今回紹介するのは1月14日発売の
CYBERSTORM ACCESS(サイバーストーム・アクセス)よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3500
チューナー+チューナー以外のドラゴン族モンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:除外されている自分または相手の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
②:相手がモンスターの効果を発動した時、
除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
さらに、対象のカードの持ち主が自分の場合、そのモンスターを破壊する。
相手の場合、その発動した効果を無効にする。
【ビーステッド】の新規となる闇属性ドラゴン族のレベル10シンクロモンスターです。
凶導の白き天底がドラゴンになったような姿となっています。
白と赤黒を基調として紫の舌が伸びた禍々しさは相変わらずですが
あちらよりステータスもレベルも低下しています。
弱ったアルバ・ゾアをビーステッドが取り込んだ姿なのかもしれません。
「ディス・パテル」とはローマ神話における冥界を司る神です。
ギリシア神話のハデスがローマ神話に取り入れられたものでありプルートとも呼ばれます。
相手のカードを戻せば無効、自分のカードを戻せば破壊
シンクロ素材にはチューナー以外にドラゴン族を指定しています。
【ビーステッド】においてはレベル6のビーステッドとレベル4チューナーを並べる事で
シンクロ召喚が可能です。
【アルバスの落胤】の要素を混ぜつつ白の聖女エクレシアや
赫の聖女カルテシアを活用するのが並べやすいでしょうか。
①:除外されている自分または相手の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
お互いの除外ゾーンにある光属性か闇属性モンスター1体を特殊召喚するというものです。
光属性や闇属性を除外して展開していく【ビーステッド】であれば
特殊召喚するカードに事欠くことはないでしょう。
単純に展開に繋がる効果であり間接的な墓地アドバンテージの回復としても機能します。
基本的には自分のモンスターを特殊召喚する事になると思いますが
もし相手のエース級を特殊召喚出来る状況であればそちらを奪ってしまうのもいいでしょう。
②:相手がモンスターの効果を発動した時、
除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
さらに、対象のカードの持ち主が自分の場合、そのモンスターを破壊する。
相手の場合、その発動した効果を無効にする。
②の効果は1ターンに1度、相手がモンスター効果を発動した時に
お互いの除外ゾーンからカードを1枚デッキに戻します。
この際に自分のカードをデッキに戻していればその発動したモンスターを破壊し、
相手のカードをデッキに戻していればその効果を無効にします。
発動したモンスターや状況に応じて効果を使い分けられるのが理想的ですが
安定して発動出来るのは自分で除外カードを用意できる破壊効果の方になるでしょうか。
とはいえ除外をまったく活用しないデッキというのもあまりないので
無効効果の方も発動出来る状況は多いです。
結構色んなデッキで使えます
シンプルにアドバンテージが取りやすい特殊召喚効果に
モンスター限定ながら緩い条件で発動出来る妨害効果、
そして攻撃力3500と高めのステータスという
全体的に高水準なバランスを誇る優秀なカードです。
シンクロ素材もとりあえずチューナー以外のドラゴン族を用意できればOKと
【ビーステッド】に限らず様々なドラゴン族デッキでシンクロ召喚が狙いやすく
例えば【カオスドラゴン】などはビーステッド同様に
間接的な墓地アドバンテージの回復としても重宝してくれるでしょう。
ちなみにレベル2のチューナー+レベル6のチューナー以外を用意できるのであれば
アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴンを経由する事でこのカードに繋げられます。
ドラゴン族に限らず光属性と闇属性のシンクロデッキ全般で活用できるようになるので
覚えておいて損はないでしょう。
ストーリー的にはどのような立場の存在なのか気になる所です。
アルバ・ゾアを倒した後の更なる敵なのでしょうか。
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