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《摩天楼 -スカイスクレイパー-》遊戯王ラッシュデュエル考察 何が何でもカテゴリは作らないというラッシュデュエルの意思

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今回紹介するのは7月13日発売の

ストラクチャーデッキ バース・オブ・ヒーロー よりこのカードです。

 

 

カード説明

摩天楼 -スカイスクレイパー-
フィールド魔法
【条件】なし
【効果】このカードがフィールドゾーンに表側表示である限り、
ターンプレイヤーのフィールドの表側表示の
「E・HERO フェザーマン」、「E・HERO バーストレディ」、
「E・HERO クレイマン」、「E・HERO スパークマン」、
「E・HERO バブルマン」、「E・HERO ネオス」、
フュージョンモンスター(レベル5~8/戦士族)の攻撃力は1000アップする。

wiki

 

HERO用のフィールド魔法である摩天楼 -スカイスクレイパー-が

ラッシュデュエルにも登場です。

 

ビフォー

 

 

アフター

 

OCGとイラストの違いはほとんど見れれませんね。

若干ラッシュデュエル版の方が明るみが出てるという程度であり

2つをよく見比べてようやくわかる程度の差異です。

 

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OCGと違い自分ターンの間は攻撃力が上がる形に

【条件】なし
【効果】このカードがフィールドゾーンに表側表示である限り、
ターンプレイヤーのフィールドの表側表示の
「E・HERO フェザーマン」、「E・HERO バーストレディ」、
「E・HERO クレイマン」、「E・HERO スパークマン」、
「E・HERO バブルマン」、「E・HERO ネオス」、
フュージョンモンスター(レベル5~8/戦士族)の攻撃力は1000アップする。

その効果はそのターンのプレイヤーの

「E・HERO フェザーマン」、「E・HERO バーストレディ」、
「E・HERO クレイマン」、「E・HERO スパークマン」、
「E・HERO バブルマン」、「E・HERO ネオス」、

そしてレベル5から8までのフュージョンモンスターの攻撃力を1000アップさせます。

 

OCGとはかなり違いがあり、まず一番目を引くのがエレメンタルヒーロー指定ではなく

フュージョンモンスター以外は個別にカード名が指定されています。

これはそもそもラッシュデュエルに特定のカテゴリを指定するカードがない為であり

このカードもそんなラッシュデュエルのルールにのっとった形になっています。

海外版の「デーモン」カテゴリを彷彿とさせるカード名の羅列っぷりですね。

実際にはラッシュデュエルにおいてエレメンタルヒーローに属するカードはすべて強化の対象であり

エレメンタルヒーロー主軸のデッキにおいては強化対象に困る事はないでしょう。

それに加えてフュージョンモンスターはレベル5から8の戦士族全般が対応しており

《環幻楽姫アクションメロディ》や《エーテル・F・ストライカー》も強化対象になっています。

 

また攻撃時にダメージステップ時のみ強化していたOCGと違い、

ラッシュデュエルでは自分ターンの間はずっと攻撃力が上昇するようになっています。

これもダメージステップ計算時という概念が存在していないラッシュデュエルに則った仕様ですね。

その仕様変更の結果か自分より攻撃力が高い相手に攻撃した場合のみという制限もなくなっており

攻撃力に劣るモンスターに対して攻撃した場合もしっかりと強化が乗るようになっています。

格上を戦闘破壊するのは勿論、格下相手に攻撃する場合にも高いダメージを期待できます。

 

 

フィールド魔法としては攻撃力1000の上昇は破格といってよく

下級モンスターの《E・HERO スパークマン》ですら攻撃力が2600に到達し

最上級モンスターの戦闘破壊が狙えるようになります。

フュージョンモンスターの《E・HERO バースト・ウィングマン》であれば

実質的に4100打点まで確保する事も可能であり

マキシマムモンスター相手であっても積極的に戦闘破壊を狙っていけるようになります。

自分ターンにしか強化されない事を加味しても強力な性能であり

エレメンタルヒーローにおける大きな強みとなるカードです。

 

ただミラーマッチには注意が必要です。

相手もエレメンタルヒーローを使っているとこの攻撃力上昇が自分にも牙をむいてきます。

 

 

特定のカテゴリ指定のカードは作らないという

ラッシュデュエルの鉄の意思を感じさせる1枚ですね。

それでもこのカードを実装した執念には脱帽です。

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