今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分フィールドの「ヴィサス=スタフロスト」1体と
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果を無効にし、その元々の攻撃力と元々の守備力の内、
高い方の数値の半分だけ対象の自分のモンスターの攻撃力をアップする。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
「トリヴィカルマ」以外の
「ヴィサス=スタフロスト」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
ヴィサス=スタフロスト用のサポートとなる通常罠です。
ヴィサス=スタフロストが右手をかかげそこにエネルギーのようなものが集約されていきます。
背景には六世壊=パライゾスの眷族物が斜めになって崩れ落ちようとしており
恐らくはクシャトリラ・アライズハートとの対決時に発生している出来事だと思われます。
カード名の由来は「トリヴィクラマ」+業を意味する「カルマ」からだと思われます。
トリヴィクラマとは「3歩」という意味を持つ
古代インドの聖典であるリグ・ヴェーダにて語られる神話の1つであり
ヒンドゥー教の神ヴィシュヌが巨大化し三歩によって地上、天、天界全てを跨ぎ
奪われた3つの世界をヴィシュヌが代表となって奪い返すと言われています。
ヴィサス=スタフロストがライフォビア、ペルレイノ、パライゾス3つの世界から
力を奪い取ったことを示唆しているのかもしれませんね。
相手の効果を無効にしつつそのステータスを半分奪う
①:自分フィールドの「ヴィサス=スタフロスト」1体と
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果を無効にし、その元々の攻撃力と元々の守備力の内、
高い方の数値の半分だけ対象の自分のモンスターの攻撃力をアップする。
①の効果は1ターンに1度、
自分のヴィサス=スタフロストと相手の効果モンスター1体をそれぞれ指定、
相手モンスターの効果を無効にしつつ、相手の元々の攻撃力と守備力の高い方の半分だけ
自身の攻撃力をアップさせるというものです。
相手の展開などを妨害する手段として効果的であり
それとは別にヴィサス=スタフロストが攻撃された際に
コンバットトリックとして活用する事も可能です。
ヴィサス=スタフロストは攻撃力が2100あるので
攻撃力4200まではこの効果で相打ち以上に持ち込めます。
コンバットトリックとして使う場合は効果モンスターにしか発動できないので
効果を持たないモンスター等には機能しない点には注意です。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
「トリヴィカルマ」以外の
「ヴィサス=スタフロスト」のカード名が記された魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
②の効果は1ターンに1度、墓地から除外する事で
同名カード以外で効果テキストに「ヴィサス=スタフロスト」の単語がある魔法罠を
デッキから手札に加えるサーチ効果です。
スケアクロー、ティアラメンツ関連の多くの魔法罠が該当しており
これらのデッキであればかなり自由度の高いサーチ手段として機能します。
①の効果とは1ターンに片方しか発動できないので
相手ターンに①の効果、自分ターンに②の効果と使い分けるのがいいでしょう。
ヴィサス=スタフロスト用のサポートとしては
妨害手段とサーチ手段を1枚でこなせる優秀なカードとなっています。
特に【スケアクロー】はヴィサス=スタフロストを無理なく組み込めるので
このカードも一緒に採用する価値は高いでしょう。
ヴィサス=スタフロスト用のサポートとしては身も蓋もないですが
②の効果だけでも有用なのでおろかな副葬あたりで
直接墓地に落としてしまう手もあります。
ティアラメンツの場合は自然に墓地に落ちるケースも多いでしょうし。
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