遊戯王ＯＣＧカード考察：《光天のマハー・ヴァイロ》あのマハー・ヴァイロがよりロマンカードになって進化！

今回紹介するのはBLAZING VORTEXよりこのカードです。

カード説明

wiki

マハー・ヴァイロの進化形となる光属性魔法使い族のレベル８モンスターです。

属性種族、攻撃力守備力は一緒ですがレベルが４から８に上がっています。

ビフォー

↓

アフター

全体的により装飾が豪華となり威厳ある雰囲気を醸し出しています。

体全体から紫色の禍々しいオーラが漂っているのも特徴的です。

光天とは仏教用語において欲望を離れた清浄な物質世界である「色界」のうち

下から５番目の天、「無量光天（むりょうこうてん）」から来ているのでしょう。

装備した数に応じて発生する５つの効果

その効果はこのカードに装備した装備カードの数によって５つの効果を得るというものです。

装備カードが１枚以上の場合、

装備カードの数×１０００だけ自身の攻撃力をアップさせる自己強化効果です。

素のマハー・ヴァイロの正統強化とも言える効果ですが攻撃力が１５５０のままなので

１枚装備しただけでは実質的な攻撃力が２５５０と最上級モンスターとして心もとない数字であり

最低でもあと１枚の装備は欲しい所です。

２枚以上の場合、バトルフェイズ中に相手モンスターの効果発動を封じるというものです。

２枚装備の時点で実質的な攻撃力は３５５０とアタッカーとして頼れる数字になってきており

墓地発動効果やオネストといった手札誘発を恐れずに攻撃が可能となります。

３枚以上のの場合はこのカードを対象に相手が高価を発動した時に

自分の場の装備カード１枚を墓地へ送る事でそれを無効にできます。

装備カードの数が減る＝攻撃力が下がる結果となりますがそれで最低３５５０は確保されてますし

ある種の対象耐性が付与される為より攻撃が通しやすくなるでしょう。

４枚以上の場合はバトルフェイズに相手のカードの発動を一切封じるというものです。

２枚以上の効果の強化版でありより対応範囲が広がっていますが

あくまでバトルフェイズ限定でメインフェイズ中にフリーチェーン効果で

このカードを除去される心配は付きまとってきます。

この時点で実質的な攻撃力は５５５０です。もう大抵の相手は戦闘破壊できるでしょう。

５枚以上の場合戦闘ダメージが倍になります。

実質的な攻撃力は６５５０に到達し強烈な戦闘ダメージが期待できるでしょう。

流星の弓シールでも装備させて直接攻撃を付与してやればそれで１ターンキルです。

「以上」と書かれており６枚以上装備する事なんてあるのかと思われるかもしれませんが

相手がこのカード相手に魔界の足枷でも装備させてきた場合には起こり得ます。

で？どうやって５枚装備させよう

マハー・ヴァイロが様々な豪華特典をのっけてパワーアップしてきたようなカードですが

やはりレベルが８に上がっている関係でどう場に出すかが最初の課題となるでしょう。

オススメなのはネクロの魔導書で墓地から蘇生してしまう事で

装備カードを１つつけた状態で蘇生させる事が可能です。

あとはここからどう装備カードを水増しさせていくかでしょう。

例えばヴァイロン・スフィアを機械複製術や地獄の暴走召喚で３枚に増やし

そのうち２体をユニオン・キャリアーのリンク召喚に繋げる事で

２体のヴァイロン・スフィアを装備、さらにユニオン・キャリアーの効果で

魔法使い族か光属性のモンスターをこのカードに装備させられます

あとは残った１体のヴァイロン・スフィアをリンクリボーなりのリンク素材にする事で

このカードに５枚の装備が実現可能となります。

合計手札消費は３枚でありまあできない事もないでしょう。

中々に扱いづらいカードではありますがロマンは確かに秘めているカードです。