今回紹介するのは4月27日発売の
INFINITE FORBIDDEN(インフィニット・フォビドゥン)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星2/光属性/獣族/攻 100/守 100
①:手札がこのカード1枚のみの場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
②:このカードの①の効果で特殊召喚した場合に発動する。
このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで2500になる。
③:このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、
その戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは代わりに自分が受ける。
④:このカードの戦闘で自分がダメージを受けた場合に発動する。
このカードの攻撃力は0になる。
その後、自分のLPが2000以下の場合、このカードの攻撃力は5000になる。
光属性獣族のレベル2モンスターです。
朝7時半、ものすごくけだるそうに目覚まし時計を止める豹の姿があります。
窓の外には鯉のぼりがある事からこどもの日前後である事が伺え、
まさにカード名通りに五月病に突入していらっしゃいます。
ゴールデンウィーク真っ最中の時期でしょうが
きっとこの豹さんは会社に通勤するのでしょうね。
出社直後は攻撃力2500、1度戦闘すると攻撃力が0か5000に
①の効果は手札がこのカードのみの場合に特殊召喚できる自己展開効果です。
丁度、「E・HERO バブルマン」と同じような自己展開条件であり
上手くこのカードのみを残せるようにできれば展開できます。
ただ手札誘発を採用しているとどうしても特殊召喚できる機会は少なくなってしまうでしょう。
このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで2500になる。
②の効果は①の効果で特殊召喚した場合に、
相手ターン終了時まで自身の攻撃力が2500になる強制効果です。
入社したての頃はまだ元気があって攻撃力が2500あったのでしょう。
特殊召喚した直後はある程度アタッカーとして機能させる事ができます。
その戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは代わりに自分が受ける。
③の効果はこのカードとの戦闘で発生する戦闘ダメージを
相手に押し付ける事ができます。
御巫の逆のような効果であり基本的にデメリット効果ですが
「相手モンスターを戦闘破壊しつつ戦闘ダメージをトリガーにする効果の発動条件を満たす」
といった独特な動きが可能であり④の効果にも繋げられます。
このカードの攻撃力は0になる。
その後、自分のLPが2000以下の場合、このカードの攻撃力は5000になる。
④の効果は自分が戦闘ダメージをうけた場合に自身の攻撃力が0になります。
まさに燃え尽きて五月病に突入したような状態にになる効果ですが
自分のライフが2000以下であれば攻撃力が5000になります。
高い打点を確保する事が可能にはなるもののこの効果が発動するという事は
基本的には「攻撃した後」でしかも「ライフが残りわずかの状態」であり
もしこの状態で相手にターンを渡してしまうと
相手はこのカードに自爆特攻をしかけて③の効果を逆に利用されてライフを削られる、
なんて事もありえます。
いっそ相手に送り付けちゃおうか
上記の性能から見て分かる通りこのカード、
高い攻撃力を確保する条件が厳しく、確保してもそれが自分の首を絞める結果になりやすいと
単純に自分で有効活用するのは相当に難しい性能となっています。
活用するとすれば③の戦闘ダメージを肩代わりするデメリットを逆に利用して
戦闘ダメージをトリガーとするカードを組み合わせた場合になるでしょう。
一方で「強制転移」などで相手に押し付ける分には中々面白いカードです。
こちらから自爆特攻をしかける形で相手のライフを削る事が可能になり
1度戦闘ダメージを与えれば攻撃力が0か5000になるので
畳みかけるように攻撃して更にライフを削る事が可能です。
特に1度目の攻撃で上手く相手のライフを2000以下にする事が出来れば
別のモンスターで攻撃力5000のこのカードを殴る事でライフを削り切る事ができるでしょう。
またレベル2の獣族なので各種メルフィーの効果に対応していたりします。
手札をこのカードのみにできればそのまま自己展開もできるので
①の効果のみを目当てに各種素材に利用するのもいいでしょう。
そもそも海外には五月病の概念がないという話なので
英語名がとっても気になるカードですね。
個人的には「Blues Panther」を推します。
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