《ＺＷ－天風精霊翼（ゼアル・ウェポン　シルフィード・ウィング）》：遊戯王ＯＣＧカード考察

今回紹介するのはANIMATION CHRONICLE 2021よりこのカードです。

カード説明

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ゼアル・ウェポンの新規となる光属性獣族のレベル４モンスターです。

遊戯王ＺＥＸＡＬにおいて九十九遊馬がナッシュ戦で使用し

その効果で希望皇ホープの攻撃力を上昇させつつ

ホープの効果発動の為のオーバーレイユニットの代わりとなりました。

希望皇ホープの背中に装着される巨大なウィングパーツです。

多くのゼアル・ウェポンが何かしら生物の姿を取っている中で

このゼアル・ウェポンはブースターを思わせる実に機械的な存在です。

シルフィードとは錬金術師パラケルススが提唱した四大精霊のうち風を司る精霊です。

空気の要素を司りほっそりとした優美な人間の少女の姿をしていると言われています。

相手が特殊召喚すれば攻撃力アップ

①の効果は１枚しか表側表示で存在できない制約です。

多くのゼアルウェポンが共通で持っている制約ですね。

②の効果は自分の場の希望皇ホープと名の付くモンスターに

手札とフィールドから攻撃力８００の装備カードとして装備させるというものです。

ゼアルウェポンの中では強化量がやや控えめなものの

それでも希望皇ホープが３０００打点を越えるので戦闘破壊できる範囲が広がります。

③の効果は１ターンに１度、相手の効果によってモンスターが特殊召喚された場合に

装備モンスターの攻撃力を１６００アップさせるというものです。

②の効果と合わせれば２４００もの攻撃力上昇が見込めるので

希望皇ホープを戦闘で突破するのはより困難となるでしょう。

「相手の場にモンスターが特殊召喚された」ではなく

「相手の発動した効果でモンスターが特殊召喚された」という条件に注意です。

何かしらの手段で自分でモンスターを送りつけても攻撃力は上昇せず

また効果ではない特殊召喚でも攻撃力は上昇しません。

④の効果は装備モンスターがオーバーレイユニットを取り除いて効果を発動する場合に

装備されているこのカードをオーバーレイユニットの代わりに墓地へ送る事が出来るというものです。

Ｎｏ.３９ 希望皇ビヨンド・ザ・ホープの効果などで

素材なしで希望皇ホープを蘇生させた場合などに活用ができるでしょう。

装備状態から墓地へ送る事になるので②の攻撃力上昇はなくなりますが

③の攻撃力上昇は残ったままになります。

前述した通りゼアルウェポンの中では攻撃力の上昇量が控えめなので

このカードを活かすのであれば③や④の効果を上手く活用していきたい所です。

ＺＷ－風神雲龍剣などでホープに耐性を付与する事ができれば場持ち性能が高まり

より③の効果の発動機会を高められるでしょう。