《怒小児様（おこさま）》遊戯王ＯＣＧカード考察　効果が無効になるたびにどんどん強くなるしフリーチェーン除去まで生える

今回紹介するのは１月２７日発売の

LEGACY OF DESTRUCTION（レガシー・オブ・デストラクション）よりこのカードです。

カード説明

wiki

炎属性獣族のランク１エクシーズモンスターです。

怪獣の着ぐるみを着た子供が泣きながら駄々をこねています。

名前の通りに怒った小児であり

それでいて「おこさま」とルビが振れるようなったネーミングとなっています。

効果が無効になるたびに怒って強くなる

エクシーズ素材に特に指定はなく

レベル１モンスターを２体揃える事でエクシーズ召喚が可能です。

ある程度レベル１を並べられるデッキであれば問題なく出せるでしょう。

①の効果は同一チェーン上で１度、カードの効果が無効になった場合に

自分か相手の墓地のカードを１枚ずつ自身のオーバーレイユニットにします。

最初のオーバーレイユニットは２枚ですが効果を発動する度に

４枚、６枚と２つずつオーバーレイユニットを増やしていく事が可能であり

②の効果に影響していきます。

条件となるカードの効果が無効になるトリガーは

「灰流うらら」や「エフェクト・ヴェーラー」といった無効にする効果を持つものや

カウンター罠などが基本となってくるでしょう。

相手がこれらのカードを発動しても発動できるので一定の牽制としても機能します。

②の効果は自身が持っているオーバーレイユニットの数によって効果が３つの効果を得ます。

オーバーレイユニットが１つ以上の場合、その数×７００だけ自身の攻撃力守備力がアップします。

最初の段階では攻撃力守備力は１４００と貧弱ではあるものの

１度①の効果を発動できれば２８００、もう１度発動できれば４２００と

①の効果を発動すればするほど攻撃力と守備力がどんどん上昇していきます。

オーバーレイユニットが４つ以上の場合、戦闘破壊耐性と効果破壊耐性が付与されます。

場持ち性能が上がり、打点アップと合わせてより頼れるアタッカーとなるでしょう。

オーバーレイユニットが８つ以上の場合、オーバーレイユニットを４つ消費する事で

場のカードを全て破壊できます。

条件さえ満たせばフリーチェーンで場を焼け野原にできる強力な妨害効果として機能します。

自分のカードも巻き込まれますが自身は４つ以上の効果で生き残ります。

なおターン１制限がないので素材さえあれば連発する事も可能です。

１度発動して効果が無効にされたらオーバーレイユニットが増えて

もう１回発動が狙える、なんてケースもあるでしょう。

総じて１度①の効果が発動できれば破壊耐性つきの２８００打点として活用でき

もう１度発動できればフリーチェーン除去持ちの４２００打点にまで化けるので

汎用ランク１としてかなり高いポテンシャルを秘めたカードです。

「灰流うらら」などの手札誘発やカウンター罠、

それから「迷い風」のような無効化手段を多く採用していれば

オーバーレイユニットを増やす機会も多いでしょう。

なにかすごい悪用できそうなカードなんですよね。

専用デッキとか組んでみる価値あるかもしれません。