニスはまだ落ち着いています。

この効果で奪ったモンスターはこのターン攻撃できず、実質的に攻撃できるのは

ネオギャラクシーアイズとリトルフェアリーの2体のみである事、

さらにバブル・ガードナーの効果によりダメージを半分に減らせる為、

このターンではデニスのライフポイントは0にならない為です。

しかしカイトがさらに発動するのは光波干渉!

作中何度もカイトが使ってきたこのカード、

同名モンスターが2体いる時にそのうち1体の攻撃力を倍にする効果は

まさにダブル・アップ・チャンスのリスペクトとも言えるでしょう。

こうして攻撃力10000となったネオギャラクシーアイズの攻撃により

デニスのライフは一気に0となりました。カイトの勝利です。

 

 

勝者と敗者に祝福を

カイトにまけたデニスはがっくりと膝をつきます。

黒咲とカイトに立て続けに負けたデニスはショックを隠せない様子です。

決着がついた時、遊勝は率先して2人に対して拍手を送りました。

それに釣られるように観客達が大きな拍手で二人を称えます。

そして師匠である遊勝は「最後まで観客を喜ばせてこそエンタメ」と

デニスを叱責しますがデニスは敗者である自分にもう出番は無いといいます。

しかし先ほども言ったように観客達が称えるのはカイトとデニスの2人、

素晴らしいデュエルには敗者もまた等しく称えられるのです。

この時遊勝はデニスはまだ負けた事が無かったのだと言いますが、

遊勝さん、一応その人わざと悪役演じて負けた事もあるんですよ。

というかVS権現坂のエピソードは自分がデニス好きな一番の理由なので

そこの所もうちょっと掘り下げて欲しいんですけど!けど!

まあそれでも本気で勝とうとして勝てなかったのは黒咲が初めてなのでしょう。

 

 

道化師の仮面

遊勝はデニスに一緒についてきて欲しいと手を差し伸べますがデニスはそれを拒否、

一度ランサーズを裏切った自分にはもう戻る資格は無いと言います。

そして約束どおり瑠璃と、そしてリンの居場所を遊勝達に教えるデニス、

これはアカデミアにとっての最高機密の1つでありそれを漏らしたデニスは

もはやアカデミアにも居場所が無いとの事。

ランサーズにも戻れず、アカデミアに戻れなくなったデニスは

遊矢達と一緒にいた時は本当に楽しかったと言い残し海に近づきます。

そして最後のエンタメと称して彼が行った行動は海に飛び降りながら

自分自身をカード化して散るというものでした。

遊勝の手に残されたものは1枚のカードのみでした・・・。

最後の彼の目には涙らしき光が見えましたがそれを表には見せませんでした。

彼は最後まで自分の本心に仮面を被せて退場したのです。

 

一方で船を捜して合流しようとしている遊矢達ですが見つかる気配がありません。

そんな中遊矢達の前に現れたのはかつてバレットに飛ばされたセレナの姿でした。

なんかすっごいドヤ顔です。

 

 

 

 

 

 

 

アークファイブで一番好きなキャラが退場してしまいました・・・

デニス・マックフィールド自分からカード化するという

デニス・マックフィールド、自分は彼のエンタメが本当に好きでした。

毎回見事なデュエルで驚かせ、時には悪役を演じ、

今回のデュエルでも終始観客を賑やかせるデュエルをしていたと思います。

いつか彼がランサーズに戻って欲しいと願っていましたがついに叶う事はありませんでした。

1つ救いであるのが少し前にカード化していた人を戻す方法があると判明していた点、

これが無ければもう少しショックが大きかったでしょう。

しかしカードになってしまったデニスですがまだまだ謎な部分は多いです。

彼のエンタメイジがエンタメイトに関連する効果がある理由も謎のままですし

結局の所彼の本心が全て明かされたとは言いがたい状態です。

今後これらの謎が解明される日もくるのでしょうか。

 

 

次回予告 115話『決闘海賊(デュエルかいぞく)キャプテン・ソロ』

あ、やっぱり罠だった。

というわけで

というか予告にセレナと柚子が隣り合って立っている場面があるんですが

このセレナ、明らかに柚子より一回り背が高いような・・・。

もしかしたらこのセレナは何物かが変装した偽者かもしれませんね。

 

 

超熱血!デュエル塾

司会は遊矢と権現坂、そして久々に登場の塾長修造です。

今回はデニスとカイトのデュエルについてのおさらいでした。

どうやらトラピーズ・フォース・ウィッチこそがデニスの本当の切り札のようです。

何気にOCG版のトラピーズマジシャンともかみ合った効果を持っています。

 

 

Em(エンタメイジ)トラピーズ・フォース・ウィッチ
融合・効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2400/守1800
「Em」モンスター×2
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「Em」モンスターは効果では破壊されず、
相手の効果の対象にならない。
②:自分フィールドにこのカード以外の「Em」モンスターが存在する限り、
相手はこのカードを攻撃対象にできない。
③:自分フィールドの「Em」モンスターが相手モンスターと戦闘を行う場合、
その相手モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力は600ダウンする。

 

 

超銀河眼の光波龍(ネオ・ギャラクシーアイズ・サイファー・ドラゴン)
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/光属性/ドラゴン族/攻4500/守3000
レベル9モンスター×3
①:このカードが「銀河眼の光波竜」を素材としてX召喚に成功した場合、
以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を全て取り除いて発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターのコントロールを可能な限り得る。
この効果でコントロールを得たモンスターのカード名は「超銀河眼の光波龍として扱い、
攻撃力はこのカードと同じになり、効果は無効化される。
また、そのモンスターはこのターン攻撃できない。
●表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
このカードの効果でコントロールを得たモンスターのコントロールは、
元々の持ち主に戻る。

 

 

RUM-光波昇華(ランクアップマジック サイファー・アセンション)
①:自分フィールドの「光波」Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターよりランクが1つ高い「光波」モンスター1体を、
対象の自分のモンスターの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は、
自分フィールドのレベル4以上のモンスターの数×500アップする。

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