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遊戯王VRAINS(ヴレインズ)第23話『ゲノムの巨人』感想

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遊戯王ヴレインズ23話の感想です。

アザナー状態になったマコトの為にドクター・ゲノムと戦うGo鬼塚。

ブルーエンジェルVSAI2号の場合はプレイメーカーの救援という体裁だったので

ある意味では正しくプレイメーカーの絡まない初のデュエルです。

まあプレイメーカーの情報賭けてるんですけど。

 

 

地獄螺旋鬼(ヘルリックス)

データゲイルとは何かを考察する遊作と草薙。

ドクター・ゲノムのセリフからデータストームを濃くする装置と推測します。

またGo鬼塚に正体がバレた事に関しては遊作がありえないと否定。

正体隠蔽にはかなりの自信があるようです。

 

さて先行はドクター・ゲノム。

彼はGo鬼塚の相手に見せ場を作るエンタメデュエルをくだらないと言います。

そしてそれに対してGo鬼塚は「その通りだ」と肯定、

さすがにこの答えにはゲノムも予想外だったようです。

彼は地獄螺旋鬼(ヘルリックス)モルモットロールを召喚します。

モルモットロールは上級モンスターですがフィールドにモンスターがいない時

手札のモルモットロール1枚を捨てる事でリリースなしで召喚が可能です。

いきなり攻撃力2600が出てきました。しかも戦闘ダメージを0にするようです。

ゲノムはこれでターンエンドです。

 

 

Go鬼塚改めダーク鬼塚

Go鬼塚のターン、ドロー。

まずは剛鬼スープレックスを通常召喚、その効果でツイストコブラも手札から特殊召喚します。

そしてさらに手札のライジングスコーピオを捨てる事でヘッドバットを特殊召喚、

そしてこの3体でサーキットコンバイン、

LINK-3、剛鬼サンダーオーガをリンク召喚です。

そして各種リリースされた剛鬼の効果でデッキから剛鬼カードをサーチ。

相変わらずこの手札回復力が凄まじいです。

どうやらこのサンダーオーガ、グレートオーガと並ぶGo鬼塚の看板モンスターのようで

観客にとっては相当馴染み深いモンスターのようです。

当然ゲノムもサンダーオーガについては把握しており

Go鬼塚のデータは解析済みだと主張します。

しかしそれに対してGo鬼塚はその解析は無駄に終わると宣言します。

彼は装備魔法「剛鬼ザ・ダークマスク」をサンダーオーガに装備、

何かサンダーオーガから黒いオーラが出てます。完全に悪役のそれです。

Go鬼塚はいいます。あえてダークサンダーオーガと呼ぶと。

そして自らもまた悪役としてのマスクをかぶりダーク鬼塚だと主張します。

ここにヒールレスラー、ダーク鬼塚が誕生しました。

「ちょっとダサくない?」とはAiの発言、言わないであげて!

彼なりのファイトスタイルを変える決意の表れなのでしょう。

 

その証拠とばかりに魔法カード「剛鬼ポイズンミスト」を発動、

ダーク鬼塚がゲノムに近づいて行って毒霧攻撃を仕掛けました。

プレイヤーからプレイヤーへの直接攻撃です。汚いなさすがダーク鬼塚きたない。

ゲノムは主に目にダメージを受け思わず逃げ出します。

ちなみに相手に700ダメージを与えそのターンの魔法罠の発動を封じる効果です。

そしてサンダーオーガの効果で召喚権を増やし

ライジングスコーピオをリリースなしで通常召喚します。

そしてライジングスコーピオでモルモットロールを攻撃、

この時サンダーオーガがライジングスコーピオをジャイアントスイングで投げ飛ばしてます。

スコーピオの攻撃力は2300、大してモルモットロールの攻撃力は2600、

つまりは自爆特攻でありスコーピオはそのまま戦闘破壊されダーク鬼塚に300のダメージです。

しかしこれこそがダーク鬼塚の狙いでした。

スコーピオが破壊された事でダークサンダーオーガの効果が発動、自身の攻撃力を400上げます。

さらにこの瞬間にザ・ダークマスクの効果が発動、

装備モンスターが効果を発動した時に相手に500ダメージを与えます。

ウルティモ・サンダー!

装備魔法の効果なのですが必殺技名を叫んでいます。

ダークサンダーオーガとしての効果という事でしょうね。

そしてスコーピオが墓地へ送られた事でこちらのサーチ効果も発動です。抜け目がありません。

 

ゲノムは言います。ダーク鬼塚のDNAを貰ってもいいと、

彼の目的はDNAの研究、どうやらプレイメーカーからもDNAを貰い

ダーク鬼塚のDNAと組み合わせてより強い個体を組み合わせようとしているようです。

もしかしてゲノムは人造人間でも作るつもりなんでしょうか。

 

さて攻撃力が上昇しましたが現在のダークサンダーオーガの攻撃力は2600、

ダークモルモットロールの攻撃力も2600でありこのままでは相打ちです。

そこでダーク鬼塚はスキル「闘魂」を発動、

戦闘破壊されたスコーピオを蘇生し再度自爆特攻させました。

これによりダークサンダーオーガの攻撃力はさらに上がり

ザ・ダークマスクによる効果ダメージも発生します。ゲノムのライフは2300になりました。

そして攻撃力が3000なったダークサンダーオーガでモルモットロールを攻撃、

ビルに隠れた相手をパイルバンカーで貫き見事破壊します。

しかしモルモットロールの効果でダメージは発生しませんでした。

ダーク鬼塚はこれでターンエンドです。

 

 

悪役としてのエンタメ

仲間をひたすら犠牲にしての戦術、これがヒールレスラーとしてのスタイルなのでしょう。

「プレイメーカーとの敗北によって進化した」とゲノムの主張を肯定するダーク鬼塚、

プレイメーカーとのデュエルの後、施設の子供たちは鬼塚を慕い続けましたが

プレイメーカーは見事に時代を変えてゆく存在となりました。

そんなプレイメーカー打倒を掲げ鬼塚はそんな彼を徹底的に研究しました。

しかしそれによって鬼塚は自分のプレイスタイルが時代遅れである事を実感してしまいました。

ですが客を喜ばせるデュエルだけは彼の流儀として変える事ができませんでした。

悩んだ既に彼が出した結論は圧倒的な強さで相手を叩き潰し強さを求める観客に応える

「悪としてのエンターテイメント」の道でした。

島くんを始めとする観客達もそんな悪の道を選んだダーク鬼塚を応援しています。

遊作も「あいつはあいつなりに新しい一歩を踏み出した」と肯定的です。

一方でAiの感想「筋肉バカがちょっとだけ頭を使うようになった」

今回マジ辛辣ですAi。

 

 

DNAの限界

そしてゲノムもまたダーク鬼塚のそんなスタイルの変更を一笑、

ヒールになろうがDNAは変わらない、そんなものは無意味だと、

DNAによって運命とデュエルは決められていると。

それに対してダーク鬼塚は「運命もデュエルも自分で決める」と宣言、

ゲノムは「DNAの限界を見せてあげよう」と宣言します。

 

ゲノムのターン、ドロー。

手札から通常魔法「墓地培養」を発動、

墓地のモルモットロール2体を効果無効、攻撃力守備力0で蘇生させます。

現れたまえ!我らの未来回路!

モルモットロール2体でサーキットコンバイン、

LINK-2、ヘルリックス・ゴシックローンをリンク召喚です。

さらに攻撃力1200のヘルリックス・ドレッドラットを通常召喚、

レベル5ですがリンクモンスターがいる時リリースなしで召喚可能です。

そしてカードを1枚伏せた後にゴシックローンでダークサンダーオーガを攻撃、

ちゃんとダークつけてくれるあたりゲノムさん結構ノリいいです

ゴシックローンは戦闘する相手の攻撃力と一緒になり

さらに1ターンに1度戦闘では破壊されない耐性も持っています。

しかし破壊耐性があるのはダークサンダーオーガも一緒、

両者ダウンしながらもお互い立ち上がります。

プレイメーカーの時に見た光景だとゲノムは言い

外見が変わってもDNAはまったく変わっていないとダーク鬼塚を嘲笑います。

そしてゴシックローンのさらなる効果が発動、

戦闘で破壊されない効果を発動した時にリンク先のモンスターをリリースする事で

その攻撃力分のダメージを相手に与えます。

攻撃力1200のドレッドラットをリリースして1200のダメージです。

ゲノムはこれでターン終了です。

 

 

DNAの運命のその先へ

ダーク鬼塚のターン、ドロー。

ダーク鬼塚は言います、DNAによる運命は貴様の限界に過ぎないと。

ダーク鬼塚は再びライジングスコーピオをリリースなしで通常召喚、

さらにサンダーオーガの効果で召喚権を増やしツイストコブラも通常召喚します。

そしてツイストコブラの効果でライジングスコーピオをリリース、

その攻撃力2300分ダークサンダーオーガの攻撃力を上昇させます。

ダークサンダーオーガの攻撃力は5300まで到達しました。

すげぇAIもちゃんとダークってつけてる!

そしてスコーピオの効果で速攻魔法「剛鬼トペコンヒーロー」をサーチして発動、

選択したモンスターの元々の攻撃力から変化している数値分ダメージを与える効果です。

ダークサンダーオーガの変化した数値は3100、その分のダメージを与えます。

しかしゲノムは通常罠「再生治療」を発動、

効果ダメージを0にしつつヘルリックストークンを特殊召喚します。

ダーク鬼塚はこれでターン終了、ダークサンダーオーガの攻撃力も3000に戻ります。

 

ゲノムのターン、ドロー。

まず墓地のドレッドラットの効果で自身を蘇生させます。

そしてドレッドラットとヘルリックストークンでサーキットコンバイン、

LINK-2ネクロダーウィンをリンク召喚です。

ドレッドラットは蘇生した後にフィールドを離れた事で除外されます。

ネクロダーウィンは相互リンクしている間攻撃対象にならず、

攻撃するにはまずゴシックローンをなんとかしなければいけません。

バトルフェイズ、ネクロダーウィンでツイストコブラを攻撃して戦闘破壊、

しかしこの時ツイストコブラの効果で剛鬼マンジロックをサーチします。

卍固めがモチーフなのは分かりますが何の動物でしょう?タコに見えますが…。

ダークサンダーオーガの攻撃力が上昇しさらにザ・ダークマスクの効果も発動しますが

ネクロダーウィンの更なる効果が発動、効果ダメージを0にし

ターン終了時までネクロダーウィンの攻撃力を倍の3600にします。

そして再びゴシックローンでダークサンダーオーガを攻撃、

やはり両者生存となりますが今回ゴシックローンがリリースするのはネクロダーウィン、

倍になった3600の効果ダメージをダーク鬼塚に与えようとします。

鬼塚は先ほどサーチしたマンジロックを手札から捨てて効果発動、

効果ダメージを半分にしなんとかライフ200でとどまりました。

最初からこの効果を警戒してあらかじめサーチしていたのでしょう。

 

それを見ていた遊作はさすがにダーク鬼塚の身が心配になり

それを察したAiに「心配なら助けにいけばいいじゃん」と諭されます。

今回ばかりは遊作もAiのそんな主張を無碍にする事は出来なかったようです。

遊作はどこかへと歩きだしました。

 

 

 

 

 

というわけでダーク鬼塚VSドクター・ゲノムのデュエルは次回へ続きます。

「地獄螺旋鬼(ヘルリックス)」これがゲノムのデッキのようですね。

ヘル(地獄)とヘリックス(螺旋)を組み合わせた言葉でしょう。

全体的に上級モンスターがメインで

何かを無効にして効果を発動するのが基本のように感じます。

 

個人的に前作のアークファイブでやって欲しかった事として

遊矢にデニスのような「悪役としてのエンタメ」をして欲しかったというのがあります。

悪役というのは時には主役以上に人を引き付ける存在であり

是非とも遊矢にもそういったエンタメを一度披露して欲しかった所です。

残念ながらそれは叶う事はありませんでしたがヴレインズにおいて

ダーク鬼塚が見事に「悪役としてのエンタメ」を見せてくれました。

今後鬼塚のヒールスタイルがどのようになっていくかが気になる所です。

 

 

次回予告 24話『ダークマスクが背負う宿命』

彼は苦悩した プレイメーカーに敗れたあの日から

かつての栄光は過ぎ去り 時代遅れだと揶揄された

強いほど周りの重圧に苦しめられる強者の苦痛

しかし観客に与えるのが彼の流儀

鬼塚は終わらない!

プレイメーカーがデュエルをしている2人の前に現れています。

立ち位置からしてデュエルに乱入するという感じではなさそうですしこれはアレですね。

宿敵が「お前はそんなものではないはずだ!」と喝を飛ばす奴ですね。

主人公としては珍しい立ち位置ですが強者ポジションだから出来る事ですね。

所で予告のカードに「剛鬼フェイスターン」というのがあります。

フェイスターンというのはヒールターンの逆、

ヒールがベビーフェイスに転向する事を言います。

またダーク鬼塚からGo鬼塚に戻るんでしょうか。

コメント

  1. 匿名 より:

    ダークサンダーオーガ!!いいぞ!

  2. 匿名 より:

    次回は風前の灯火からの逆転ですね!
    遊作はどう激励するのかどう反撃するのか楽しみ

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