今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星8/闇属性/鳥獣族/攻2500/守2000
「アルバスの落胤」+獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:融合・S・X・リンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
その後、フィールドのモンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す事ができる。
②:相手ターンに、このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地の「アルバスの落胤」1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードの内、1体を特殊召喚し、もう1体を除外する。
アルバスの落胤の新たなる融合体となる闇属性鳥獣族のレベル8融合モンスターです。
アルバス君、掴まってるだけ
キットが操縦する黒いボディの機械竜の左腕に灰燼のアルバスが捕まっています。
アルバスの融合体にも関わらず明らかにキットの方が本体なイラストです。
乗っただけ融合というのはいくつもありましたが操縦者を別にして
融合素材の本体的な人物がそれに捕まっているというのは中々斬新です。
まあストーリー的にアルバスは竜化の力を失ってるみたいですからしょうがないですね。
青い稲妻のようなエネルギーを放出している事から
無尽機関アルギロ・システムの力を取り込んでいるものと思われます。
「リンドヴルム」とはドイツやスウェーデンに伝わる伝説上のドラゴンで
2つの翼と一対の前足、蛇のように長い胴体を持つと言われています。
同じくキットが開発したと思われる鉄駆竜スプリンドもこのリンドヴルムが名前の由来と思われ
スプリンドを改良発展させたのがこのリンドヴルムなのだと思われます。
EXデッキのモンスターの効果を無効にしつつ対象に取らないバウンス
融合素材にはアルバスの落胤と獣族、獣戦士族、鳥獣族のいずれか1体を指定しています。
アルバス関連のサポートには鳥獣族の鉄獣鳥 メルクーリエや獣族のスプリガンズ・キットがいるので
これらを烙印融合などでアルバスの落胤と共に融合素材にしていくのがいいでしょう。
【鉄獣戦線】や【ふわんだりぃず】などが相手であれば
アルバスの落胤の効果で相手モンスターを融合素材に狙っていく事もできます。
とはいえふわんだりぃずが相手だと機能し辛い効果なのが悩ましい所でしょうか。
①:融合・S・X・リンクモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
その後、フィールドのモンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す事ができる。
①の効果は1ターンに1度、融合、シンクロ、エクシーズ、リンクのいずれかの効果が発動した時に
その効果を無効にしつつフィールドのモンスター1体を手札に戻すというものです。
EXデッキのモンスター全般に対する優秀な妨害効果であり
効果を封じた上で対象に取らないバウンスが狙えます。
無効にするモンスターとバウンスするモンスターは別でもいいので
相手の効果を無効にしつつ自分のモンスターを手札に戻して再利用する使い方や
場合によっては自分のモンスターの効果を無効にして
相手モンスターをバウンスするといった芸当も可能です。
②:相手ターンに、このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地の「アルバスの落胤」1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードの内、1体を特殊召喚し、もう1体を除外する。
②の効果は相手ターンに1度、
墓地にあるこのカードとアルバスの落胤のうちどちらか片方を除外して
もう片方を特殊召喚するというものです。
自身を蘇生すれば①の効果による無効とバウンスが再び狙えるようになりますし
アルバスの落胤を蘇生すればあちらの効果で相手モンスターを巻き込んだ融合召喚が狙えると
どちらを蘇生した場合でも妨害手段として機能します。
状況に応じてより相手に刺さる方を蘇生するといいでしょう。
例によって直接墓地に落とすのも効果的
EXデッキを活用するデッキ全般に通用する汎用性の高い妨害性能を持ったカードです。
前述の通りアルバスの落胤をメインとしたデッキではメルクーリエやスプリガンズ・キットを素材にできますし
【鉄獣戦線】や【リリカル・ルスキニア】といったデッキに
アルバスの落胤を混ぜて活用するのもいいでしょう。
EXデッキから直接墓地へ送った場合には、蘇生制限によって自身を蘇生する事はできないものの
アルバスの落胤をフリーチェーンで蘇生させることは問題なく可能であり
あらかじめアルバスの落胤を墓地へ落とせていれば十分に効果的です。
それにしてもサングラスが似合いすぎてますねキットちゃん。
キットが来るとシリアスで悲壮感漂う雰囲気をぶち壊してくれる期待があります。
特にシュライグお兄さんが死にそうなのでなんとかしてください。
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