今回紹介するのは7月22日発売の
AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・ペンデュラム・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
【Pスケール:青13/赤13】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のPゾーンにカードが2枚存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、以下を適用できる。
●自分のPゾーンのカード1枚をデッキに戻す。
自分のEXデッキに戻った場合、さらにそのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる。
【モンスター効果】
ドラゴン族の融合・S・X・Pモンスター1体ずつ合計4体
このカード名はルール上「覇王龍ズァーク」として扱う。
EXデッキの裏側のこのカードは、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの闇属性・レベル12の「覇王龍ズァーク」1体を
リリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
①:このカードがEXデッキから特殊召喚した場合に発動できる。
デッキからPモンスター1体を自分のPゾーンに置く。
②:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
覇王龍ズァークの進化形となる光属性ドラゴン族のレベル12ペンデュラム融合モンスターです。
今回の看板をとめるモンスターでもあります。
ビフォー
↓
アフター
黒を基調としていた体色が淡い金と鮮やかなエメラルド色へと変わっています。
また翼部分にはオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを思わせる赤と緑の宝石が
胴体部分にはダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンを思わせる赤と黒の模様が、
腰回りにはクリアウィング・シンクロ・ドラゴンを思わせる緑色のパーツが
周囲に展開された半円にはスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンを思わせる赤い宝玉と棘があり
4つの召喚法を冠する竜の要素がそれぞれちりばめられています。
覇王龍ズァークよりも遊矢たちズァークシリーズの面影が色濃く反映されているのでしょう。
名前もまたズァークとレイ、それぞれの名前を刻まれており
ズァークとレイが和解して通じ合った事が示唆されます。
まさに覇王龍ズァークの闇の心が解け、光となった存在なのでしょう。
好きなペンデュラムをスケールセット
EXデッキの裏側のこのカードは、融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールドの闇属性・レベル12の「覇王龍ズァーク」1体を
リリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる。
融合素材にはドラゴン族の融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラムモンスターを1体ずつ指定しています。
これは覇王龍ズァークと同じ融合素材指定です。
またそれとは別に闇属性レベル12の覇王龍ズァークをリリースする事でも
エクストラデッキから直接特殊召喚する事が可能です。
わざわざ属性とレベルが指定されているのは名前をコピーして出されないようにするのと
同名カードをリリースして2体目を出さないようにする為でしょう。
覇王龍の魂を使って覇王龍ズァークを出した場合エクストラデッキに戻ってしまうデメリットが発生しますが
エクストラデッキに戻る前にこのカードにバトンタッチさせる事が可能となります。
まずルール上覇王龍ズァークとして扱う効果外テキストが存在します。
これにより覇王龍の奇跡など各種覇王龍ズァーク用のサポートに対応しています。
ただ覇王龍ズァークと完全に同名カードとして扱う為に
エクストラデッキにあちらを含めて合計3枚までしか採用出来ません。
このカードを扱う場合、素の覇王龍ズァークも活用していく事になるので
どちらを何枚採用するかの判断は重要です。
デッキからPモンスター1体を自分のPゾーンに置く。
モンスター効果の①はエクストラデッキから特殊召喚した場合に
デッキからペンデュラムモンスター1体をペンデュラムゾーンに置けるというものです。
任意のペンデュラムモンスターを直接スケールセットできる効果であり
ペンデュラム召喚の大きな助けとなってくれます。
このカードのスケールと②の効果を考えるのであれば
スケールの低いペンデュラムをセッティングするのがいいでしょう。
中でも覇王門の魔術師はこのカードに耐性を付与する役割も担えます。
このカードを自分のPゾーンに置く。
モンスター効果の②はモンスターゾーンで破壊された場合に
ペンデュラムゾーンに置くというものです。
覇王龍ズァークにも備わっている効果でありこの効果の発動を狙うのであれば
ペンデュラムゾーンに空きを確保しておきたい所です。
破壊以外の除去には無力なのも同等なので覇王門の魔術師で耐性を付与したり
覇王龍の奇跡などで自分から破壊する事で発動をフォローするのがいいでしょう。
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のPゾーンにカードが2枚存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、以下を適用できる。
ペンデュラム効果は1ターンに1度、
ペンデュラムゾーンにカードが2枚存在する場合に自身を特殊召喚するというものです。
自身のモンスター効果でもデッキからペンデュラムモンスターを引っ張ってこれるので
条件を満たすのはたやすくそのまま②のモンスター効果に繋げられます。
●自分のPゾーンのカード1枚をデッキに戻す。
自分のEXデッキに戻った場合、さらにそのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる。
また効果発動後、自分のペンデュラムゾーンのカードを1枚デッキに戻し
それがエクストラデッキに戻った場合はそれを召喚条件無視で特殊召喚する事もできます。
もし覇王龍ズァークをペンデュラムゾーンに置けていればそれを特殊召喚して
このカードと一緒に並べると言った芸当も可能です。
メインデッキに戻した場合はただ単純にアドバンテージを失う結果になりやすいですが
発動するかどうかは任意なので都合が悪い場合は発動しなければよく
ペンデュラムゾーンに空きを作りたい場合などには活用できます。
素の覇王龍ズァークに比べるとモンスター効果では見劣りするものの
ペンデュラム効果で再度特殊召喚が狙えるので
除外やバウンスなどされない限り継続的なアドバンテージの獲得が狙いやすいです。
何よりも覇王龍の魂で出した覇王龍ズァークからバトンタッチするように出せるので
実質的な出しやすさ、特に蘇生制限の満たしやすさではこちらの方が上と言えます。
結果として覇王龍の奇跡のような
場に覇王龍ズァークがいる事を条件とするカードの使いやすさにも貢献してくれるでしょう。
これにはズァークさんもご満悦です。
攻撃力こそ4000と高いものの特殊召喚して①のモンスター効果を発動した後は
破壊されるまでは特に効果を持たないモンスターとなります。
破壊をする事でペンデュラムゾーンから再度特殊召喚が狙えるようになるので
一度特殊召喚したらできる限り破壊を狙っていきたい所です。
素の覇王龍ズァークと違って耐性の類も持たないので
覇王龍の奇跡のようなリリース・エスケープの要領で破壊する手段は用意しておきたいです。
スケールが13なのでスケール要員としても魅力的です。
ペンデュラム効果からも覇王龍ズァークと一緒に
スケールにセットする事が想定されている感じですね。
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