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【M∀LICE(マリス)】遊戯王OCGテーマ考察 不思議の国のアリスでマルウェアな新たな除外活用テーマ!

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不思議の国のアリス

少女アリスが不思議の国に迷い込み動物やトランプなどの住民と出会いながら

世界を旅をするというルイス・キャロルの児童小説であり

知らない人を探す方が難しいとても有名な作品です。

そんな不思議の国のアリスが悪意たっぷりのマルウェアと悪魔合体したて形で

遊戯王のテーマとして登場します。

今回は「デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズに登場するそんなサイバース族テーマ、

【M∀LICE(マリス)】について紹介したいと思います。

 

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テーマ特徴

テーマの特徴を挙げると以下の通りです。

不思議の国のアリスとマルウェアを混ぜたテーマである

闇属性サイバース族のテーマでありリンク召喚を主軸とする

除外された場合にライフを払う事で特殊召喚できる

除外を絡めた展開力がとても高く妨害性能も優秀

あなたは 赤い部屋が | 好きですか?

 

白ウサギにチェシャ猫にネムリネズミ、それからハートの女王に赤の女王と

不思議の国のアリスや鏡の国のアリスにちなんだキャラクターをかわいい女の子にしています。

とても分かりやすく不思議の国のアリスをモチーフにしていると分かりますが

同時にこのテーマにはもう1つのモチーフが存在しています。

 

それがマリシャス・ソフトウェア、いわゆるマルウェアと呼ばれる。

コンピューターやその利用者に被害をもたらす悪意あるソフトウェアです。

例えば《M∀LICE<P>Cheshire Cat》はブラクラ、

《M∀LICE<Q>RED RANSOM》はランサムウェアをモチーフにしている事が伺えます。

フィールド魔法の《M∀LICE IN UNDERGROUND》の存在を踏まえると

マリス(悪意)に満ちたサイバー犯罪が行われる電脳世界のアンダーグラウンド、

それが「不思議の国」なのでしょう。

 

 

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除外してライフを払えば特殊召喚

メインデッキのM∀LICEはレベル3闇属性サイバース族、

そして守備力が300のモンスターになっています。

特徴的なのはいずれも除外された場合に

ライフを300支払う事で特殊召喚可能であり

彼女たちを除外する手段がそのまま展開手段として機能します。

特に《M∀LICE<P>Dormouse》や

フィールド魔法の《M∀LICE IN UNDERGROUND》は

デッキからM∀LICEを除外でき実質的なリクルート手段となります。

それ以外にも《封印の黄金櫃》や《孤高除獣》も実質的なリクルート手段として機能するので

高い展開能力を持っています。

 

 

また各種M∀LICE罠は場のM∀LICE1体を除外する事で

セットしたターンに発動可能な特性を持っています。

前述した通りM∀LICEは除外されてもライフコストを支払えば特殊召喚できるので

既に1度除外しているのでなければ魔法カードのような感覚ですぐさま発動可能です。

《M∀LICE<P>White Rabbit》の効果でデッキからM∀LICE罠をセットし

そのまま《M∀LICE<P>White Rabbit》を除外して発動する、というのは

このテーマにおける1つの動き方となるでしょう。

 

フィールド魔法の《M∀LICE IN UNDERGROUND》は

デッキや墓地から好きなM∀LICEを除外できると同時に

M∀LICE罠が3種類以上墓地にあればすべてのM∀LICEの攻撃力が3000アップします。

元々の攻撃力は貧弱ながらも条件を満たす事ができれば

その展開力も合わせて一気に脳筋テーマへと化けるのもポイントです。

 

 

とにかくひたすら除外を活用しまくるテーマであり

除去手段にいたるまですべて除外なので《王級の鉄壁》は天敵となります。

対策するのであれば除外以外の魔法罠除去も用意しておくのがいいでしょう。

《アーティファクト-ロンギヌス》にも要注意です。

 

 

ハートの女王は攻撃力がとっても強化される暴君

エースとなる存在はLINK-3のリンクモンスターである

《M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER》と

《M∀LICE<Q>RED RANSOM》の2体です。

どちらも除外された場合、ライフを900支払う事で特殊召喚が可能であり

特にハーツオブクリプターはその際に攻撃力が倍となるので

除外を絡める事で5000打点の強力なアタッカーとして機能します。

それでいて除外ゾーンのM∀LICEカードをデッキに戻す事で

フリーチェーンで対象に取らない除外という優秀な除去効果を持っています。

 

レッドランサムは特殊召喚時に魔法カードをサーチ可能であり

相手の攻撃力と守備力を入れ替える事で戦闘サポートも行えます。

更に除外されて特殊召喚された際には

デッキから好きなサイバース族を除外できる可能であり

こちらは展開面で優れた性能を発揮します。

 

 

除外を主軸にするテーマはいくつか存在しますが

このテーマは全てのモンスターが除外される事ですぐさま特殊召喚できるという

高い展開性能が特筆すべき点でしょう。

ライフの消耗が激しいという欠点こそあるものの

《M∀LICE<C>GWC-06》でライフを回復する事でフォローも可能です。

《次元の裂け目》や《マクロコスモス》などを活用する事で

相手の墓地利用を妨害しつつ更に展開力を増やす事も可能です。

 

まさに令和版の除外テーマと言えるのがこの【M∀LICE】であり

除外という悪意に満ちた不思議の国に敵をいざなってやりましょう。

 

個人的に相性がいいと思われるカード

アクセスコード・トーカー

墓地からリンクモンスターを除外して相手のカードを破壊できるLINK-4です。
リンク召喚デッキ全般で切り札として使えるカードですが。

【M∀LICE】においてはLINK-3のM∀LICEリンクから繋げて出しやすく

さらに墓地からそのM∀LICEリンクを除外する事ですぐさま特殊召喚できるので

特に相性のいいカードとなっています。

《M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER》を素材にリンク召喚し除外する事で

5000打点以上が2体並ぶ事になるので1ターンキルも決めやすいです。

 

 

ネクロフェイス

除外される事でデッキから5枚のカードを除外できるカードです。

【M∀LICE】はモンスターも魔法罠も除外される事がメリットとなる為に

この効果によってアドバンテージを稼げる期待値が特に高いです。

M∀LICEと同じ闇属性であるので《闇の誘惑》を共有できるのもポイントです。

 

カードリスト

M∀LICE<P>Cheshire Cat(マリス ポーン チェシャ・キャット)
効果モンスター
星3/闇属性/サイバース族/攻1500/守 300
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
手札から「M∀LICE」カード1枚を選んで除外する。
その後、自分は2枚ドローできる。
②:このカードをリンク先とする「M∀LICE」Lモンスターが
戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。
③:このカードが除外された場合、300LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
このターン、自分はLモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

wiki

 

M∀LICE<P>Dormouse(マリス ポーン ドーマウス)
効果モンスター
星3/闇属性/サイバース族/攻 900/守 300
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「M∀LICE」モンスター1体を除外する。
このターン中は自分フィールドの「M∀LICE」モンスターの攻撃力が600アップする。
②:このカードをリンク先とする「M∀LICE」Lモンスターは効果では破壊されない。
③:このカードが除外された場合、300LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
このターン、自分はLモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

wiki

 

M∀LICE<P>White Rabbit(マリス ポーン ホワイト・ラビット)
効果モンスター
星3/闇属性/サイバース族/攻1200/守 300
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
同名カードが自分の墓地に存在しない「M∀LICE」罠カード1枚を
デッキから自分フィールドにセットする。
②:このカードをリンク先とする「M∀LICE」Lモンスターの戦闘で発生する
自分への戦闘ダメージは0になる。
③:このカードが除外された場合、300LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
このターン、自分はLモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

wiki

 

M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER(マリス クイーン ハーツ・オブ・クリプター)
リンク・効果モンスター
闇属性/サイバース族/攻2500/LINK-3
【リンクマーカー:上/左下/右下】

←   →

「M∀LICE」モンスターを含むモンスター3体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手ターンに、自分の除外状態の「M∀LICE」カード1枚を対象として発動できる
(このカードのリンク先にモンスターが存在する場合、この効果の発動と効果は無効化されない)。
そのカードをデッキに戻し、フィールドのカード1枚を除外する。
②:このカードが除外された場合、900LPを払って発動できる。
このカードの攻撃力を倍にして特殊召喚する。

wiki

 

M∀LICE<Q>RED RANSOM(マリス クイーン レッド・ランサム)
リンク・効果モンスター
闇属性/サイバース族/攻2300/LINK-3
【リンクマーカー:左/右/下】
\ ↑ /
←   →

「M∀LICE」モンスターを含むモンスター2体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「M∀LICE」魔法カード1枚を手札に加える。
②:このカードのリンク先にモンスターが存在する限り、
相手フィールドの効果モンスターの元々の攻撃力と守備力は入れ替わる。
③:このカードが除外された場合、900LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、デッキからサイバース族モンスター1体を除外できる。

wiki

 

M∀LICE IN UNDERGROUND(マリス イン アンダーグラウンド)
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、
自分の手札・デッキ・墓地から「M∀LICE」カード1枚を除外できる。
②:自分の除外状態の「M∀LICE」罠カードが3種類以上存在する限り、
自分フィールドの「M∀LICE」Lモンスターの攻撃力は3000アップする。
③:自分フィールドに「M∀LICE」Lモンスターが存在する限り、
相手モンスターは「M∀LICE」Lモンスターしか攻撃対象に選択できない。

wiki

 

M∀LICE<C>GWC-06(マリス コード GWC-06)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
このカードは自分フィールドの表側表示の「M∀LICE」モンスター1体を除外し、
セットしたターンに発動する事もできる。
①:自分の墓地・除外状態の「M∀LICE」モンスター1体を特殊召喚する。
その後、自分フィールドに「M∀LICE」Lモンスターが存在する場合、
この効果で特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力分だけ自分のLPを回復できる。

wiki

 

M∀LICE<C>MTP-07(マリス コード MPT-07)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
このカードは自分フィールドの表側表示の「M∀LICE」モンスター1体を除外し、
セットしたターンに発動する事もできる。
①:デッキから「M∀LICE」モンスター1体を手札に加える。
自分フィールドに「M∀LICE」Lモンスターが存在する場合、
さらにフィールドのカード1枚を除外できる。

wiki

 

M∀LICE<C>TB-11(マリス コード TB-11)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
このカードは自分フィールドの表側表示の「M∀LICE」モンスター1体を除外し、
セットしたターンに発動する事もできる。
①:デッキから「M∀LICE」モンスター1体を特殊召喚する。
相手フィールドにカードが3枚以上存在する場合、
代わりにEXデッキから「M∀LICE」Lモンスター1体を特殊召喚する事もできる。
このターン、この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、その効果は発動できない。

wiki

コメント

  1. 匿名 より:

    ドーマウスやフィールド魔法が実質リクルートになるし『除外を介してから特殊召喚』だからうららをすり抜けて展開出来るのは結構な強みですね

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