今回紹介するのは7月22日発売の
AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)よりこのカードです。
目次
カード説明
フィールド魔法
①:1ターンに1度、発動できる。
自分フィールドのスピリットモンスター及び「霊魂鳥トークン」の中から、
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるようにリリースし、
デッキから風属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。
②:1ターンに2度まで、自分フィールドの表側表示の風属性モンスターが自分の手札に戻った場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地・除外状態の、スピリットモンスター1体か儀式魔法カード1枚を手札に加える。
●デッキから「星逢の天河」1枚を自分フィールドにセットする。
【エスプリット】用のフィールド魔法です。
竹林に設置された祭壇が輝き
夜空に3枚の孔雀の羽根の紋様が浮かび上がっています。
この紋様は霊魂の拠所や霊魂の降神のイラストでも確認できる事から
エスプリットにおける象徴的なマークなのでしょう。
「神籬(ひもろぎ)」とは神道において神社や神棚以外で祭祀を行う場合に
臨時的に神を降臨させる為の依り代です。
大きな石や榊や松といった木が依り代として使われる事が多いです。
風属性儀式をデッキから儀式召喚
自分フィールドのスピリットモンスター及び「霊魂鳥トークン」の中から、
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるようにリリースし、
デッキから風属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
自分の場のスピリットモンスターや霊魂鳥トークンを
レベル合計以上になるように儀式の生け贄としてリリースして
デッキから風属性儀式モンスターを儀式召喚するというものです。
儀式素材はスピリットや霊魂鳥トークン限定、儀式モンスターは風属性に限定されており
生け贄もフィールドからに限定されているものの
デッキから直接儀式モンスターを儀式召喚可能です。
一緒に収録された霊魂鳥影-彦孔雀や霊魂鳥影-姫孔雀、
召喚権を使わずに展開できかつ再利用もしやすい幸魂が生け贄として使いやすいです。
以下の効果から1つを選択して発動できる。
②の効果は1ターンに2度、自分の場の表側の風属性が手札に戻った場合に
2つある効果から1つを選択して発動できるというものです。
エスプリットモンスターはいずれもスピリット故に手札に戻る性質があり
それが発動トリガーとして機能します。
刀皇-都牟羽沓薙も風属性スピリットなのであちらでも条件を満たせます。
1ターンに2度まで発動可能であり片方の効果を2回発動する事も
それぞれの効果を1度ずつ発動する事もできます。
1つ目の効果は墓地や除外ゾーンから
スピリットモンスターや儀式魔法を手札に回収できるというものです。
除外ゾーンからも回収できるというのがポイントで
霊魂の降神で除外したスピリットモンスターや
緊急儀式術で除外した霊魂の降神を再利用できます。
2つ目の効果はデッキから星逢の天河を場に直接セットできます。
スピリットのセルフバウンスから発動を狙う場合、タイミングがエンドフェイズになりがちですが
サーチでなく直接セットする形なので次の相手ターンにはカードの発動が狙えます。
星逢の天河はエスプリッとにとって強力な儀式サポートであり
これをデッキから直接引っ張ってこれる意義は大きいです。
いやぁどっちの効果も実に強力です。
このカード自体が儀式魔法の役割を果たす事ができ
幸魂あたりを場に用意できれば霊魂鳥影-彦孔雀や霊魂鳥影-姫孔雀を
デッキから直接引っ張りだしてくる事が可能です。
特に霊魂鳥影-彦孔雀は儀式召喚時にスピリットと儀式魔法の両方をサーチできるので
そこから更なる儀式召喚の足掛かりにしていけます。
②の効果も【エスプリット】であれば各種儀式モンスターを出して
それらが手札に戻った際に自然と発動条件を満たせるので
継続的にアドバンテージを稼ぐ手段としてとても有用です。
星逢の天河は優秀なサポートカードでありつつもサーチ手段に乏しかったのが難点でしたが
この効果でデッキから直接セットできるようになったのでより発動が狙いやすくなりました。
墓地や除外ゾーンから天岩戸を回収して
霊魂鳥神-彦孔雀で手札から特殊召喚するといった動きも狙いやすいでしょう。
七夕だからエスプリット強化来ないかなーって思ってたら
本当に来ました。
この調子で毎年七夕にはエスプリット強化来たら嬉しいですね。
コメント