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《凶導の白き天底(ドラグマのアルバ・ゾア)》遊戯王OCGカード考察 いかにもアルバス関連のラスボス的存在、降臨!

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今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。

 

 

カード説明

凶導の白き天底(ドラグマのアルバ・ゾア)
儀式・効果モンスター
星12/光属性/魔法使い族/攻4000/守4000
「凶導の福音」により降臨。
このカードは「ドラグマ」カードの効果でしか儀式召喚できない。
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「ドラグマ」モンスターは
相手が発動した融合・S・X・リンクモンスターの効果を受けない。
②:自分メインフェイズに発動できる。
相手は以下の効果から1つを選んで適用する。
●自身のEXデッキのカード2枚につき1枚、自身の手札・EXデッキからカードを選んで墓地へ送る。
●自身のフィールドの融合・S・X・リンクモンスターを全て持ち主のEXデッキに戻す。

wiki

 

【ドラグマ】の新規となる光属性魔法使い族のレベルレベル12儀式モンスターです。

 

翼の生えた灰色の体に口しかない頭部、悪魔のような爪と

実にSAN値が削られそうな禍々しい姿をしています。

足元には烙印劇城デスピアがありこのモンスターがいかに巨大かが伺えます。

攻撃力守備力が4000という事もあり

いかにもアルバス関連のストーリーにおけるラスボスといったオーラを出しています。

 

「ゾア」とはギリシア語で獣を意味する言葉です。

ビーステッドも意識したネーミングですね。

また両腕にあいた穴、胸元に突き刺された針、茨を思わせるような頭部の形状など

イエス・キリスト、それもゴルゴダの丘で磔にされたイエスを強く意識しています。

 

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エクストラデッキ半減かエクストラデッキのモンスター強制バウンスかの2択

「凶導の福音」により降臨。
このカードは「ドラグマ」カードの効果でしか儀式召喚できない。

対応する儀式魔法は凶導の福音であり

ドラグマ関連のカードでしか儀式召喚できない制約が存在しています。

ドライトロンあたりで悪用するなと言わんばかりの制約ですね。

ドラグマ関連の儀式魔法は他に凶導の葬列ドラグマトゥルギー存在していますが

このカードがレベル12という事もありEXデッキのカードでリリース要員を賄える

凶導の福音の方が儀式召喚手段として適しているでしょう。

 

ちなみに儀式召喚以外の特殊召喚には特に制約はありません。

一度蘇生制限を満たせば墓地から蘇生する事も可能です。

 

①:自分フィールドの「ドラグマ」モンスターは
相手が発動した融合・S・X・リンクモンスターの効果を受けない。

①の効果は自分の場のドラグマモンスター全員に

相手の発動した融合、シンクロ、エクシーズ、リンクの効果を受けない耐性を付与するというものです。

このカード自身にも恩恵があり

4000という高い攻撃力に加えて除去手段をEXデッキに依存している相手に対しては

高い場持ち性能を発揮する事が可能です。

 

永続効果は防げない点、魔法罠には無力な点には注意してください。

 

 

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
②:自分メインフェイズに発動できる。
相手は以下の効果から1つを選んで適用する。

②の効果は1ターンに1度、相手に2つの効果のうち1つを選ばせて適用させるというものです。

 

●自身のEXデッキのカード2枚につき1枚、自身の手札・EXデッキからカードを選んで墓地へ送る。

1つは相手のエクストラデッキのカード2枚に付き1枚、

相手の手札かエクストラデッキからカードを墓地へ送るというものです。

多くの場合、手札からではなくEXデッキから送る事を相手は選択する事と思われ

相手のエクストラデッキを半分に減らす事が可能です。

これ単体でもエクストラデッキがカツカツな相手にとってはいやらしい効果ですが

ドラグマは他にもエクストラデッキのカードを墓地へ落とす手段が豊富に存在しているので

この効果でエクストラデッキを半分にした後にさらに畳みかけるように削りにいけます。

 

ただ相手が旧神ヌトスのような墓地に送る事で発動出来る効果を持っていた場合、

逆に自分の首を絞める形にもなりかねない点には注意です。

それでも旧神ヌトスの除去効果はこのカードに通用しないのはありがたいポイントです。

 

●自身のフィールドの融合・S・X・リンクモンスターを全て持ち主のEXデッキに戻す。

2つ目は自分の場の融合、シンクロ、エクシーズ、リンクをEXデッキに戻させます。

相手に強要させる効果なのでそのモンスターがどんな耐性を持っていようが問答無用であり

 

 

②の効果は刺さるかどうかは相手次第の所がありますが

エクストラデッキがカツカツになりやすいシンクロやリンクメインのデッキは

エクストラデッキを半分に削られるというのは悲鳴ものでしょう。

相手がエクストラデッキからエースモンスターを出した後は

デッキバウンスの方を相手が選んでくれる事は稀ですが

エクストラデッキを削り切って墓地へ送れなくなった場合、

強制的にデッキバウンスの方を選ばざるを得なくなるので

ある意味エクストラデッキを根こそぎ削ってからが本領発揮と言えるでしょう。

 

単純に耐性持ちの4000打点アタッカーとして見ても優秀であり

エクストラデッキを積極的に活用するデッキ全般に強く出られる効果を持っています。

レベル12の儀式モンスターと切り札級の性能をしたカードですが

凶導の福音があれば結構簡単に場に出せるのも強みです。

 

ただ効果がエクストラデッキメタに偏りすぎてるので

【ふわんだりぃず】などエクストラデッキをあまり活用しない相手に対しては

効果的に機能しないのでかなり相性差が出るカードではあります。

 

 

まさにラスボスって感じのカードが出てきました。

ドラグマ関連のストーリーも終わりが見えてきましたね。

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