今回紹介するのはストラクチャーデッキR-ロスト・サンクチュアリ-よりこのカードです。
リンク・効果モンスター
光属性/天使族/攻1800/LINK-2
【リンクマーカー:右/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
天使族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「天空の聖域」またはそのカード名が記されたカード1枚を墓地へ送る。
フィールドまたは墓地に「天空の聖域」が存在する場合、
代わりに自分のデッキ・墓地から「神秘の代行者 アース」1体を選んで手札に加える事ができる。
②:自分フィールドの天使族モンスター1体をリリースし、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
【代行者】の新規となる光属性天使族のLINK-2リンクモンスターです。
金と銀が混じったような髪色の色白で小柄な少女の天使が地球をバックに映し出されています。
太陽系をモチーフにしていた代行者シリーズにここにきて衛星が登場です。
「近衛(このえ)」とは色々意味のある言葉ですが
この場合君主を警護する君主直属の存在を意味しているのでしょう。
効果から考えても神秘の代行者 アースの側近だと思われます。
主であるアースより全体的なステータスが上ですが主を守る立場ならそりゃそうです。
代行者をデッキから墓地へ、天空の聖域があれば主をサーチする事も
天使族モンスター2体
リンク素材には天使族2体を指定しています。
失楽の堕天使や幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニストと同じ素材指定ですね。
基本的には天使族メインのデッキでリンク召喚を狙う事になるでしょう。
リンクマーカーは右と右下と右方向に集中しています。
他のリンクモンスターと並べる場合、
どちらのEXモンスターゾーンに出すかは意識しておいた方がいいでしょう。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「天空の聖域」またはそのカード名が記されたカード1枚を墓地へ送る。
②の効果は1ターンに1度、リンク召喚した場合に
デッキから天空の聖域か
効果のテキストに「天空の聖域」の単語があるカード1枚を墓地へ送る墓地肥やし効果です。
特にマジェスティ・ヒュペリオンは自己蘇生効果を持っていますし墓地へ送る有力な候補となります。
命の代行者 ネプチューンは墓地に天空の聖域がある事で真価を発揮できるので
そちらを活かす場合や2枚目以降のこのカードを活かす場合には
天空の聖域そのものを墓地に送ってもいいでしょう。
代わりに自分のデッキ・墓地から「神秘の代行者 アース」1体を選んで手札に加える事ができる。
フィールドか墓地に天空の聖域があれば
墓地肥やしの代わりに神秘の代行者アースをデッキか墓地から手札に加える事も可能です。
召喚権がまだ残っている状態で手札に持ってくることができれば
アースを召喚してさらなるサーチをする事も可能です。
②:自分フィールドの天使族モンスター1体をリリースし、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②の効果は1ターンに1度、自分の場の天使族1体をリリースする事で
相手のカード1枚を破壊するというものです。
主に効果を使い終わった神秘の代行者アースやこのカード自身、
あとは創造の代行者 ヴィーナスで特殊召喚した神聖なる球体あたりがリリースする候補となるでしょう。
状況によってはお前は用済みだとばかりに主を捨て駒にする近衛の図が出来上がります
墓地に代行者を溜めやすく
単純に墓地肥やしorサーチ効果を使い終わった後に
そのまま自身をリリースして②の効果に繋げてもいいですが
可能であれば他のモンスターをリリースして②の効果を発動しつつ
自信はさらなるリンク素材に繋げるのが理想的でしょうか。
創造の代行者 ヴィーナスから神聖なる球体を3体特殊召喚できれば
そのうち2体をこのカードのリンク素材にしつつ1体を②の効果の為にリリース、
残った1体と合わせてLINK-3へ繋げる事も可能です。
効果もそうですがこのカード自身が代行者である点も大事で
適当な天使族モンスター2体で代行者を用意する事が出来るので
マスター・ヒュペリオンやマジェスティ・ヒュペリオンの為の
墓地コストの水増しとしても中々ありがたい存在です。
これに①の効果による墓地肥やしも加わるので
2体のヒュペリオンの使い勝手が飛躍的に高まるでしょう。
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