今回紹介するのはRISING RAMPAGEよりこのカードです。
召命の神弓-アポロウーサ
リンク・効果モンスター
風属性/天使族/攻 ?/LINK-4
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
トークン以外のカード名が異なるモンスター2体以上
①:「召命の神弓-アポロウーサ」は
自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:このカードの元々の攻撃力は、
このカードのリンク素材としたモンスターの数×800になる。
③:相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードの攻撃力を800ダウンし、その発動を無効にする。
風属性天使族のLINK-4です。
長い水色の髪を持つ獣耳の少女が緑の熊にまたがり弓を構えています。
翼をあしらったような弓とそこから放たれる風を纏った矢が特徴的です。
アポロウーサとはギリシア神話の狩猟・貞潔の女神アルテミスの別名で
「女破壊者」という意味合いを持ちます。
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
トークン以外のカード名が異なるモンスター2体以上
リンク素材にはトークン以外で
カード名が異なるモンスター2体以上を指定しています。
このカードは出来るだけ4体のモンスターでリンク召喚するのが好ましく
それでいて4体とも違うモンスターである事を要求されます。
概ね鎖龍蛇-スカルデットを4体を素材にして出すのと
同じような展開を求められますがこちらはトークンを素材に出来ないので
さらに一回りスカルデッドより素材を揃える難易度が上昇しています。
とはいえトークンならばリンク・スパイダーなどに変換すればよいので
スカルデッドの4体素材が狙えるのであれば
こちらの素材を揃えるのも十分に狙えるでしょう。
リンクマーカーは上に1つと下方向に3つと
丁度トポロジック・ボマー・ドラゴンと同じ配置になっています。
このカードをEXモンスターゾーンに出せば
他のモンスターをEXデッキから特殊召喚するのも狙いやすいです。
①:「召命の神弓-アポロウーサ」は
自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
①の効果は場に1体しか表側表示で存在出来ない制約です。
そもそも4体素材で出すのが基本なのでもし複数並べられるとしても
実際に複数並べるような事は早々ないと思いますが
何分制圧力が高いカードなので大量展開が可能なデッキにおいて
ずらりと並べられるような事を防ぐための制約なのでしょう。
②:このカードの元々の攻撃力は、
このカードのリンク素材としたモンスターの数×800になる。
②の効果は自身の攻撃力を
リンク素材にしたモンスターの数の800倍にするというものです。
3体素材で2400、4体素材では3200となり
アタッカーとして一線級の打点を確保する事が可能となります。
③の効果にも影響があり出来るだけ4体素材で出す事が好ましいです。
③:相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
このカードの攻撃力を800ダウンし、その発動を無効にする。
③の効果は相手がモンスター効果を発動した時に
自身の攻撃力を800下げる事でその発動を無効にするというものです。
攻撃力を下げて効果を無効化するという点では
光と闇の竜とやや似たところがありますが
あちらと違いモンスター効果しか無効にできない代わりに
強制効果ではなく黄泉ガエルなどの無限ループで弱体化される心配がなく
また自分の効果も無効にしないので相手だけ一方的に動きを制限できます。
1ターンに1度の制約がない為複数回の妨害が可能であり
特にモンスター効果に除去や展開を依存しているデッキに対して効果的で
4体素材で出した場合1回無効化しても2400打点は確保できるので
魔法罠での除去をされない限りは大体2回は安定して発動を狙えるでしょう。
LINK-4の中でも特に制圧力が高く先行で出すのに向いたカードです。
トークンなしで4体のモンスターを素材に出来ないと真価を発揮できず
連続リンクなどで出してもあまりうま味のないカードですが
4体素材で出した時の性能は文句なしに1級品です。
展開力に優れたデッキであれば採用する価値は十分にあるでしょう。
ただ魔法罠には無力なので特にブラックホールや
今月制限に復帰したサンダーボルトなんかには注意が必要です。
安全地帯なんかで魔法罠から身を守るのもいいでしょう。
サンドバッグになる危惧こそあるものの戦闘破壊も防げるので
4回分まるまる無効化を発動する事も可能になります。
十分に効果を使い終わった後はこのカード自身を
また新しいアポロウーサの素材にしたりするといやらしいでしょう。
あとはダブルバイト・ドラゴンの素材にすればこのカードだけで
1200分攻撃力を上昇させることも可能です。
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