今回紹介するのは6月24日発売の
トリプルビルドパック ゴッドブレス・ウィングに収録されるこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示の「ハーピィ・レディ」
または「ハーピィ三姉妹」がいる場合に発動できる。
【効果】自分の墓地の「ハーピィ・レディ」「ハーピィ三姉妹」を合計2体まで選び、
自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
このターン、自分は攻撃表示モンスター(攻撃力1200以下)に攻撃宣言できない。
OCGにも存在していたハーピィ・レディ用のサポートである
万華鏡-華麗なる分身-がラッシュデュエルに登場です。
ビフォー
↓
アフター
構図はそのままですがハーピィ・レディの表情がより鮮明に描かれていますね。
OCG版よりも美しさに磨きがかかっています。
墓地からハーピィ・レディやハーピィ三姉妹を蘇生
または「ハーピィ三姉妹」がいる場合に発動できる。
【効果】自分の墓地の「ハーピィ・レディ」「ハーピィ三姉妹」を合計2体まで選び、
自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
このターン、自分は攻撃表示モンスター(攻撃力1200以下)に攻撃宣言できない。
その効果は自分の場にハーピィ・レディかハーピィ三姉妹が表側でいる場合に
墓地からハーピィ・レディとハーピィ三姉妹を2体まで特殊召喚できるというものです。
参考までにOCG版の万華鏡-華麗なる分身-の性能を見て見ましょう。
通常魔法
①:フィールドに「ハーピィ・レディ」が存在する場合に発動できる。
手札・デッキから「ハーピィ・レディ」または
「ハーピィ・レディ三姉妹」1体を特殊召喚する。
はい、見ての通りOCG版とはまったく別物といっていい効果になっています。
OCGからラッシュデュエルに移植されるにあたり性能がアレンジされたカードは色々ありますが
ここまで別物になったカードというのは早々ありません。
OCG版はハーピィ・レディやハーピィ・レディ三姉妹を
デッキや手札から特殊召喚出来る効果でしたが
ラッシュデュエル版はそれが不可能になり墓地からの蘇生限定になった代わりに
2体まで特殊召喚が可能となっています。
また素のハーピィ・レディだけでなくハーピィ三姉妹がいる事でも条件を満たす事が可能であり
これにより墓地にハーピィ三姉妹が2体いれば
ハーピィ三姉妹を勢ぞろいさせるという事も狙えます。
特にハーピィ三姉妹を3体並べてトライアングル・X・スパークに繋げられれば理想的です。
ハーピィ三姉妹以外ではハーピィ・レディ1も蘇生候補して有力であり
風属性モンスター全体の強化に繋がり複数体並べられれば強化数値も重複します。
なお制約としてこのカードを発動したターンは
攻撃力1200以下の攻撃表示モンスターに攻撃ができなくなります。
これは原作遊戯王において効果を発動したターン攻撃できなかった制約を踏襲したものであり
攻撃力1200以下というのはその際対峙していたベビードラゴンを意識した数値になっています。
実際の所守備表示モンスターには問題なく攻撃ができますし
攻撃力1200以下を攻撃表示で立たせる事は本来稀なのでそこまでこの制約で困る事はないでしょう。
ただ相手が意図的にこのカードの対策として攻撃力1200以下を
攻撃表示で立たせてくることはありえます。
このカードの性能がまったくの別物になっているあたり
ラッシュデュエルにはサーチやリクルートは取り入れないという
鉄の意思が感じられますね。
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