今回紹介するのは3月18日発売の
デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズ にて収録されるこのカードです。
目次
カード説明
儀式・効果モンスター
星5/闇属性/獣戦士族/攻2000/守1850
「レシピ」カードにより降臨。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「ヌーベルズ」カードまたは「レシピ」カード1枚をデッキから手札に加える。
②:相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリリースし、
手札・デッキからレベル6の「ヌーベルズ」儀式モンスター1体を特殊召喚する。
このカードが「ヌーベルズ」モンスターの効果で特殊召喚されている場合、
この効果は相手ターンでも発動できる。
【ヌーベルズ】に属する闇属性獣戦士族のレベル5儀式モンスターです。
ムニエルから青い鷹と赤い熊を肩に従える悪魔が顕現しています。
3体とも眼が赤く燃える様に輝いていたりと威圧感満載ですが
コック帽をかぶっている熊がちょっと可愛いですね。
カード名は「ムニエル」+「バラム」からだと思われます。
ムニエルは「粉屋の娘」という意味を持つ魚の調理法の1つで
魚の切り身に塩コショウで下味をつけた後に小麦粉をまぶし
バターで両面を焼いた後にレモンをふりかけます。
バラムはソロモン72柱における51番目の悪魔です。
牡牛、人間、山羊の三つの頭を持ち燃え上がる炎の目を持つ悪魔であり
また狂暴な熊にまたがり拳に鷹を携えていると言われています。
元は主天使だったのが堕天した存在であり
過去・現在・未来に関する正確な知識や機知・策略を授けると伝えられます。
ヌーベルズやレシピをサーチ
各種レシピカードによる儀式召喚に対応していますが
ポワレティス・ド・ヌーベルズやフォアグラシャ・ド・ヌーベルズの効果でも特殊召喚が可能です。
この2体は何かしらモンスターを攻撃や効果の対象にすれば繋げる事ができますし
モンスター効果で特殊召喚する事で全力を発揮できるので
できるだけこの2体から出したい所です。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「ヌーベルズ」カードまたは「レシピ」カード1枚をデッキから手札に加える。
①の効果は1ターンに1度、特殊召喚した場合に
ヌーベルズかレシピと名の付くカードをデッキから手札に加えるサーチ効果です。
ブエリヤベース・ド・ヌーベルズの上位互換とも言える感じの万能のサーチ効果であり
特に他のレシピカードのサーチもできるNouvellez Auberge 『À Table』が
サーチする筆頭候補となるでしょう。
②:相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリリースし、
手札・デッキからレベル6の「ヌーベルズ」儀式モンスター1体を特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、相手の攻撃表示モンスターをリリースする事で
手札やデッキからレベル6のヌーベルズ1体を特殊召喚するというものです。
現状レベル6のヌーベルズはバグリエル・ド・ヌーベルズのみなので
実質的な専用サポートですね。
あちらを特殊召喚する事で相手モンスターを全てリリースする事ができるので
実質的な全体除去を兼ね備えた効果となっています。
この効果は相手ターンでも発動できる。
またヌーベルズモンスターの効果で特殊召喚していれば
フリーチェーンでの発動が可能となります。
こうなると実質的なフリーチェーンの全体除去として機能するので
強力な妨害手段として活用していく事が可能となります。
ただ攻撃表示の相手モンスターしかリリースする事ができないので
相手側もできるだけ守備表示で出すように展開してくるでしょう。
相手が通常召喚してきた時やリンク召喚してきた時に
それを逃さないように効果を発動したい所です。
総じてシンプルで優秀な除去と実質的なフリーチェーン全体除去を兼ね備えた
強力なカードとなっています。
潤滑油として何かとお世話になるポワレティス・ド・ヌーベルズから繋げられるのもポイントであり
ブエリヤベース→ポワレティス→バラムニエル→バグリエル
といった感じで特殊召喚を繋げていくのは1つの展開の基準となるでしょう。
きっとバラムツのムニエルではないはず。
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