今回紹介するのはDARKWING BLAST(ダークウィング・ブラスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分のデッキ・墓地から「ティアラメンツ」モンスター
または「ヴィサス=スタフロスト」1体を選んで特殊召喚する。
その後、種族または属性がこの効果で特殊召喚したモンスターと同じとなる
自分フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。
②:このカードが効果で墓地へ送られた場合、
除外されている自分の「ティアラメンツ」罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
【ティアラメンツ】及びヴィサス=スタフロスト用のサポートとなる通常魔法です。
イラストは恐らく壱世壊に澄み渡る残響の直後なのでしょう。
力なく崩れるティアラメンツ・カレイドハートの亡骸から
黒い禍々しい力のようなものがヴィサス=スタフロストの右腕と
ティアラメンツ・キトカロスの剣に流れ込んでいきます。
左下でスケアクロー・ライトハートがにやけ顔をしていますが
恐らくは何が起こっているのかを得意気に解説しているのでしょう。
「お、あいつの力がお前らに継承されたようだな」みたいに。
カレイドハートを刺し殺した直後だと思われるのに
「あら何か力が入り込んできますわ」とでも言いたげな
とぼけた顔してるキトカロスの表情がなんとも言えません。
「グリーフ」とは死別などによる深い悲しみや嘆きを意味する言葉です。
どいつもこいつも悲しんでいるようにはまったく見えませんが
暴君だったからねしょうがないね。
フィールドとデッキや墓地のティアラメンツをバトンタッチ
①:自分のデッキ・墓地から「ティアラメンツ」モンスター
または「ヴィサス=スタフロスト」1体を選んで特殊召喚する。
その後、種族または属性がこの効果で特殊召喚したモンスターと同じとなる
自分フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。
①の効果は1ターンに1度、自分のデッキか墓地から
ティアラメンツかヴィサス=スタフロスト1体を特殊召喚し
その後に種族か属性のどちらかが特殊召喚したのと一致する
自分の場のモンスターを墓地へ送るというものです。
リリースコスト付きのリクルート効果みたいな感じですが
効果で墓地へ送られるので各種ティアラメンツの効果発動トリガーにもなります。
なお場に墓地へ送るべきモンスターがいない状態で発動すると
特殊召喚したモンスターをそのまま墓地へ送る必要があります。
この場合、ティアラメンツ・メイルゥやティアラメンツ・レイノハートの効果は発動できないので
特に発動にチェーンして墓地に送る予定のモンスターを除去される危険性は留意しましょう。
ただこの場合でもティアラメンツ用のおろかな埋葬といった感じに使えます。
②:このカードが効果で墓地へ送られた場合、
除外されている自分の「ティアラメンツ」罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
②の効果は1ターンに1度、効果で墓地へ送られた場合に
除外されているティアラメンツ罠を手札に戻すというものです。
ティアラメンツのみだと墓地の罠カードを除外する手段がないので
活用するのであれば妖精伝姫-シラユキのように
墓地の罠を除外できるようなカードを別途採用しておくのがいいでしょう。
①の効果とはどちらか片方しか発動できません。
①の効果を使ったターン中にデッキから2枚目のこのカードが墓地へ送られた場合、
ちょっと勿体ない感が出てくるのでそこは覚悟しておきましょう。
同時に①の効果を使うつもりであればデッキからこのカードが墓地へ落ちたとしても
この効果を発動しない判断をする事も1つの選択肢です。
墓地肥やしが大事な【ティアラメンツ】において
そもそも単純におろかな埋葬的に使えるというだけでも十分に優秀ですが
デッキから他のティアラメンツを呼び出しつつ場のティアラメンツを墓地に送るのは
墓地効果の発動トリガーという面でも美味しいです。
基本的にはティアラメンツを特殊召喚した方が美味しいですが
ヴィサス=スタフロストを特殊召喚する事も可能であり
壱世壊を揺るがす鼓動を活用する場合などに活きてきます。
この場合、ティアラメンツ・レイノハートが戦士族なので
レイノハートがいる時に発動するといいでしょう。
【ティアラメンツ】のみならずヴィサス=スタフロストを活用する構築の
【スケアクロー】でもヴィサスをデッキから直接出す手段として活用できます。
この場合はスケアクロー・ライヒハートが戦士族なので代わりに墓地へ送る候補となるでしょう。
既にティアラメンツって環境トップだと思ってるんですが
そこからさらに強化されるとか戦慄ですね。
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