遊戯王ＯＣＧカード考察：《Ｎｏ.（ナンバーズ）９９ 希望皇（きぼうおう）ホープドラグナー》これはナンバーズの終焉にして頂点ですわ

６月２６日にストラクチャーデッキ－オーバーレイ・ユニバース－が発売されます。

今回紹介するのはそのオーバーレイ・ユニバースよりこのカードです。

カード説明

wiki

新たなるナンバーズとなる光属性戦士族のランク１２エクシーズです。

ナンバーズが同じである事からＮｏ.９９ 希望皇龍ホープドラグーンの別形態か何かだと思われます。

全体的に希望皇龍ホープドラグーンを人型にしたような形状となっています。

また全体的に赤いパーツが増殖しており

ホープドラグーンに比べるとアストラル要素だけでなく遊馬要素も増えた感じです。

他のナンバーズをＥＸデッキから直接特殊召喚

エクシーズ素材にはレベル１２モンスター３体以上を指定しています。

さすがにレベル１２モンスターを３体も揃えるのは大変なので

基本的にはＨＲＵＭ－ユートピア・フォースでのランクアップを狙う、

もしくは希望皇ホープの名を冠しているので

Ｎｏ.３９ 希望皇ホープ・ダブルの効果でこのカードを重ねて出す事になるでしょう。

簡単に出したければホープ・ダブルから、

オーバーレイユニットを多く確保したければユートピア・フォースから出すといいでしょう。

①の効果はお互いのターンに１度、オーバーレイユニットを２つ取り除く事で

１～１００までのナンバーズ１体をエクシーズ召喚扱いで特殊召喚するというものです。

数あるナンバーズを自由に出す事が可能でありカオスナンバーズも問題なく出せますが

この効果で出すナンバーズはオーバーレイユニットを持たないので

オーバーレイユニットなしでも仕事のできるナンバーズを出すか

もしくはＨＲＵＭ－ユートピア・フォースなりでオーバーレイユニットを確保するといいでしょう。

Ｎｏ.３８ 希望魁竜タイタニック・ギャラクシーやＮｏ.３９ 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ、

ＣＮｏ.１ ゲート・オブ・カオス・ヌメロン－シニューニャ、Ｎｏ.４１ 泥睡魔獣バグースカあたりは

オーバーレイユニットがなくともある程度の仕事が可能です。

Ｎｏ.６２ 銀河眼の光子竜皇を出しておいて

ギャラクシーアイズ ＦＡ・フォトン・ドラゴンあたりを重ねてしまうのもいいでしょう。

制約として発動するターンはエクシーズ召喚以外はＥＸデッキから出せません。

「するターン」なので発動前もアウトなので気を付けましょう。

基本的には最初からエクシーズを主体としているデッキで活用していく事になると思います。

またこのカード以外のモンスターは直接攻撃ができなくなります

相手のモンスターの数が少ない場合などには

このカードの攻撃は後回しにしておくといいでしょう。

②の効果は１ターンに１度、相手モンスターの攻撃宣言時に

その相手モンスターの攻撃力を０にしてしまうというものです。

希望皇ホープを踏襲したような防御系の効果ですね。

このカードのみならず①の効果で呼び出したナンバーズも戦闘破壊から守りやすくなります。

攻撃力２１０００のヌメロン・ドラゴン

基本的にはＨＲＵＭ－ユートピア・フォースでのランクアップを前提としたカードであり

あちらの墓地効果を発動する事で①の効果で特殊召喚したナンバーズのオーバーレイユニットを補充できるので

様々なナンバーズを活かせるようになっています。

その場合の特に有力な候補となるのがＮｏ.９７ 龍影神ドラッグラビオンで

彼方の効果でＮｏ.１００ ヌメロン・ドラゴンを出す事で

なんとヌメロン・ドラゴンの攻撃力を２１０００にまで高める事が可能です。

やっぱり殺意の塊じゃないかホープシリーズ！

Ｎｏ.８４ ペイン・ゲイナーあたりも優秀で

このカードと並べる事で守備力４６００以下の相手モンスターを全滅させる事が可能です。

また①の効果はフリーチェーンで発動する事も可能です。

相手の展開に合わせて希望魁竜タイタニック・ギャラクシーや泥睡魔獣バグースカを出せば

より効果的に妨害をする事も可能ですし

このカードに除去を撃たれた場合にそれにチェーンして発動する事で

他のナンバーズに後を託すことも可能です。

まさにナンバーズの終焉にして頂点と呼ぶに相応しい豪快な性能のカードであり

希望皇ホープ・ダブルから出す場合でもＨＲＵＭ－ユートピア・フォースで出す場合でも

有力な候補となってくれるでしょう。