反逆の罪宝-スネークアイ。
デュエリスト・ネクサスにおいて登場したカードであり
この時点ではちょっと特殊な除去効果を持つ汎用カードでした。
ですが7月22日発売のAGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)において
「罪宝」に関するテーマが登場いたしました。
今回はそんなテーマの1つ【ディアベルスター】について紹介したいと思います。
目次
テーマ特徴
テーマの特徴を挙げると以下の通りです。
・賞金首となっている罪宝狩りの女ディアベルスターのテーマである
・モンスターは黒魔女ディアベルスター1体のみでこれを主軸にしていく
・罪宝と名の付くカード全般をサーチでき一緒に登場したテーマ【スネークアイ】と組みやすい
・長期ストーリーテーマと思われ今後長期的に新規カードが来る可能性が高い
・こういう悪そうなお姉さんがふとした事で少年拾って情が沸いてくるとかいいよね
黒いローブに赤いな仮面、そして禍々しい形の剣を持つ謎の女、黒魔女ディアベルスター。
どうやら彼女は自分のものにする為か、はたまた破壊する為か
「罪宝」と呼ばれるものを探している様子です。
そんな彼女ですがどうやら賞金首として手配書が広まっている様子です。
罪宝狩りの為に色々と派手にやらかしているのか
それとも罪宝狩りという行為そのものが罪なのか各所で恨まれている様子ですね。
カード名の由来は悪魔の名前を意味する「ディアベル」+
ゾロアスター教の聖典「アヴェスター」からだと思われます。
アメリカ開拓時代における山賊女王と称された伝説の女性「ベル・スター」や
災害を意味する「ディザスター」もかかっているかもしれませんね。
既にこのカードに関連する別のテーマ【スネークアイ】の存在から
アルバスの落胤やヴィサス=スタフロストのように
長期ストーリーに関連するモンスターである可能性が高いです。
「烙印」や「世壊」、「聖遺物」などのように
「罪宝」がストーリーにおけるキーワードになってくるのでしょう。
兎にも角にもキーカードとなるのは
現在唯一のモンスター「黒魔女ディアベルスター」です。
このカードはレベル7ですが手札や場のカードを墓地へ送る事で特殊召喚が可能であり
また場に出た時に各種罪宝をサーチできるので取り回しはかなりいいです。
このカードをサーチできる“罪宝狩りの悪魔”も墓地から除外する事でドローが可能なので
単純にこの2枚でお互いをサーチし合うだけでも最低限の運用は可能です。
その他にこのカードでサーチできる死の罪宝-ルシエラや裏切りの罪宝-シルウィアは
モンスターを墓地へ送る必要がある代わりに妨害手段に優れた効果を持っています。
ディアベルスターは相手ターンに墓地へ送られた場合、そのまま自己蘇生ができるので
自身を墓地へ送りつつこれらの効果を発動しつつまた自己蘇生する、というのが
このテーマにおける動きの基本となってきます。
現状だとテーマに関連するカードが少ないので
他のテーマと混ぜるようにデッキを組むのが基本となってくるでしょう。
一緒に登場した新テーマである【スネークアイ】は
ディアベルスターでサーチでき、かつサポートを共有できる原罪宝-スネークアイの存在など
ある程度一緒に組む事も想定されています。
また死の罪宝-ルシエラはレベル7の魔法使い族全般に対応するので
【ウィッチクラフト】や【ブラックマジシャン】のように他の魔法使い族テーマに混ぜる手もあります。
ディアベルスターが場のカードを墓地へ送って特殊召喚できるので
場に不必要なカードが残りやすいテーマとも相性がいいです。
恐らくは新たなる長期ストーリーのテーマである事から
【スネークアイ】に限らず今後登場する新テーマとサポートを共有したり
ディアベルスター関連の新規カードが来る可能性が高いです。
事実現在モンスターが1体しかいないにも関わらず
「ディアベルスター」というカテゴリを指定するサポートカードが存在している事から
今後新規カードが登場する事が既に示唆されています。
アルバスの落胤やヴィサス=スタフロストがそうであったように
日を追うごとにサポートカードが充実していき強力なテーマになっていく事に期待したいですね。
相性がいいと思われるカード
フィールド魔法
①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
相手よりLPが少ないプレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。
②:お互いのプレイヤーは1ターンに1度、
自分メインフェイズに1000LPを払って以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果の発動に対して、お互いは魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
●デッキから1枚ドローする。
●このカードを破壊する。
●相手は1000LP回復する。
デッキから1枚ドローできるフィールド魔法です。
ライフコストこそ必要であるもののドロー効果を発動した後に
黒魔女ディアベルスターを特殊召喚する為のコストにする事が可能であり
損失なく展開できると同時に相手にこのカードの利用をさせません。
通常魔法
①:相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃宣言できず、リリースできない。
相手モンスターのコントロールを1ターンの間得るコントロール奪取の1つです。
奪ったモンスターは黒魔女ディアベルスターを特殊召喚するコストにでき
展開の補助と奪ったモンスターの処理をスムーズに行えます。
カードリスト
効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「罪宝」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
③:このカードが相手ターンに手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札・フィールドからカード1枚を墓地へ送り、このカードを特殊召喚する。
速攻魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のデッキ・墓地から「ディアベルスター」モンスター1体を手札に加える。
②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
「“罪宝狩りの悪魔”」以外の自分の墓地・除外状態の「罪宝」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキの一番下に戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドのレベル7以上の魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。
以下の効果をそれぞれ適用する。
●対象の表側表示モンスターはこのターン、他のモンスターの効果を受けず、
次のターンのスタンバイフェイズに墓地へ送られる。
●相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力は、対象のモンスターの攻撃力分ダウンする。
この効果で攻撃力が0になった場合、さらにそのモンスターを破壊する。
通常魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカード以外の自分フィールドの表側表示カード1枚を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキから炎属性・レベル1モンスター1体を特殊召喚する。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「スネークアイ」モンスターか
「ディアベルスター」モンスター1体を対象として発動できる。
デッキから炎属性・レベル1モンスター1体を手札に加える。
その後、対象のモンスターをデッキの一番下に戻す。
通常罠
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分の手札・フィールド(表側表示)から「ディアベルスター」モンスター1体を墓地へ送り、
フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果を無効にする。
②:自分の「ディアベルスター」モンスターまたは
自分の「罪宝」魔法・罠カードの効果の発動にチェーンして、
相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その相手の効果を無効にする。
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