今回紹介するのはPOWER OF THE ELEMENTS(パワー・オブ・ジ・エレメンツ)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守 800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが、存在しない場合またはXモンスターのみの場合に発動できる。
手札のこのカードを特殊召喚し、デッキから「エクソシスター・エリス」1体を特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は「エクソシスター」モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分・相手のカードが墓地から離れた場合に発動できる。
「エクソシスター」Xモンスター1体を、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
【エクソシスター】の新規となる光属性魔法使い族のレベル4モンスターです。
長いピンク色の髪を靡かせる黒と紫のスーツを身に纏った妖艶なエクソシスターです。
荒廃したビルの屋上で暁をバックに立つのが美しいですね。
マルファとは新約聖書に登場する聖母マリアの姉にあたる人物の名前で
キリスト教に非常に関連の深いネーミングと言えます。
「マルタ」という呼び方の方がなじみ深い人は多いかもしれません。
(・∀・)でもエクシーズになれます
①:自分フィールドのモンスターが、存在しない場合またはXモンスターのみの場合に発動できる。
手札のこのカードを特殊召喚し、デッキから「エクソシスター・エリス」1体を特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、自分の場にモンスターがいないかエクソシスターのみの場合に
手札からこのカードを特殊召喚しつつ
デッキからエクソシスター・エリスを特殊召喚できるというものです。
召喚権を使わずに一気に2体の展開ができるとても優秀な効果であり
そのままランク4のエクシーズに繋げる事が可能です。
デメリットとして発動するターンでエクソシスターしか特殊召喚ができません。
「するターン」なので発動前に特殊召喚するのもアウトです。
基本的には一緒に特殊召喚したエクソシスターと一緒にエクソシスターエクシーズに繋げるか
そのまま相手にターンを渡して相手ターンに②の効果を狙っていくといいでしょう。
②:自分・相手のカードが墓地から離れた場合に発動できる。
「エクソシスター」Xモンスター1体を、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、自分か相手のカードが墓地から離れた場合に
エクソシスターエクシーズをこのカードの上に重ねて
エクシーズ召喚扱いでEXデッキから特殊召喚できるというものです。
メインデッキのエクソシスター共通の効果・・・に見えますが
自分の効果で墓地のカードが離れてもOKという決定的な違いがあり
自作自演で墓を荒らしてエクシーズになれるというシスターの風上にも置けない所業が可能です。
戦線復帰やエクシーズ・リボーンなどを用いる事で
相手ターンでエクシーズに重ねる事も簡単に行えます。
相手ターンでエクシーズを出すのがとても狙いやすく
相手の墓地利用に依存する部分の多かった【エクソシスター】ですが
このカードの登場により能動的にエクシーズに重ねる動きが可能となり
相手ターンにエクシーズを出していく事がとても狙いやすくなりました。
①の効果も条件が緩い故にエリスをデッキから特殊召喚できるので
エクソシスターしか出せなくなるデメリットを考慮しても
他のメインデッキのエクソシスターと比べても頭1つ抜けて優秀なカードだと言えます。
①の効果を活かそうとする場合にはエクソシスター以外のカードを採用し辛くなりますが
通常召喚は阻害されないので例えば絶火の大賢者ゾロアを召喚して
墓地のエクソシスターを蘇生するというのは問題なく可能あり
蘇生効果がこのカードの②の効果のトリガーとしても機能します。
そのうちこのカードのエクシーズ版も出るかもしれませんね。
エクソシスター・マルファエルみたいな感じで。
コメント
エクソシスターはエクシーズよりメインデッキの強化の方が欲しいな