《ライトローミディアム》遊戯王ＯＣＧカード考察　ゲームボーイ版遊戯王ＤＭオリジナルカードがＯＣＧに！

新年あけましておめでとうございます！

２０２２年も「遊戯王考察好きＭＵＧＥＮ次元」をよろしくお願いします！

今回紹介するのはDIMENSION FORCE（ディメンション・フォース）よりこのカードです。

カード説明

wiki

光属性天使族のレベル２モンスターです。

かざしたてから　げんわくびーむをはっ

しゃして　あいてをみりょうしてしまう

紫色のミディアムヘアで目元を隠した青い肌の女の子です。

露出度の高いきわどいデザインの衣装を身に纏っているのが印象的です。

実はこのカード、ＯＣＧ初出のカードではなく

ゲームボーイソフト「遊戯王デュエルモンスターズ３」に存在する

「コンストラクション」というシステムによって生み出されるゲームオリジナルモンスターです。

この遊戯王ＤＭ３は２０００年に発売されたゲームであり

実に２１年の時を経てＯＣＧ化を果たしたカードだと言えます。

そんなカードが２０２１年の一番最後に発表されたカードだというのは中々に感慨深いですね。

カード名は「ライト（右）」、「ロー（下）」、「ミディアム（中間）」と

いずれも位置や部位に関係のある言葉が並んでいます。

攻撃を強制させつつそれを無効にして攻撃力半分のダメージ

①の効果は相手バトルフェイズ開始時に

相手の攻撃表示モンスターを任意の数対象に選択し

このカードがいる限りそのターン選択したモンスターの攻撃を自身に強制させるというものです。

ゲームのフレーバーテキストにあった幻惑ビームで魅了する事で

自分に攻撃を誘導しているのをイメージしているのでしょう。

他のモンスターを守ると同時に②の効果の布石として機能します。

②の効果は１ターンに１度、相手の攻撃表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に

その攻撃を無効にしつつ戦闘した相手モンスターの

元々の攻撃力の半分だけダメージを与える攻撃無効＆バーン効果です。

①の効果で攻撃を強制させる為に相手に攻撃表示のモンスターさえいれば

一定のバーンダメージを与える事ができます。

ただ１ターンに１度しか発動できず、またステータスが貧弱なので

１回限りの壁となりやすいです。

また自分の攻撃でも発動する為に自分ターンであれば能動的にバーンダメージも与えられます。

攻撃表示のモンスターと戦闘する場合限定なので

守備表示モンスターを攻撃してもこの効果を発動できない点には注意しましょう。

ステータスは貧弱そのものですが

美味くいけば自分ターンと相手ターンでそれぞれバーンダメージを与える事も可能です。

またバトルフェイズ開始直前に戦線復帰などで蘇生してやる事で

不意打ち気味に攻撃を強制させつつバーンダメージを与えていく事もできます。

まさかまさかのＯＣＧ化ですね。

強いカード、というわけではないのですが中々いやらしいカードだと思います。