今回紹介するのはDIMENSION FORCE(ディメンション・フォース)よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
風属性/植物族/攻1200/LINK-2
【リンクマーカー:左下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
植物族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚までめくる。
その中に植物族モンスターがあった場合、その内の2体までを選んで特殊召喚できる。
残りのカードは墓地へ送る。
この効果で特殊したモンスターはリンク素材にできない。
②:自分の墓地の植物族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードのリンク先のモンスターのレベルはターン終了時まで、
対象のモンスターと同じになる。
【森羅】の新規となる風属性植物族のLINK-2リンクモンスターです。
大小さまざまな葡萄を携えながらダンスを披露する舞妓です。
モチーフは明らかに葡萄であり「舞踏」と「葡萄」をかけたネーミングとなっています。
ピオーネとはイタリア語で「開拓者」を意味する言葉で
同時に巨峰とカノンホールマスカット掛け合わせて作り出された日本産のブドウです。
巨峰よりも香りが強く日持ちもすると言われています。
デッキから3枚めくって植物族がいれば2体まで特殊召喚
植物族モンスター2体
リンク素材には植物族2体を指定しています。
効果から考えても【森羅】をはじめとする植物族デッキでの活用が基本となるでしょう。
リンクマーカーは斜め下2つに存在するEXモンスターゾーン向けの配置です。
②の効果がリンク先を参照するものなので
できるだけEXモンスターゾーンに出したい所です。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚までめくる。
その中に植物族モンスターがあった場合、その内の2体までを選んで特殊召喚できる。
残りのカードは墓地へ送る。
①の効果は1ターンに1度、リンク召喚した場合に
デッキからカード3枚を墓地へ送り、その中に植物族がいれば
その内2体を特殊召喚、残りは墓地へ送るというものです。
ランダム要素こそありますが一気に2体もの特殊召喚が可能であり
かつ墓地肥やしも行えるという強力な効果です。
森羅モンスターは墓地へ送られた方が有用な場合も多く
あえて特殊召喚せずに3枚全て墓地へ送るのも1つの選択肢です。
制約としてこの効果で特殊召喚したモンスターはリンク素材にできません。
幸い②の効果によりエクシーズ素材にはしやすいので
特殊召喚したモンスターはもっぱエクシーズ素材として利用する事になるでしょう。
②:自分の墓地の植物族モンスター1体を対象として発動できる。
このカードのリンク先のモンスターのレベルはターン終了時まで、
対象のモンスターと同じになる。
②の効果は1ターンに1度、墓地の植物族1体を選択し
このカードのリンク先のレベルをそのターンの間、
選択した墓地の植物族と同じにするというレベル変動効果です。
①の効果で特殊召喚したモンスターはリンク素材に出来ない制約がありますが
リンク先に特殊召喚した後にこの効果でレベルを合わせる事でえ
特殊召喚したモンスターのレベルに関係なくエクシーズ素材として活用できます。
チューナーをリンク先に用意した場合はシンクロ素材の為のレベル調整に使ってもいいでしょう。
植物族デッキには是非
とりあえず植物族2体を用意すればこのカードを出す事が可能であり
めくられて墓地へ送られる事で効果を発揮する【森羅】は勿論の事、
それ以外の植物族デッキであっても墓地肥やしと展開を兼ねそなえた強烈なカードです。
EXデッキに余裕があれば、というレベルではなく
EXデッキに余裕がなくともなんとかこのカードの枠を作る価値がある存在です。
2体の植物族の特殊召喚を狙うのであれば
できるだけデッキにおける植物族の割合を高めるのが理想的です。
とはいえ3体のうち2体いればいいのでフルモン構築まではする必要もなく
代替デッキの3分の2が植物族であれば十分2体の特殊召喚を狙っていけるでしょう。
そもそも特殊召喚が出来なくとも墓地肥やしを行う事ができるので
採用する魔法罠は墓地で効果を発動できるものを中心にしておけば
より無駄なくこのカードを活かせるでしょう。
以前にも森羅関係のカードである繁華の花笑みが
正月新年に登場していました。
森羅は何かと正月と縁がありますね。
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