今回紹介するのは7月22日発売の
AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)よりこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
このカード名の②の効果は1ターンに4度まで使用できる。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「ホルス」モンスターは、自身を対象としないカードの効果では破壊されない。
②:手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「ホルス」モンスター1体を墓地へ送る。
③:1ターンに1度、自分の「ホルス」モンスターが
相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを墓地へ送る。
【ホルス】用の永続魔法です。
まさにその名の通りに古代エジプトにおけるミイラを入れる棺です。
古代の棺と呼ぶには中々に未来的なデザインとなっており
中央にはホルス神と思われるシンボルマークがあります。
1ターンに4度まで手札を消費して墓地肥やし
自分フィールドの「ホルス」モンスターは、自身を対象としないカードの効果では破壊されない。
①の効果はこのカードが場に出ている間、
自分の場のホルスモンスター対象に取らない効果に対する破壊耐性を付与するというものです。
各種ホルスは他のカードが場から離れると発動する効果を所持しており
全体除去を受けてしまうとそれらの発動が出来なくなってしまうのですが
このカードがあればサンダー・ボルトのような全体除去を防ぐ事が可能です。
自分が発動するカードに対しても同様の耐性が付与されるので
激流葬で相手モンスターだけ全滅させるといった芸当も可能となります。
②:手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「ホルス」モンスター1体を墓地へ送る。
②の効果は1ターンに4度、手札を1枚墓地へ送る事で
デッキからホルスと名の付くモンスターを墓地へ送る墓地肥やし効果です。
いや1ターンに4度までて!
手札1枚をコストに墓地肥やしを行うというのは竜の渓谷に近い感じの効果であり
それを4度まで行えるので手札が許せば4種類のホルスを全て墓地へ送る事が可能です。
各種ホルスは全てこのカードがある時に墓地から蘇生が可能であり
墓地へ送る事がそのまま展開に繋がります。
手札のホルスを捨てられるというのもポイントでそのまま蘇生に繋げられるので
手札からホルスを捨て別のホルスをデッキから墓地に送るという風にすると
手札の消費も抑えられます。
相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを墓地へ送る。
②の効果は1ターンに1度、ホルスモンスターが相手と戦闘を行うダメステ開始時に
その相手モンスターを墓地へ送るというものです。
攻撃を介する必要があるものの対象耐性と効果破壊耐性を突破できる除去であり
【ホルス】は蘇生からの大量の展開が狙える上に全体除去もされにくいので
どれか1体の攻撃は通る見込みも高いです。
防御手段としても有効で相手に安易なモンスターの戦闘破壊を許しません。
【ホルス】における最重要カードです。
【神碑】における神碑の泉や【王】における王の舞台ぐらいのキーカードであり
「ホルスというテーマを大きく支える」というよりは
「このカードがなかったらホルスというテーマが機能しない」といってもいいカードです。
どれだけこのカードの確保、意地ができるかが【ホルス】というテーマの主題になってきます。
幸いホルスの栄光-イムセティにおけるサーチに対応しているので初手からの確保は難しくなく
場にホルスがいる状態でこのカードを除去してしまうと
各種ホルスの効果が発動してしまうので相手としても安易に除去はできません。
ただ「このカードを出してから墓地ホルスを蘇生させるまでの間」に隙があります。
特に②の効果で手札を消費した際にフリーチェーンの魔法罠除去を撃たれてしまうと
蘇生にも繋げられずディスアドバンテージになってしまうので気をつけたい所です。
また墓地肥やしを伴うカードなので灰流うららで妨害されてしまい
墓地が肥えていない段階だと1ターンの間まともに動けなくなるという事もおこりえます。
一応無効化されても墓地のホルスの蘇生は可能なので
無効化された時の事を考えるなら手札コストで優先的に各種ホルスを墓地へ送りたい所です。
1ターンに4回までとか普通にテキストにあるの割と衝撃的です。
ホルスは1度回ったら本当にやりたい放題できそうですね。
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