今回紹介するのは12月23日発売の
QUARTER CENTURY DUELIST BOX(クォーター・センチュリー・デュエリスト・ボックス)
よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・ペンデュラム・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの、「覇王眷竜」Pモンスターか
「覇王門」Pモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
チューナー+チューナー以外の闇属性Pモンスター1体以上
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「覇王龍ズァーク」として扱う。
②:このカードが、戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後、
または相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
自分のデッキ・EXデッキ・墓地から「覇王眷竜」モンスターを2体まで守備表示で特殊召喚する。
③:モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
覇王龍ズァークの派生となる闇属性ドラゴン族の
レベル12ペンデュラムシンクロモンスターです。
覇王龍ズァークの横に付き従うように覇王眷竜クリアウィングが浮かび上がっています。
よく見ると覇王龍ズァークが手をかざしており
覇王眷竜クリアウィングに命令を下しているのでしょう。
元の覇王龍ズァークがペンデュラム融合だったのに対して
このカードはペンデュラムシンクロになっています。
アニメにおいて覇王龍ズァークは融合だけでなく
シンクロとエクシーズの要素も兼ね備えた特別なモンスターでした。
このカードは融合の側面が強くなっていた元の覇王龍ズァークに対して
シンクロの側面が強くなった覇王龍ズァークなのでしょう。
戦闘破壊するかダメージ与えたら覇王眷竜2体を特殊召喚
シンクロ素材には非チューナーに闇属性ペンデュラムを指定しています。
出し方の例としては「覇王眷竜オッドアイズ」などの闇属性レベル8ペンデュラムを
レベル4チューナーと一緒に並べるなどでシンクロ召喚が狙えます。
レベル8闇属性シンクロペンデュラムには「超重神将シャナーO」がいるので
そちらを経由する事でレベル4モンスターのみでシンクロ召喚する事も可能です。
「GO-DDD神零王ゼロゴッド・レイジ」などのレベル10闇属性ペンデュラムをPゾーンに置き
EMオッドアイズ・シンクロンで特殊召喚しつつシンクロ召喚する手もあります。
モンスター効果の①はモンスターゾーンに存在している間、
カード名を覇王龍ズァークとして扱う名称変更効果です。
これにより「覇王龍の魂」などのサポートカードに対応する他、
「覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン」を特殊召喚する為のリリース要員にもなれます。
オッドアイズ・アークレイ・ドラゴンと違いあくまでモンスターゾーンでのみ名前が変わるので
素の覇王龍ズァークと合計で3枚までしか入れられないといった事もありません。
または相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
自分のデッキ・EXデッキ・墓地から「覇王眷竜」モンスターを2体まで守備表示で特殊召喚する。
モンスター効果の②は相手モンスターを戦闘破壊したダメージ計算後か
戦闘ダメージを与えた時に
デッキ、エクストラデッキ、墓地のいずれかから
覇王眷竜を2体まで守備表示で特殊召喚ができます。
素の「覇王龍ズァーク」が持っていたものと違い、守備表示限定で追撃には使えないものの
2体まで特殊召喚が可能になっており墓地からの蘇生にも対応しています。
あらかじめ特殊召喚できるモンスターをエクストラデッキに用意しているのであれば
「覇王眷竜ダーク・リベリオン」や「覇王眷竜オッドアイズ」をエクストラデッキ出す事で
間接的に2体の覇王眷竜か覇王門の特殊召喚に繋げられます。
そうでない場合でも「覇王眷竜ダークヴルム」や「覇王眷竜ライトヴルム」の2体を出す事で
それぞれの効果を発動出来るのでアドバンテージをより確保していけます。
ちなみにこの効果、1ターンに1度の制約がありません。
「ペンデュラム・エボリューション」などで全体攻撃を付与して複数回攻撃した場合、
その度に効果の発動が狙えます。
このカードを自分のPゾーンに置く。
モンスター効果の③は戦闘破壊か効果破壊された場合に自身をペンデュラムゾーンへ置きます。
ペンデュラム複合のエクストラデッキのモンスターではお馴染みの効果ですね。
除外やバウンスでは効果を発動できないので
いざという時は自分から破壊するのも選択肢です。
①:自分フィールドの、「覇王眷竜」Pモンスターか
「覇王門」Pモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを特殊召喚する。
ペンデュラム効果は1ターンに1度、
自分モンスターゾーンの覇王眷竜ペンデュラムか覇王門ペンデュラムをリリースする事で
自身を特殊召喚できます。
覇王龍ズァークを主軸とするデッキであればリリース要員の確保は難しくないでしょう。
素の覇王龍ズァークより出しやすい面も
素の「覇王龍ズァークよりも場持ち性能では劣るものの
一気に2体の覇王眷竜を特殊召喚できるので攻撃が通った場合のうま味が大きくなっています。
またレベル12のシンクロ召喚の要領で出せるので
素の「覇王龍ズァーク」よりも準備なしで出しやすいというのもポイントで
特に「覇王天龍オッドアイズ・アークレイ・ドラゴン」に繋げる場合は
こちらの方が優れている側面も多いです。
状況によってこのカードのまま運用するかにアークレイ・ドラゴンにバトンタッチするか選べるので
使い分ける事でより柔軟な対応が可能となるでしょう。
ズァークさんも満足の性能な事でしょう。
ちなみに②の効果で出せるカードはエクストラデッキだけで賄えますし
覇王眷竜クリアウィングなどは効果を使えずともエクシーズ素材に利用できるので
【覇王龍ズァーク】以外のデッキでも闇属性ペンデュラムさえ用意していれば
運用する事が可能です。
ただその場合、②の効果で出す覇王眷竜と合わせてエクストラデッキの枠をかなり消費するので
ある程度専用の構築は必要になってくるでしょう。
OCGでは覇王龍ズァークの特性を
融合、シンクロ、エクシーズで別々に用意する事で
表現しようとしているみたいですね。
そのうちエクシーズの覇王龍ズァークも出て来そうです。
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