《新世壊成劫（しんせかいじょうこう）》遊戯王ＯＣＧカード考察　４つの世壊の種族が皆暮らせる地形が出来上がりました

今回紹介するのは４月２２日発売の

DUELIST NEXUS（デュエリスト・ネクサス）よりこのカードです。

カード説明

wiki

ヴィサス＝スタフロスト用のサポートとなる通常罠です。

緑と湖にあふれた大地に所々ドームが点在しています。

そして一番高い所には巨大な桜の木が立っており

その上空から空に穴をあけるかのように何かが落ちてきています。

肆世壊＝ライフォビア、壱世壊＝ペルレイノ、六世壊＝パライゾス、伍世壊＝カラリウムの

４つの世壊が融合されたかのような形をしており

恐らくこれがヴィサス＝スタフロストが新たに作り出した新世壊なのでしょう。

「成劫（じょうこう）」仏教用語において

世界の成立から無にいたるまでの４つの期間である四劫の一番最初、

世界に自然や生物が生まれる期間を意味します。

まさに今新しい世界が作られている最中という事なのでしょう。

墓地からヴィサス関連の魔法罠を回収

①の効果は１ターンに１度、

効果テキストに「ヴィサス＝スタフロスト」の名が記された墓地の魔法罠１枚を

自分の場にセットするというものです。

ヴィサス関連の４テーマである【スケアクロー】【ティアラメンツ】【クシャトリラ】【マナドゥム】は

この条件を満たす魔法罠が数多く存在しており状況に応じた魔法罠の回収が可能です。

また速攻魔法や罠をセットした場合はすぐさま発動する事も可能です。

このカード自身も罠である事を考えても出来るだけ速攻魔法や罠をセットした方が迅速に動けますが

これらの４テーマはフィールド魔法も優秀なのが揃っているので

多少発動が遅れてもセットする価値は十分にあるでしょう。

②の効果は１ターンに１度、墓地から除外する事で

同名カード以外で効果テキストに「ヴィサス＝スタフロスト」の単語がある魔法罠３枚を

デッキに戻すというものです。

直接的なアドバンテージに繋がる効果ではありませんが

デッキにサーチしたい魔法罠がもうない場合にデッキに戻して再びサーチが可能となります。

とりあえずヴィサス関連の４テーマであれば①の効果だけでも十分に意味はあるでしょう。

特に【ティアラメンツ】は墓地にカードを送る機会が多い関係で

①の効果でセットする魔法罠に困るケースも少なく、

墓地へ送りすぎてしまった場合などにも③の効果でデッキに戻すといったフォローが可能です。

実際に４つの世壊の住民が

この新しい世壊で過ごす様子なども見てみたいですね。

マナドゥムはいつも通りに木の実の世界でのんびり過ごしてそうですが。