6月21日にVジャンプ8月号が発売されます。
今回紹介するのはその付属としてついてくるこのカードです。
魔界の警邏課デスポリス
リンク・効果モンスター
闇属性/悪魔族/攻1000/LINK-2
【リンクマーカー:左下 右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
モンスター2体
①:カード名が異なる闇属性モンスター2体を素材として
リンク召喚したこのカードは以下の効果を得る。
●自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードに警邏カウンターを1つ置く。
このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
警邏カウンターが置かれたカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにそのカードの警邏カウンターを1つ取り除く。
闇属性悪魔族のLINK-2です。
各所に髑髏や蝙蝠をあしらった婦警がびしっと敬礼を取っています。
よく見ると髪型もなんとなく蝙蝠の羽根をイメージさせた感じになってます。
トゲトゲな手錠やフレイル状の警棒がいかにもなサドっ気を出してます。
後ろのパトカーが禍々しいオーラを纏っているのが印象的です。
警邏とは要するにパトロールやそれをする人の事で
パトカーに乗って日々パトロールをしている人なのでしょう。
名前的にもデスガイドと関係のありそうなモンスターですが
この人も語尾にデスとかつけたりするんでしょか。
しかしこう、髪色とか蝙蝠の模様のあるタイツとか
どことなくモリガン・アーンスランドを連想させます。
というかモリガンこんな格好のコスプレしそうです。
【リンクマーカー:左下 右下】
モンスター2体
リンク素材はとにかく2体あれば何でもいいと極めて緩いです。
効果を発揮するには闇属性モンスター2種類を素材にする必要がありますが
例え効果がなくてもリンクマーカーが左下右下と使いやすい向きであり
LANフォリンクスのように扱う事が可能です。
LANフォリンクスに比べて攻撃力が200ほど低いですが
あちらがサイバース族なのに対しこちらは悪魔族、
あちらが光属性なのに対しこちらが闇属性、
あちらが効果を持たないモンスターなのに対しこちらは効果モンスターと
使い分けの可能な要素がいくつも存在しています。
【カオス】などであれば両方とも採用して
状況に合わせてどちらの属性を出すかを選ぶといった手もあります。
①:カード名が異なる闇属性モンスター2体を素材として
リンク召喚したこのカードは以下の効果を得る。
●自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードに警邏カウンターを1つ置く。
このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
警邏カウンターが置かれたカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにそのカードの警邏カウンターを1つ取り除く。
闇属性モンスター2種類を素材としてリンク召喚した場合限定で効果を発動でき
1ターンに1度、自分のモンスター1体をリリースする事で
フィールドの表側表示のカード1枚に警邏カウンターを置くというものです。
警邏カウンターはそのカードが戦闘か効果で破壊される場合に身代わりになります。
イメージ的にはそのカードの周りをパトロールして
犯罪行為(破壊)を取り締まっている感じでしょうか。
こんな見た目しておいて意外と真面目に仕事してるようです
カウンターを置くカードは表側表示であれば魔法罠でもよく
是非とも守りたいようなキーカード、例えばトゥーン・キングダムのように
そのデッキにおいて重要なフィールド魔法などはこの効果で守る価値もあるでしょう。
特に相性がいいフィールド魔法は闇黒世界-シャドウ・ディストピア-で
相手のモンスターをリリースしつつシャドウ・ディストピアの場持ちにも貢献してくれます。
自分のモンスターを闇属性にするのでより効果の発動条件を満たすのも容易となるでしょう。
このカードをEXデッキに忍ばせておくだけでメインデッキにそれ用のカードを入れずとも
シャドウ・ディストピアの有効活用が可能になるという事でもあり
様々なデッキにシャドウ・ディストピアを採用する価値が生み出されます。
特に特定のフィールド魔法を使っておらず
自分のモンスターが闇属性になっても困らないデッキであれば
シャドウ・ディストピアと共にこのカードの採用を検討してみるのも面白いでしょう。
コメント
自身をリリースしてEXゾーン空けたり、破壊代替が強制で相手のカードも警邏できる事を活かしてサンドバッグ化したりと、お巡りさんだけに案外小回りがきくカード。
あ、確かに自分でEXゾーン空けられるって相当便利そうですね。盲点でした