今回紹介するのはRISING RAMPAGE(ライジング・ランペイジ)よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
闇属性/サイバース族/攻2800/LINK-4
【リンクマーカー:左上/左/左下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
儀式・融合・S・Xモンスターのいずれかを含むモンスター2体以上
①:このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分フィールド・墓地の儀式・融合・S・Xモンスター1体を対象として発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで
対象のモンスターの攻撃力分ダウンする。
②:EXデッキから特殊召喚された自分フィールドのモンスターは
相手モンスターの効果の対象にならない。
③:このカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに自分の墓地の儀式・融合・S・Xモンスター1体を除外できる。
闇属性サイバース族のLINK-4です。
4つの手を持ちそこから4色のエネルギーの塊を作り出しています。
デーモンと名がついていますがサイバース族であり
サイバー・スケア・デーモンあたりの仲間だと思われます。
メイルとは網目状の鎧の事ですがコンピューター用語で解釈すると
メール(mail)の方とも解釈できますね。
4本腕の悪魔という事でレッド・デーモン・カラミティとも近い印象を受けます。
簡易融合などがあれば割と楽
儀式・融合・S・Xモンスターのいずれかを含むモンスター2体以上
リンク素材は儀式、融合、シンクロ、エクシーズの
いずれか1体を含む2体以上を指定しています。
中々に手間のかかる素材指定ですが簡単な方法としては
簡易融合で融合モンスターを用意してしまう手があります。
それができればあとは最低1体いればいいので
LINK-3を用意するなりでリンク召喚が可能です。
簡易融合で用意するモンスターは
①の効果を考えるのであればメタルフォーゼ・アダマンテ、
アドを確保しつつ素材にしたいのであれば
サウザンド・アイズ・サクリファイスあたりがオススメです。
またトークンも素材に出来るので
No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホークもオススメです。
こちらはこのカードをリンク召喚しつつ
残ったトークンでLINK-2を別途用意する事も可能です。
リンクマーカーは左上、左、左下、右下と中々他に見ない珍しい配置です。
ややEXモンスターゾーン向きですが
メインモンスターゾーンでもEX召喚枠を確保可能です。
相手の攻撃力を大幅ダウン
自分フィールド・墓地の儀式・融合・S・Xモンスター1体を対象として発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで
対象のモンスターの攻撃力分ダウンする。
①の効果は特殊召喚した場合に自分のフィールドか墓地から
儀式、融合、シンクロ、エクシーズのどれかに属するモンスターを指定、
このターンの間その指定したカードの攻撃力分だけ
相手モンスター全ての攻撃力をダウンさせる全体弱体化効果です。
このカードをリンク召喚出来ていれば墓地に該当モンスターがいるはずなので
自然と条件を満たす事が可能です。
どれだけ弱体化させられるかは指定したカード次第ですが
前述の出し方であればメタルフォーゼ・アダマンテならば
2500もの全体弱体化が可能となります。
このカード自身の攻撃力が2800あるので
大抵のモンスターを戦闘破壊しつつ大きなダメージを与えられるでしょう。
大体2000ぐらいの弱体化が出来れば十分だと思われます。
またリンク召喚時に限らず蘇生時にも効果が発動可能です。
他のモンスターの戦闘支援としても使えますし
相手ターンに蘇生すれば防御手段としても機能します。
相当にいやらしい耐性
相手モンスターの効果の対象にならない。
②の効果はエクストラデッキから特殊召喚された自分モンスター全員に
相手モンスターの効果の対象にならない対象耐性を付与できます。
リンク召喚している状態であればこのカード自身も耐性が付与され
他のエースモンスターともどもモンスターによる除去から
身を守る事が可能です。
代わりに自分の墓地の儀式・融合・S・Xモンスター1体を除外できる。
③の効果は戦闘破壊か効果破壊される場合に
墓地に存在する儀式、融合、シンクロ、エクシーズの
いずれかのモンスター1体を除外する事でそれを身代わりにできます。
除外コストさえ確保できるのであれば②の効果と合わせて
モンスター相手であれば実質的な対象耐性と破壊耐性、
魔法罠に対しても実質的な破壊耐性が得られるという
中々に強固な耐性を得られる事になります。
実際に十分に除外コストを確保しているこのカードをなんとかするのであれば
ヴァレルロード・ドラゴンのように対象に取らない除去を狙うか
強制脱出装置のように破壊以外の除去が出来る魔法罠を用意する必要があります。
元の攻撃力も2800と高いので
大型モンスター以外では攻撃力で突破される心配も少ないです。
蘇生しても強いからファイアウォール・X・ドラゴンとは相性抜群
他の召喚法のモンスターを出す準備さえできるのであれば
強力な弱体化効果と高い耐性を合わせ持つ優秀なカードです。
また②の効果以外はリンク召喚していなくとも効果を発揮できる為、
1度リンク召喚してしまえばカクリヨノチザクラなどで
墓地から蘇生した場合でも高い性能を発揮可能です。
リンク4のサイバース族なのでファイアウォール・X・ドラゴンで蘇生が可能であり
①の効果で複数の相手モンスターの攻撃力を弱体化しつつ
攻撃力4500と2800で殴れるので非常に相性が抜群です。
状況次第ではありますが双穹の騎士アストラム以上に
蘇生候補として有力なサイバース族リンク4と言えるでしょう。
ちなみにデーモンの名を冠しているので
熟練の赤魔術師やデーモンの騎兵あたりでも蘇生が可能です。
サイバネット・ストームで出す選択肢も
またサイバース族リンクという事で
サイバネット・ストームの③の効果でも特殊召喚が可能であり
この状態でも全ての効果を発揮する事が可能です。
サイバネット・ストームで出す選択肢としては有力な1枚と言えるでしょう。
ただし効果を発揮する為にはリンク召喚以外のモンスターが必要であり
エクストラデッキにリンク召喚以外のカードを採用していれば
それだけサイバネット・ストームの効果で外れる可能性もあります。
対策としては1体だけ他の召喚法のモンスターを採用しておいて
そのカードを出した後でサイバネット・ストームを使う手が1つです。
もう1つの方法は儀式召喚です。
これだけはエクストラデッキに依存しないので
エクストラデッキを全てサイバース族リンクで固めていたとしても
儀式モンスターを活用して①や③の効果を発揮できます。
コメント
そっか左上のマーカーがあるからEXモンスターゾーンに出した・X・からでも蘇生できるのか。
そして攻撃力が上がった・X・を対象に取ればほとんどの相手モンスターは攻撃力が0になるようなデバフをくらうと。
でもそれなら2500と3000じゃなくて4500と2800じゃないかな。
微妙に8000足りないのがもどかしいな。
あ、確かにそうでした。修正しておきます。
攻撃力に関しては一族の結束が欲しいですね。