今回紹介するのは5月1日から完全受注生産品として登場する
「LIMITED PACK GX -オシリスレッド-」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星2/光属性/魔法使い族/攻 400/守 300
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
攻撃可能な相手モンスターはこのカードを攻撃しなければならない。
②:このカードは戦闘では破壊されない。
③:このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの表側表示モンスター1体に乙女カウンターを1つ置く。
●乙女カウンターが置かれている相手モンスター1体のコントロールを得る。
光属性魔法使い族のレベル2モンスターです。
遊戯王GXにおいて早乙女レイが使用していたカードで
その効果で攻撃してきた《H・HERO フェザーマン》や《H・HERO スパークマン》に
乙女カウンターを乗せつつ《キューピッド・キス》でコントロールを奪取したり
《ディフェンス・メイデン》でこのカードに攻撃対象を移したりして
デュエルにおける戦術の主軸となっていました。
アニメではあくまで本人は戦闘破壊耐性と乙女カウンターを乗せる効果しかありませんでしたが
OCG化に伴い様々なサポートカードを内蔵する形で実装されました。
黄色を基調とするドレスを身に纏った長い茶髪の女の子です。
全体的にキラキラとしたエフェクトを纏っているのが実に恋する乙女ですね。
ドレス姿ながらも素朴な印象があり
平凡な女の子が頑張って着飾ってる感があります。
戦闘すると乙女カウンターを乗せてコントロール奪取
攻撃可能な相手モンスターはこのカードを攻撃しなければならない。
①の効果は場に出ている間、
攻撃かのうな相手モンスターにこのカードの攻撃を強制させます。
丁度サポートカードであった《ディフェンド・メイデン》を内蔵したような効果であり
本来なかった攻撃強制のおまけまでついています。
他のモンスターを戦闘から守りつつ③の効果に繋げていけます。
②の効果は戦闘破壊耐性です。
このカードに攻撃を強制しつつその攻撃から身を守る事ができますが
攻撃力が400しかないために戦闘ダメージが大きくなりやすい点には注意です。
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの表側表示モンスター1体に乙女カウンターを1つ置く。
●乙女カウンターが置かれている相手モンスター1体のコントロールを得る。
③の効果は相手と戦闘したダメージステップ終了時に
相手の表側モンスターに乙女カウンターを1つ置く、
もしくは乙女カウンターの置かれている相手モンスターのコントロールを奪います。
合計2回の攻撃が必要となりますが相手の場に2体、攻撃表示のモンスターがいれば
1体目の攻撃で乙女カウンターを乗せて2体目の攻撃でコントロールを奪う事もできます。
1回しか攻撃されなかった場合は
自分ターンで改めて攻撃してコントロールを奪取するのがいいでしょう。
なお乙女カウンターを乗せるのもコントロールを奪取するのも耐性は取りません。
また戦闘したモンスター以外にも乙女カウンターを乗せられる点も覚えておいていいでしょう。
上手く攻撃を誘えれば相手モンスターをガンガン奪っていく事ができますが
戦闘破壊以外の耐性はないので普通に出すだけでは
なんらかの除去をされて対処されてしまうのがほとんどでしょう。
一応裏側守備でセットしておく事で相手が攻撃してきた時に
いい感じに地雷として機能してくれますし戦闘ダメージも防げます。
より効果的なのは相手ターンのバトルフェイズ中にこのカードを特殊召喚する事で
他のモンスターを攻撃から守りつつ複数の攻撃からのコントロール奪取を狙いやすいです。
特に《リトル・オポジション》はデッキから直接このカードを特殊召喚できるので
奇襲性が高く、相手としても警戒が難しいでしょう。
一旦墓地へ落としてから《戦線復帰》などで蘇生を狙うのも手であり
守備表示で蘇生すれば戦闘ダメージも防ぎやすいです。
扱い方には工夫のいるカードですが特殊召喚手段と組み合わせれば
中々に厄介な性能をしています。
突然襲来してくる恋する乙女の恐ろしさを味合わせてやりましょう。

使い手である早乙女レイの人気の高さに反して
長い間OCG化されなかった不遇のカードです。
色々なサポートカードを内蔵しての満を持してのOCG化は
まさに念願がかなった感じですね。
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