今回紹介するのはRISING RAMPAGE(ライジング・ランペイジ)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守2000
①:1ターンに1度、自分の墓地のレベル4以下のドラゴン族モンスター1体と
自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。
対象の墓地のモンスターを攻撃力500アップの装備カード扱いとして、
対象のフィールドのモンスターに装備する。
②:装備カードを装備した自分のモンスターが攻撃したダメージステップ終了時に、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
その自分のモンスターの装備カードを全て破壊する。
破壊した場合、そのモンスターはもう1度だけ続けて攻撃できる。
闇属性ドラゴン族のレベル4モンスターです。
ヴレインズにおいてリボルバーがブラッドシェパード戦で使用し
トポロジック・トゥリスバエナのリンク素材となりつつ
その効果でヴァレルロード・S・ドラゴンに連続攻撃を付与しました。
ヴァレットと同じような緑色に光る翼を持った灰色のドラゴンです。
ドラゴンというよりは恐竜に近い姿をしています。
DMZとはDeMilitarized Zone(非武装地帯)を意味する軍事用語であり
戦争、紛争状態の国同士の間に設けられる軍事活動の許されない地帯の事です。
そこから転じてコンピューター用語にもなっており
悪意ある外部の攻撃から内部ネットワークを守る為に
内部ネットワークを外部から遮断しつつそのファイアウォールの外に
外部とやりとりを行う為の緩衝地帯となるネットワークエリアを用意する方法があり
この緩衝地帯となるエリアをDMZと呼びます。
内部ネットワークに影響がないDMZにだけ外部と繋げる事で
例え悪意ある攻撃が来ても内部ネットワークにまでダメージが来ないようにするわけです。
このカードの場合は②の効果がモンスターの装備を破壊して効果を発動するので
「装備カードを外すエリア」としての意味合いがあるのかもしれません。
一部のモンスターはそのまま特殊召喚できる
自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を対象として発動できる。
対象の墓地のモンスターを攻撃力500アップの装備カード扱いとして、
対象のフィールドのモンスターに装備する。
①の効果は1ターンに1度、墓地のレベル4以下のドラゴン族1体を
攻撃力を500アップさせる装備カードとして
自分の場のドラゴン族モンスターに装備するというものです。
このカード自身もドラゴン族なのでこのカードを対象に
墓地のドラゴン族を装備する事も出来ますが元々の攻撃力は0なので
戦力としては期待ができません。
しかしだからといって無駄という事は一切なく
装備状態から特殊召喚できるドラグニティ-ファランクスやクーゼ、
破壊剣-ドラゴンバスターブレードを装備してそのまま特殊召喚すれば
シンクロ召喚やリンク召喚に繋げる事が可能です。
勿論他にエース級のドラゴン族を用意できるのであれば
そちらに墓地のカードを装備させて攻撃力を底上げさせる事もできます。
墓地のこのカードを除外して発動できる。
その自分のモンスターの装備カードを全て破壊する。
破壊した場合、そのモンスターはもう1度だけ続けて攻撃できる。
②の効果は装備カードを装備し自分モンスターが攻撃した時に
墓地から除外する事でそのカードに装備されているカードを破壊し
追加でもう1度攻撃させるというものです。
装備カードが破壊されてしまう為、攻撃力の低下を招きやすいですが
最近のこの手の連続攻撃効果としては珍しくダイレクトアタックも可能であり
モンスターががら空きになった場合には大きなダメージを叩き出せます。
特にヴァレルロード・S・ドラゴンは墓地のリンクモンスターにもよりますが
4500→3000の連続攻撃は割と狙えるので中々強力です。
同時に効果を使うかそれとも別々に使うか
①の効果でドラゴン族に墓地のカードを装備させた後にこのカードを墓地へ送れば
そのまま②の効果を狙う事も可能です。
このカードはドラゴン族なので①の効果を別のドラゴン族に発動した後に
守護竜ピスティなのリンク召喚に繋げる事で条件を満たす事が可能です。
ただその場合でも装備させるモンスターを用意した上で
EX召喚枠を確保しておく必要があるので
エース格をシンクロやエクシーズなどに頼ると中々狙うのが難しいです。
一応【ドラグニティ】あたりは両方の効果を狙えるでしょうか。
無理して両方の効果を狙うよりはそれぞれの効果を個別で活かすのも手です。
前述の通り①の効果は装備状態で特殊召喚できるモンスターがいれば
リンク召喚やシンクロ召喚に繋げられます。
同じくドラゴン族を装備出来るカードにサイバー・ダークがいますが
こちらはドラゴン族なのでツイン・トライアングル・ドラゴンや
天球の聖刻印などドラゴン族指定のリンク召喚に繋げられます。
また②の効果の方は対象がドラゴン族に指定されていません。
このカード自体は終末の騎士や竜の霊廟などで墓地に送れますし
最初から②の効果のみを目当てに採用するという手も考えられます。
ヴァレルロード・S・ドラゴンなどのドラゴン族に限らず
装備カードに関わる様々なモンスターに連続攻撃を付与させられます。
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