《黄金の雫の神碑（おうごんのしずくのルーン）》遊戯王ＯＣＧカード考察　とっておきのダメ押しとなるデッキ破壊

今回紹介するのはデッキビルドパック タクティカル・マスターズよりこのカードです。

カード説明

wiki

【神碑】用の速攻魔法です。

ＦＰＳ視点で手の上に腕輪を浮かばせて

妖精たちが身に着けている腕輪や指輪が共鳴するように光り輝いています。

ＮＰＣから受けたお使いクエストをクリアしたような感じでしょうか。

雫という名称も含めて北欧神話におけるオーディンが持つ

９夜ごとに同じ重さの腕輪を８個作り出すと呼ばれる腕輪ドラウプニルを意識しているのでしょう。

腕輪には「ゲーボ」のルーン文字が映し出されています。

アルファベットにおける「Ｇ」に相当するルーン文字であり

贈り物や愛情を意味します。

ドローさせてまで行う４枚デッキ破壊

その効果は１ターンに１度、２つある効果から１つを選択して発動できます。

次のバトルフェイズをスキップするデメリットも含めて神碑速攻魔法共通の仕様となります。

１つ目の効果は相手にデッキから１枚ドローさせた後に

相手のデッキトップからカード４枚を除外します。

やる事が相手にドローをさせるという完全に塩を送る行為ですが

その一方でデッキ破壊枚数は４枚と神碑速攻魔法の中でも最高の枚数を誇ります。

ドローさせても問題ないぐらいの最後の駄目押しで使う感じになるでしょう。

２つ目の効果は神碑モンスター１体を

エクストラデッキから直接エクストラモンスターゾーンに特殊召喚します。

神碑速攻魔法が共通で持つ効果であり

このカードは１つ目の効果を発動するべき場面が限られるので

こちらの効果を発動する機会は他の神碑速攻魔法よりも多くなるでしょう。

基本的には神秘融合モンスターを出す手段と割り切って運用しつつ

相手のデッキが残り少なくなってきた時にトドメとばかりに

デッキ破壊を仕掛ける使い方になってくるでしょう。

どうせなら手札抹殺あたりでドローさせる点も含めて

デッキ破壊を促進させる事ができればより理想的です。

他の神碑速攻魔法に比べると効果的に使える場面は限られてきますが

ＥＸデッキから神碑モンスター出せるだけでも十分な仕事はしてくれるので

そういう意味では腐る心配はほとんどないカードです。