遊戯王ゴーラッシュ18話の感想です。
前回のあらすじ:娘の居場所はわしにも分からん
目次
新たなる宇宙子シリーズ、ヴィーナスガニ子!
フィッシャー須海に案内されてたどり着いたゴロッセオはいかにも不穏な空気が漂っていました。
ゴロツキどもが集うコロッセオだからゴロッセオだそうです。
ゴロッセオに入るとそこには身包みをはがされたジャージ三兄弟の姿がありました。
成り上がる為に挑戦したようですがどうやらゴロッセオのデュエリストは格が違うようです。
ジョウジ・ジャージは倒れる直前に忠告を告げます。
受付はそっちでトイレはその突き当りだと・・・あ、ご親切にありがとうございます。
早速受付に行くとそこにいたのは宇宙子シリーズでした。ゴーラッシュでも続々出てきそうな気配がします。
名前はヴィーナスガニ子、由来は金星ガニですね・・・・・・初めて知ったそんなの。
何星人だと聞かれて地球星人だと答える遊飛、強ち間違っていない呼称かもしれませんね。
ガニ子から色々とゴロッセオの説明がなされており
勝てばデュエルパワー以外にも商品が貰えたりもするようです。
観客も多いみたいですしかなり賑わってる様子ですね。
そして早速3番UFOにてデュエルが出来ると言われ
他の2人にばかり任せるわけにもいかないと遊飛が立候補します。
そうしてデュエルのステージに上がると観客から遊飛に対して野次が飛んできます。
この居住区において地球人はかなりアウェー扱いされる様子ですね。
対戦相手となるのはノムラトダマス、
一見地球人に見えますがシャボー星人という寄生型宇宙人ダマスが
野村という少年に寄生しています。ちなみにこの少年も別の宇宙人のご様子。
野村とダマス、2人揃ってノムラトダマスです。グラントリオンみたいな名前してんな。
早速遊飛VSノムラトダマスのラッシュデュエルが開始されました。
精神攻撃は基本
先行はノムラトダマス、ドロー。
青鬼マックスⅡとマグマゲドンを召喚、
そして「モンスターがその力を使う事が出来ない」という予言を残してターンエンドします。
遊飛のターン、ドロー。
ジョインテック・エースとスタンド・ヘッジホッグ、タライチュラを召喚、
スタンド・ヘッジホッグの効果でデッキトップを墓地へ送り、
それがモンスターであれば相手モンスターの弱体化ができますが
墓地へ送られたのは罠なので効果が不発に終わってしまいます。
早速予言が的中した形であり遊飛はただの偶然に決まっていると口では言うものの
明らかに動揺しています。遊歩が言うには遊飛は心理攻撃にとっても弱いようです。
2体リリースをしてジョインテック・レックスをアドバンス召喚し
タライチュラの効果で墓地からジョインテック・エースを回収して再び召喚します。
そしてノムラトダマスは「若者は手足を縛られ何もできず絶望する」とまた予言します。
ジョインテック・レックスでマグマゲドンを戦闘破壊した所で
青鬼マックスⅡをコストに罠「放棄星の呪い」を発動、
ライフを1000回復しつつ他のモンスターの攻撃を封じます。
遊歩が言っている通り、予言ではなく自分が伏せた罠カードの効果をあらかじめ言っているだけですが
遊飛は予言が的中していると思い込んでおりとっても動揺しています。
遊飛はこれでターンエンドです。
ノムラトダマスのターン、ドロー。
「全ての星が並ぶ時墓場は絶望で埋め尽くされる」とまた予言をしつつ
魔法「闇の量産工場」で青鬼マックスⅡとマグマゲドンを回収し
さらに魔法「惑星直列」を発動、相手の墓地にカードが3枚以上あればドローし、
自分の墓地にモンスターがいなければもう1枚ドローです。
そうして手札が充実した所で手札5枚をコストに魔法「最終戦争」を発動、
OCGにもあるカードでフィールドのカードを全て破壊してしまいます。
OCGだとコストがでかすぎてまともに使えませんでしたが
ラッシュデュエルならまだなんとか使えそうな魔法ですね。
ただカードの発動をそれっぽく言ってるだけで予言でもなんでもありませんが
遊飛はまさに絶望で埋め尽くされたような様子でジョジョンビドゥです。
「あれくらいで動じる遊飛では・・・」と何度も前振りするユウディアスがいい味出してます。
そして偽りの救世主を召喚しそれを墓地へ送る事で
災厄予幻士ノスフェラデイモスを特殊召喚します。
元々の攻撃力は0ですが相手の墓地を6枚デッキに戻し
デッキに戻した相手のカード×600攻撃力をアップさせる効果を持っています。
これにより攻撃力は3600に到達、さらに墓地から最終戦争を場にセットします。
最終戦争でがら空きになった遊飛にダイレクトアタックを仕掛けて
遊飛の残りライフが400になってしまいます。
ノムラトダマスはこれでターンエンドです。
ノスフェラデイモスの攻撃力は3600のまま、
この手の自己強化では珍しく相手ターンまで持続する様子です。
予言をする相手には・・・ギャンブルだ!
もう底知れぬ絶望の淵に沈んでそうな遊飛ですが
遊歩は「いい顔になってきた」とむしろ今の遊飛に期待を寄せています。
遊飛のターン、ドロー。
何をやっても勝てないと諦めモードに入ってしまった遊飛は・・・なんとコイントスを始めます。
表が出れば左端、裏が出れば右端のモンスターを召喚するといい
コルクトルーパーを召喚、相手の場に魔法罠が2枚あるので600ダメージを与えます。
そしてやはりコイントスで行動を決めつつネジマジロを召喚して
その効果でノストラデイモスを裏側守備表示にしてしまいます。
さらにフォークホークを召喚、効果でノストラデイモスを再び表側に、
一度裏側になった事でノストラデイモズの自己強化がリセットされ攻撃力0で矢面に立たされます。
そして2体リリースでジョインテック・トスケラトプスをアドバンス召喚、
その効果はコイントスをして表であれば攻撃力1500アップ、
裏ならば守備表示になってしまうというものです。
コイントスの結果は・・・裏。
外れで守備表示になるかと思いきや攻撃力が1500アップしていました。
そう、実は裏だというのは遊飛の勘違いで実際は表が出ていたのです。
コインの裏表を勘違いするのよくあります。自分も硬貨の裏表長い事勘違いしていました。
ついでに言うと今までずっとコインの裏表を逆に解釈して行動していました。
もし遊飛が裏表を勘違いしていなければ結果は違っていたかもしれない、
そう悪態をつくノムラトダマスですが遊飛は堂々と言います。全て計算通りだと!
まあ結局の所今までのはただの本人のプレイングですからね、
実際に勘違いしていなかったとしても結果が変わらなかった可能性があります。
何はともあれ攻撃力3400になったトスケラトプスで攻撃力のノスフェラデイモスを攻撃、
ノムラトダマスは罠を伏せていましたがトスケラトプスは
コイントスが表であれば攻撃宣言中の罠を封じる効果もあり
そのままノムラトデイモスのライフは0となってしまいました。
遊飛の勝利です。
負けたノムラトダマスから大量の本が落ちてきます。
8万53年間もの昔から銀河中の人々に読み親しまれている傑作4コマ「宇宙さん」だそうです。
もう髪型からして元ネタがアレですね。
今まで言っていたノムラトダマスの予言は全てこの4コマの引用のものだったようです。
大量に持ち歩いているあたり相当な愛読者のようですね。
そして負けたからと実力行使に出ようとしたノムラトダマスですが
デュエリスト同士の物理的解決は禁止とガニ子に強制退場させられてしまいました。
また勝者である遊飛には宇宙さんと同じ作者の本も副賞としてもらえました。
一方でUTSと分かれていたフィッシャー須海は
何者かに掃除機でゴーストバスターズされていました。
というわけでギャンブルデュエリストだった遊飛でした。
半ば諦めモードに入った方が強いというのは中々に珍しいですね。
難しく考えると上手くいかないタイプなのでしょう。
予言をしてくる相手にギャンブルで立ち向かうというのは
城之内VSエスパー絽場を強く意識している感じがしますね。
今回登場したノムラトダマスは人型宇宙人である野村と寄生宇宙人ダマスのコンビ、
寄生といっても洗脳とかそういう類ではないようで立場は対等といった様子ですね。
元ネタは90年代を代表するフリー素材である預言者ノストラダムスです。
当時本当に1999年に地球滅びるぞーって作品が大量にありました。
OCG屈指のロマンカードである「最終戦争」を積極的に活用するデッキとなっています。
次回予告 第19話『カワイイの力?』
第1部の最後にいかにもボスっぽく登場したMIK本部長である七星ランランが
宇宙人居住区の封鎖の為に乗り出すようです。
すごい顔してます、マナブにとってかなり怖い上司のようですね。
でもまあやっぱり蘭世の血統は受け継いでるようです。
サブタイトルからすると相当な少女趣味なのかもしれません。
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