Vジャンプ6号の付録としてつく新カード、慧眼の魔術師の考察をしていきたいと思います。
慧眼の魔術師
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
【Pスケール:青5/赤5】
①:もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードまたは「EM」カードが存在する場合に発動できる。
このカードを破壊し、デッキから「慧眼の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
①:このカードを手札から捨て、自分のPゾーンの、Pスケールが元々の数値と異なるカード1枚を対象として発動できる。
そのカードのPスケールはターン終了時まで元々の数値になる。
エンタメイトとは別の遊矢デッキのキーカードとなる魔術師の新カードです。
今まで遊矢デッキを作ろうとしてエンタメイトを組んだ多くの人がこう思ったと思います。
「EMと魔術師って相性悪い!」
今回の慧眼の魔術師はそんなエンタメデュエリストたちの願いに答えてか、
EMと魔術師の架け橋になるようなペンデュラム効果を持ってやってきました。
その効果は自身の破壊と魔術師サーチであり、ペンデュラムスケールの調整を手助けしながら、
EXにもペンデュラムカードを増やすという中々美味しい効果を持っています。
ただし、多くの魔術師ペンデュラムカードはもう片方が魔術師でないとスケールが変化してしまう問題点が残っています。
特に高レベルのペンデュラム召喚を狙う場合には既にセッティングしたEMをどうするかは課題となります。
エンタメイトと魔術師を組み合わせたデッキを組む場合には、
どちらのカード郡をメインに運用するかはしっかりと考える必要があるでしょう。
モンスター効果の場合は多くの魔術師ペンデュラムカードが持つスケールの変化(大体デメリット)を元に戻す効果です。
これにより他のペンデュラムカードと共存しやすくなる他、
同じカードで無理やりペンデュラムスケールをセッティングするといった芸当も可能になります。
ただし手札1枚のアド損になる事、手札から捨てた場合EXデッキに行かない事はしっかりと留意しておきましょう。
恐らくストーリーの流れから予想すると今後も「魔術師」ペンデュラムカードは増える事でしょう。
このカードは魔術師ペンデュラムを使う上で重要になってくるカードですので今後も評価が上がってくると思われます。
以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。
※カード名をクリックでwikiを表示します
慧眼の魔術師同様にもう片方のペンデュラムゾーンに依存せずにスケールをセッティングできる魔術師ペンデュラムです。
その為エンタメイトをメインに構築する場合にも積極的に採用できるモンスターです。
ペンデュラムスケールが慧眼が5、こちらが3である為、レベル4のペンデュラム召喚を狙う場合には、
慧眼のペンデュラム効果を使う事でもう片方のペンデュラムゾーンに合わせてスケールをセッティングできます。
エンタメイトはモンスターが3体並以上並ぶ事も多い為、ペンデュラム効果を使う機会も多いでしょう。
こちらは逆にEMを採用しつつ魔術師をメインにする場合に採用したいカードです。
慧眼のペンデュラム効果でサーチをした後に残ったエンタメイトを効率よく処理できます。
これにより魔術師ペンデュラムのスケール変化を回避しやすくなります。
これは慧眼の魔術師と、というよりは魔術師ペンデュラムと相性がいいモンスターです。
ペンデュラム召喚と極めて相性のいい効果を持っていますがレベル7という関係上、
魔術師ペンデュラム以外ではペンデュラム召喚をする事が難しく、
また同時に魔術師ペンデュラムにおいて是非ペンデュラム召喚を狙いたいモンスターでもあります。
慧眼の魔術師の効果を上手く活用すればレベル7のペンデュラムも狙いやすくなる為、
このカードをペンデュラム召喚できる機会も増える事でしょう。
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