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《死を謳う魔瞳(しをうたうモルガナイト)》遊戯王OCGカード考察 手札誘発環境に抗うカード禁断の2枚目!

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今回紹介するのは7月27日発売の

RAGE OF THE ABYSS(レイジ・オブ・アビス)よりこのカードです。

 

 

 

 

カード説明

死を謳う魔瞳(しをうたうモルガナイト)
通常魔法
①:このデュエル中、以下の効果をそれぞれ適用する。
●自分は手札のモンスターの効果を発動できない。
●自分のモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
●自分のモンスターが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「モルガナイト」カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。

wiki

 

新たなるモルガナイトとなる通常魔法です。

時を裂く魔瞳に続く2枚目のモルガナイトです。

 

紫色に輝くひび割れた宝石を掴みかかろうとする手があります。

時を裂く魔瞳の時点で既に手はボロボロでしたが

こちらはボロボロ通り越して骨になっています。

そんな状態になってもまだこの宝石を求めようとするあたり

それだけ抗いがたい魅力があるのでしょうね。

 

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手札からのモンスター効果禁止と引き換えの2回攻撃と戦闘ダメージ倍

①:このデュエル中、以下の効果をそれぞれ適用する。
●自分は手札のモンスターの効果を発動できない。
●自分のモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。
●自分のモンスターが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。

①の効果はデュエル中の間、手札からモンスター効果を発動できなくなる代わりに

モンスターに2回攻撃を付与し、更に相手に与える戦闘ダメージを倍にできます。

時を裂く魔瞳》と同じ制約であり、あちらと同様デュエル中は《灰流うらら》や《増殖するG》といった

手札で発動する類のモンスター効果が一切使用不可になる代わりに恩恵を与えるものとなっています。

あちらと同様に手札誘発だけでなく《聖殿の水遣い》など手札から捨ててサーチする類の効果や

ビーステッドなどの発動するタイプの自己展開効果なども封じられる点には注意です。

 

あちらは2枚ドローと2回の通常召喚という恩恵でしたが

こちらは2回攻撃を可能にしつつ更に戦闘ダメージも倍にできるという戦闘特化の恩恵であり

ある程度高い攻撃力を持つモンスターでは1ターンキルも狙いやすくなります。

 

なお戦闘ダメージを倍にするのはあくまでモンスターと戦闘する場合のみで

直接攻撃のダメージは倍にならない点には注意です。

2回攻撃ができるのもあくまでモンスターに対してのみで直接攻撃は2回できません。

 

②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「モルガナイト」カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキの一番下に戻す。

②の効果は墓地から除外する事で

デッキから「モルガナイト」と名の付くカードを手札に加えた後、

手札1枚をデッキボトムに戻す手札交換効果です。

現状サーチできるのは2枚目以降のこのカードと《時を裂く魔瞳》のみであり

無効にでもされない限りは2度このカードを発動する意味は薄いので

ほぼ《時を裂く魔瞳》専用のサーチ効果と言えるでしょう。

どちらもデメリットを共有しており一緒に発動する事ができれば両方の恩恵が得られます。

 

 

あちらがより発動しやすくなるのが何よりでかい

時を裂く魔瞳》が持久戦でこそ恩恵を発揮するのに対して

こちらは戦闘における殺意を高める短期決戦向きのカードとなっています。

ただこのカードを発動できれば②の効果により《時を裂く魔瞳》の方も発動が狙えるので

むしろあちらのすぐには恩恵が出ないという弱点を解消してくれるカードと言えるでしょう。

②の効果によりあちらの使い勝手を上げる効果もあるので

是非とも一緒に使用していきたいカードとなっています。

 

両方を発動出来るのが理想的ですが特に1枚だけ採用している場合、

サーチ手段も限られているので都合よく引けるかどうかは中々難しい所です。

いっその事、《おろかな副葬》などで直接墓地へ落とし、

時を裂く魔瞳》の方だけ発動する、というのも1つの選択肢でしょう。

 

 

 

時を裂く魔瞳》の時点で相当強いと思ったのですが

あまり環境で使われていないという事はそれだけデメリットが重かったのでしょうね。

このカードの登場でモルガナイトを使うデッキが増えるか見物ですね。

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