遊戯王考察:デッキ枚数を減らす事、増やす事それぞれの意義 現代版

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「デッキ枚数はどれくらいがいいのか?」

常に議論が絶えない遊戯王における永遠の課題の1つです。

過去にこのデッキ枚数についての考察をした事があるのですが

いかんせん古い時代の記事であり今でも

同じように通用するかというとまた違ってくるでしょう。

結局の所「そんなもんデッキによる」という答えは今でも変わりありませんが

それと同時に1つ言える事があります。

「昔よりデッキ枚数を増やす意義が増えている」

実際に昔は大会において50枚を超えるデッキはあまり見られなかった中

60枚フルに投入したデッキが成績を残す事が増えています。

その一番の理由としては

「40枚デッキ向けよりも60枚デッキ向けのカードが増えた」

これに尽きると思います。

とりあえず過去の記事を参照にしてもらいつつ

当時(2015年)には無かったカードについて色々語っていきたいと思います。

 

60枚デッキの革命児「隣の芝刈り」

まず最初に60枚デッキを語る上で避けては通れないカードがあります。

 

隣の芝刈り
通常魔法
①:自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合に発動できる。
デッキの枚数が相手と同じになるように、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。

 

自分のデッキ枚数が相手より多い状態で初めて効果を発揮する

墓地肥やし用のカードです。

もし相手が40枚デッキでこちらが60枚デッキの場合、

その差が埋まっていなければ一気に20枚もの墓地肥やしが可能となります。

これがまー非常に強烈で墓地アドバンテージの重要なデッキ、

代表的なので【インフェルノイド】で大活躍しまして

その有用性から現在準制限カードとなっています。

まずカードデザインからして60枚デッキで使うのが前提のカードであり

事実として恐らく現在最も60枚デッキにする理由となるカードと言えます。

 

そしてこのカード、「相手も60枚デッキだと機能しない」という弱点があります。

これがお互いに隣の芝刈りを採用していれば痛み分けになるのですが

もし相手が隣の芝刈りを採用していなければ片方だけ腐る事になります。

はい、これがどういう事か分かるでしょうか皆さん。

つまりこういった芝刈りを採用した60枚デッキのメタとして

「芝刈りを搭載しない60枚デッキ」を組む事に戦術的意味があるわけです。

実際に芝刈り対策を想定してなのかは分かりませんが事実として

「芝刈りなし60枚デッキ」というのも大会で成績を出した事があります。

 

 

冗談抜きでデッキ切れするカードがある

多分多くの方が真っ先に思いうかぶデッキ枚数を増やすメリットは

「デッキ切れの危険性が減る」だと思われます。

ですがデッキの消耗が激しいライトロードであっても

実際にデッキ切れで敗北するケースはあまりありませんし

現在の環境ではデッキ切れで勝利を狙うデッキというのも影を潜めています。

なのでデッキ切れの危険性を減らす為にデッキ枚数を増やすというのは

今はあまり考える必要はないでしょう

 

 

そうも言ってられないテーマというかカードがあります。

ライトロードなんか可愛いぐらいの奴です。

 

シュトロームベルクの金の城
フィールド魔法
このカードのコントローラーは自分スタンバイフェイズ毎に
デッキの上からカード10枚を裏側表示で除外する。
除外できない場合このカードを破壊する。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
「シュトロームベルクの金の城」のカード名が
記されたモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は通常召喚できない。
②:相手モンスターの攻撃宣言時に発動する。
その攻撃モンスターを破壊し、その攻撃力の半分のダメージを相手に与える。

 

【シュトロームベルクの金の城】です。

同テーマのキーカードにもなっているこれは

スタンバイフェイズ時にデッキから10枚ものカードを

裏側表示で除外する維持コストが発生します。

10枚です、40枚デッキなら4ターンしか持ちません。

今の環境であれば4ターンあれば決着つくことも多いですが

相手が多少延命手段を確保していたりしたらアウトです。

そのおかげで同テーマのキーカードにも拘わらず

デッキ切れを防ぐ為に自分から破壊する戦術が普通に存在します。

そしてデッキ切れを危惧するのであれば自分から破壊する他に

デッキ枚数を増やして維持できるターンを伸ばす選択肢もあるでしょう。

60枚にしても伸びる猶予は2ターンですが

現在の高速環境を考えれば値千金の2ターンとも言えます。

幸い怪鳥グライフでサーチが可能なので

60枚にしても比較的初手に持ってきやすいです。

 

強欲で貪欲な壺
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。

 

あとこんなカードもありますね。

こちらもデッキから10枚裏側表示で除外します。

こちらは発動した1回限りなので金の城ほどの深刻さはありませんが

それでも40枚デッキで初手5枚ドローで発動した場合、

1回で2枚ドローするの残りデッキ枚数が23枚、

次のターン通常のドローの他にもう1回このカードを発動すれば

10枚除外の2枚ドローで残りデッキ枚数が10枚になります。

仮に3枚目があってももう発動ができません。

まあ10枚あればそこまでデッキ切れの心配はありませんが

ここにサーチなり別のドローソースなりあれば話が変わってきます。

とりあえず2枚発動するつもりがあるのであれば

40枚より多少増やしておいた方が

他のドローなりサーチなりを躊躇せずに済むでしょう。

 

機巧蛇-叢雲遠呂智
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2450/守2450
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、
いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分のデッキの上からカード8枚を裏側表示で除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:自分のEXデッキからカード3枚を裏側表示で除外し、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。

 

こんなカードもあります。

これも8枚デッキから除外という上記2枚ほどではありませんが

それでもかなりのデッキ破壊をするカードです。

こういったカードを使うのであれば

デッキ枚数を増やしておくメリットは高いでしょう。

 

カードプールが増えているのも影響しています

そもそもの話として60枚デッキが組みやすくなったというのもあります。

というのも昔に比べるとカードプールが増えている影響で

デッキに採用する選択肢というのが広まっているのです。

例えば相手の魔法罠を除去する手段にしたって

コズミック・サイクロンやギャラクシー・サイクロン、砂塵の大嵐など

様々な選択肢がありますし相手の展開防止に関しても

神の通告なり神の警告なりなど選択肢があります。

こういった複数の有力な選択肢があるという事は

60枚デッキを組んだとしても40枚デッキを組んだ場合に比較しても

例えば普段40枚デッキで2枚してるカードを60枚では3枚積みしたりと

そのあたりのバランスをしっかり考えて構築しておけば

40枚デッキと比較してデッキの質が落ちるという事も少ないです。

特に制限カード、準制限カードにあまり依存しないデッキだったり

サイバース族のようにモンスターの選択肢が多いデッキの場合は

デッキ枚数が多い事のデメリットを極力抑える事が可能です。

 

 

2択になっていませんか?

とまあデッキ枚数を上げる新しい意義を解説してみましたし

それとは別にデッキ枚数を減らす意義というのもちゃんとあります。

特定の、それもサーチし辛いキーカードに依存するデッキなんかが顕著で

そういった場合は少しでも手札に来る可能性を増やす為に

デッキ枚数は少ないに越したことはないでしょう。

あとは単純に手持ちのカードが少ない場合ですね。

60枚デッキというのはそれだけお金がかかるのです。

 

まあ減らすメリットデメリット、増やすメリットデメリットが両方あるからこそ

デッキ枚数の議論も尽きないわけですがもう1つデッキ枚数について大事な事があります。

「40枚か60枚」以外の選択肢も意識しておきましょう

隣の芝刈りなんか使う場合は最大限の60枚にした方がいいですし

必要なカードを少しでも手札にくる確率を上げたいのであれば

最小の40枚が理想的となりますが

そうでないのであれば45枚だったり50枚だったりと

そういう中途半端なデッキ枚数の選択肢も十分にあるという事です。

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