今回紹介するのはVジャンプの応募者全員サービスよりこのカードです。
聖こう神竜 スターダスト・シフル
シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
Sモンスターのチューナー1体+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
①:自分フィールドのカードはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
②:1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
③:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のレベル8以下の
「スターダスト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
古の天空を彩る星々よ!!神雨となりて世界を祓え!!
シンクロ召喚!!レベル12超来迎!!《聖珖神竜 スターダスト・シフル》!!
漫画版5D’sにて不動遊星が使用した切り札的なモンスターです。
原作ではチューナーモンスターとなった閃珖竜 スターダストと数多くの決闘竜を素材にした
極めて豪華なシンクロ召喚を行いましたがOCGの閃珖竜 スターダストはチューナーではないので
残念ながら原作再現は出来ません、
「このカードのS召喚を行う時『閃珖竜 スターダスト』はチューナーとして扱う」
みたいな記述があれば原作再現も可能だったかもしれませんが惜しいですね。
シューティング・クェーサー・ドラゴンやTG ハルバード・キャノンと同じく
シンクロチューナーとチューナー以外のシンクロモンスター2体という豪快な素材が必要です。
リミットオーバーアクセルシンクロで呼び出す新しいモンスターともいえるでしょう。
能力値からも漫画版のシューティング・クェーサー・ドラゴンに相当する存在と言えます。
シューティング・クェーサー・ドラゴンをより防御寄りにしたような効果を持っています。
①の効果は自分フィールドのカード全てに1回だけの戦闘、破壊耐性を付与する効果です。
丁度閃珖竜 スターダストの効果を一回り強化させたようなものとなっています。
ハーピィの羽箒を気にせずに魔法罠を思いっきり伏せまくれるのは大きいです。
②の効果は1ターンに一度、相手モンスターの効果を無効にし、
その後フィールド上のカードを1枚破壊する効果です。
シューティング・クェーサー・ドラゴンと違ってモンスター効果しか無効に出来ませんが、
これにより鳥銃士カステルやアークナイトの効果に耐性を持つ点は大きいです。
またこの手の無効化するカードにしては珍しく、無効化したカードを破壊するのではなく、
無効化した後にフィールド上のカードを選んで破壊するという効果を持っています。
ちなみに破壊効果は対象に取りません、覚えておくと役立つでしょう。
③の効果は墓地のスターダスト・シフルを除外する事で
レベル8以下のスターダストモンスターを墓地から特種召喚する効果です。
閃珖竜 スターダストやスターダスト・ドラゴンを墓地から蘇生させる事が出来ますが、
スターダスト・シフルのシンクロ召喚を考えながらこれらのモンスターを
あらかじめ蘇生制限を満たしておくというのは中々骨が折れると思われます。
シューティング・クェーサー・ドラゴンの後続を呼び出す効果に比べると
かなり扱いの難しい効果と言えるでしょう。
ちなみに蘇生できるのはシンクロモンスターに限定していない為
スターダスト・シャオロンやスターダスト・ファントムも蘇生できますが
これらに関してもあまり蘇生させる機会は無いかもしれません。
総じてシューティング・クェーサー・ドラゴンと比較して一長一短の性能を持っています。
クェーサーは連続攻撃によりフィニッシャーになりやすい点、
破壊されたとしても後続のシューティング・スター・ドラゴンを呼び出しやすい点で
スターダスト・シフルに大きく勝ります。
またスターダスト・シフルは破壊以外の魔法罠に耐性が無い為、
強制脱出装置や強制転移、神風のバリア -エア・フォース-に無力である為、
これらのカードに対する対策も必要になってきます。
しかし自信だけでなく自分フィールドの全てに対して破壊耐性を付与できるのは
大きな魅力といっていいでしょう。
また戦闘破壊に対しても1回は防ぐ事が出来る為、クェーサーでは防げない
ホープ・ザ・ライトニングに対しても耐性を持っている点は大きいです。
どちらを採用するかはよく考えて決めましょう。
両方採用してもいいかもしれませんがこれらのカードを呼び出せるデッキの場合
エクストラデッキに余裕があるかどうかはちょっと怪しいと思われます。
以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。
※カード名をクリックでwikiを表示します
スターダストシフルと抜群の相性を誇るカードです。
スターダストシフルの天敵である強制脱出装置や次元幽閉を防ぐ事が出来、
なおかつスターダストシフルの効果により安全地帯を破壊から守る事が出来ます。
さらにもし仮に安全地帯が除去されてしまったとしても
スターダストシフルの効果によって自壊を防げると至れり尽くせりです。
しかし安全地帯があったとしてもエア・フォースを防ぐ事は出来ない為、
いっそ守備表示にして壁として君臨させる手段もありでしょう。
同じくスターダストシフルの弱点をカバーする事が出来るカードです。
こちらは安全地帯と違い1ターンしか効果がありませんが、
安全地帯では防げないエア・フォースや強制転移、帝王の烈旋からも
スターダストシフルを守る事が可能になります。
モンスター効果を防ぐ事は出来ませんが、スターダストシフル自信が
モンスター効果を1回無効化できる為、上手く弱点を補強しあっています。
攻撃力は下がってしまいますがそれでも3200ある為、
そう簡単に突破される事はないでしょう。
コメント
クェーサーとシューティングで枠喰ってたのが減るのはいいんだけど、除外がつらすぎるよなぁ
クェーサーと比べて魔法罠に弱いのが弱点ですね。
2nd waveでコズミック・ブレイザー・ドラゴンが登場!
これでさらにレパートリーが増えるのかな?
コズミック・ブレイザー、今の環境だとクェーサーよりも使いやすいですね