今回紹介するのはDARKWING BLAST(ダークウィング・ブラスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/風属性/サイキック族/攻2500/守2100
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「クシャトリラ」魔法カード1枚を手札に加える。
③:このカードの攻撃宣言時、または相手がモンスターの効果を発動した場合に発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで裏側表示で除外する
【クシャトリラ】に属する風属性サイキック族のレベル7モンスターです。
真っ赤な甲冑のようなアーマーを身に着け全身から赤いオーラを漂わせる戦士です。
紫色のケーブルが背後から長い髪のように伸びており
アンドロイドかサイボーグの類である事を伺わせます。
兜の形状の他、右手に持った槍がユニコーンの角をイメージしているのでしょう。
EXデッキのカードをピンポイントで除外
①の効果は自分の場にモンスターがいない場合に手札から特殊召喚できる自己展開効果です。
メインデッキのクシャトリラが共通で持っている効果であり
「1体目は簡単に出せるけど2体目を出すには別の手段が必要」
というのがクシャトリラにおけるコンセプトの1つになっています。
このカードは②の効果でクシャトリラ・バースをサーチできるので
複数のクシャトリラが手札にある場合に最初に出す有力な候補となるでしょう。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「クシャトリラ」魔法カード1枚を手札に加える。
②の効果は1ターンに1度、
デッキからクシャトリラと名の付く魔法カードを手札に加えるサーチ効果です。
現在該当するのはクシャトリラ・バースしか存在せず実質的な専用サーチとなります。
そのクシャトリラ・バースが他のクシャトリラの展開を補助する効果を持っている為に
それをサーチできるこの効果は有用ですが1種類しかサーチできないが故に
デッキにサーチするべきカードがもうないという問題も発生しやすいでしょう。
③:このカードの攻撃宣言時、または相手がモンスターの効果を発動した場合に発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで裏側表示で除外する
③の効果は1ターンに1度、自身が攻撃宣言するか相手がモンスター効果を発動した場合に
相手のEXデッキを確認してモンスター1体を裏側表示で除外できるというものです。
直接的なアドバンテージに繋がる効果ではないものの、
EXデッキに1種類しかないようなカードを除外出来ればピンポイントに相手の動きを妨害できます。
特に様々なカードをEXデッキに1種類ずつしか採用してないようなデッキ相手には効果が高く、
そうでなくとも天霆號アーゼウスやヘビーメタルフォーゼ・エレクトラムなど
制限カードを採用しているならそれを除外できる意味は大きいです。
ランク7のエクシーズに簡単に繋げられる
間接的ながらもEXデッキから任意のカードを裏側表示で除外できるのはいやらしく
現在ではEXに1枚しか採用していないというカードは相当数あるので
効果的な除外が行えるケースは多いです。
No.89 電脳獣ディアブロシスはこのカードと同じく
相手のEXデッキから任意のカードを裏側表示で除外できる効果を持っており
このカードの効果を発動してからエクシーズ召喚に繋げる事で
より相手のEXデッキにダメージを与える事が可能です。
またこのカードでサーチできるクシャトリラ・バースは
レベル7全般をリリースなしで召喚出来る効果を持っており
このカードの特殊召喚から他のレベル7を並べて
ランク7エクシーズという動きに繋げやすいです。
他のクシャトリラにも言える事ですがレベル7のエクシーズ召喚を狙うデッキに
出張セットとして採用する意義は高いでしょう。
ちなみにクシャトリラのモチーフである
ユニコーン、オーガ、狼はいずれも
7つの大罪「憤怒」に関連付けられる魔物や動物です。
今後新規のクシャトリラが出るとすれば憤怒と関連のある
ドラゴンや猿、イタチあたりかもしれませんね。
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