今回紹介するのは7月26日発売の
「DOOM OF DIMENSIONS (ドゥームオブディメンションズ)」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星9/風属性/水族/攻 0/守3000
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:速攻魔法カードが発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分の墓地に「サイクロン」が存在し、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
自分の墓地に「サイクロン」が2枚以上存在する場合、さらにそのモンスターを破壊できる。
③:このカードが墓地に存在する状態で「サイクロン」が発動した場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
【絢嵐】に属する風属性水族のレベル9モンスターです。
蒼白く光る黒い体を持つモンスターです。
この色は雨雲と雨を表しているのかもしれません。
よく見ると人型の姿をしており、また女性らしき顔も確認できます。
墓地にサイクロンがあればモンスター効果無効、2枚あればついでに破壊
①:速攻魔法カードが発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、速攻魔法が発動した時に
自身を手札から特殊召喚出来る自己展開効果です。
上級、最上級の絢嵐が共通で持つ自己展開効果であり
【絢嵐】に限らず速攻魔法を多用するデッキであれば積極的に特殊召喚が狙っていけます。
②:自分の墓地に「サイクロン」が存在し、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
自分の墓地に「サイクロン」が2枚以上存在する場合、さらにそのモンスターを破壊できる。
②の効果は1ターンに1度、
墓地に《サイクロン》がある状態で相手がモンスター効果を発動した時に
それを無効にできます。
絢嵐の特徴であるサイクロンをトリガーとする効果であり
サーチ手段は豊富に存在しているので墓地へ送るのも難しくありません。
加えて墓地に2枚以上サイクロンがあれば無効ついでに破壊する事も可能となり
より妨害手段としていやらしい性能となります。
とはいえ最低限サイクロン1枚でも妨害としてしっかり機能するので
とりあえず1枚墓地にあれば発動を狙っていいでしょう。
③:このカードが墓地に存在する状態で「サイクロン」が発動した場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、《サイクロン》が発動した場合に
自身を墓地から特殊召喚できる自己蘇生効果です。
《絢嵐豪火フォニクス》も持っている自己蘇生効果であり
サイクロンの発動がそのまま蘇生手段として機能します。
サイクロン自体が速攻魔法なので相手ターンでの蘇生も容易であり
そのまま居座って②の効果で妨害が狙えます。
《絢嵐豪火フォニクス》と並ぶ絢嵐のエースモンスターであり
実質的なフリーチェーン除去を持つあちらに対して
こちらは効果そのものを妨害できるようになっています。
あちらは効果の発動に速攻魔法が必要ですが
こちらはとりあえず墓地に1枚サイクロンがあれば機能するので
トリガーとなる速攻魔法が用意できない場合でも仕事ができるのがポイントです。
とはいえできれば両方一緒に並べられるに越したことはありません。
フォニクスもそうなのですが①の特殊召喚は
相手が速攻魔法を発動しても発動可能です。
場合によっては相手の先攻1ターン目に特殊召喚する事が可能であり
相手が展開の妨害手段を確保する前に場に居座る事が狙えます。
もしなんらかの手段でサイクロンを墓地へ落とす事ができれば
②の効果も狙えるようになります。

何か神話的な元ネタありそうな気配あるんですが
ちょっと自分の知識では思い当たる節がないですね・・・。
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