ゴーラッシュ101話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
禁断の魔法「死者蘇生」
未だに続く遊飛VS遊我のデュエル。
遊我が静止するもとうとう遊飛は禁断のカード、「死者蘇生」を発動しようとします。
それと同時にスーパーラッシュロボの目が赤く光り動き出し
このカードが制御装置と密接に連動している事が伺えます。
制御システムが完成した事を伝え負けを認めろと言う遊飛。
ですが遊我はまだ負けていない、負けられないとデュエルを続けます。
遊飛は魔法「死者蘇生」を発動、
それと同時に遊飛と遊歩が同時に苦しみだします。
2人の頭の中に様々な映像が浮かび上がってきます。
死者蘇生の影響によって遊我の記憶が一気に2人になだれ込んできたのでしょう。
テルも死者蘇生の使用は意識や記憶に作用してデュエリストにとって大きな負担になると説明しています。
なおその記憶の中にはユウナちゃんの脳が破壊されそうなのもありました。
この記憶、ユウナが読み取っていたら2人以上に苦しんでいたかもしれませんね。
その記憶から遊我が引くに引けない理由を察した遊飛。
それでも彼は真っ向から遊我に立ち向かいます。
死者蘇生は確かに子供からデュエルを奪う元凶となるカードですが
ベルギャー人の命には代えられないという決意でしょう。
ただ同じく遊我の記憶を読み取った遊歩はそうではありませんでした。
遊歩は今遊我が何を決断しようとしているのか遊飛以上に理解してしまいます。
死者蘇生の効果で呼び出されるのは・・・遊我のセブンスロード・マジシャン!
ゆく手を阻む壁も 山も 惑星も!
ロードを切り開いて突き進む!
例の召喚口上を遊飛が唱え、セブンスロード・マジシャンが遊我の敵となって立ちはだかります。
遊飛は更にジョインテック・デイノビークルをアドバンス召喚。
蘇生したセブンスロード・マジシャンを墓地へ送って効果を発動、
自身の攻撃力を700上げた後、更に墓地へ送ったセブンスロードと同じ属性である
セブンス・チャリオットの攻撃力を2000下げます。
更に魔法「ジョイント・パッション」を発動、
相手モンスターを戦闘破壊した時にその元々の攻撃力分のダメージを与えられるようにします。
デイノビークルでセブンス・チャリオットを攻撃、
これが通れば遊飛の勝利となりますが遊我は罠「救急帰還」を発動、
セブンス・チャリオットをエクストラデッキに戻して攻撃を無効にしました。
遊飛はこれでターンエンドです。
私自身がオーティスになる事だ
遊我はザイダベルギャーを動かし、その砲身をスーパーラッシュロボへとむけます。
遊我の狙いはとにかく死者蘇生とその制御装置を止める事、
その為にスーパーラッシュロボを破壊しようという魂胆です。
しかしその時、スーパーラッシュロボがひとりでに動き出し
ザイダベルギャーめがけてパンチを繰り出します。
結果放題は破壊、ザイダベルギャーそのものも制御を失って落下していきます。
さてここで回想が。
なんと遊我はまだズウィージョウが存命の時、彼の元を訪れていました。
遊我は自分が君達と敵対する事になるだろうとズウィージョウに伝えます。
それを伝えていいのかと聞くズウィージョウですが
遊我は自分の決断を誰かに知ってもらいたかったようです。
何よりもズウィージョウなら自分の邪魔をしないだろうという判断をしていました。
実際にズウィージョウはそれを知っても遊我を止める事はせず、
ミューダやディノワと共に自分の消滅を受け入れる覚悟をしていました。
ズウィージョウはたった1人で戦い続ける遊我に対して
戦士と検討を祈るといい彼と握手を交わします。
そうして最後になるであろう別れをします。
パンチのダメージで不時着するザイダベルギャー、
遊歩は慌てて遊我の元へ飛んでいきます。
そのまま更に墜落していこうとするザイダベルギャーでしたが
そこはシューバッハが何とか救助する事に成功します。
とはいえ遊我は衝撃の影響で気絶しておりデュエルができる状態ではなさそうです。
このままデュエルは終わり改めて死者蘇生でベルギャー人を復活させようとする遊我ですが・・・
「まだ終わってないよ、遊飛」
それに待ったをかけたのは王道遊歩。
そこには遊我のデュエルディスクを装着した遊歩の姿がありました。
遊歩は言います。自分が勝ったら死者蘇生を破棄してもらうと。
遊我の味方になる事を宣言する遊歩。
彼女は言います。遊我はこの時代で色々なものと戦ってきた。
自分が帰れるかもしれない未来を捨ててまで遊我はいつも誰かの為に戦ってきたと。
そして今は過去の世界でたった1人、それこそ周りを全員的にしてまで
未来を守ろうと戦っているのだと。
それならば先祖である自分1人ぐらいは味方になってもいいだろうと。
遊歩の行動は理屈や正義云々を抜きにした「せめて自分だけは味方になってあげたい」という
そんな純粋な感情によってもたらされています。
基本的に王道兄妹は遊飛が感情的に動き、遊歩は理論的に動くタイプでしたが
ここに来て遊歩の方が感情を優先して動いているのが中々意味深ですね。
遊我改め遊歩のターン、ドロー。
守護の竜魔導士を召喚してすぐさまリリース、セブンスロード・ウィッチをアドバンス召喚します。
そしてはぐれ使い魔を召喚した後に「フュージョン」を発動、
2体を素材にセブンスロード・チャームウィッチをフュージョン召喚します。
さらに装備魔法「ワンダー・アミュレット」を装備させて破壊耐性を付与した後に効果発動、
相手の表示形式を変更した上で貫通効果を付与させます。
2人の中に流れ込んできた遊我の記憶。
死者蘇生によってデュエルは子供の手から離れてしまうと告げる遊歩。
そんな遊歩の様子に遊飛は本気で死者蘇生を止めるつもりだという遊歩の決意を理解します。
そのままチャームウィッチでデイノビーグルを攻撃、
遊飛は罠「ジョインテック・テイルスイング」でデイノビーグルを攻撃表示に変更、
同時にチャームウィッチを破壊しようとしますがそれは装備魔法によって防がれ
そのままデイノビーグルは戦闘破壊、遊飛のライフは残り200になります。
遊歩は言います。自分が遊我の代わりにオーティスになるのだと。
遊歩はこれでターンエンドです。
更なるバトンタッチ
遊飛のターン、ドロー。
魔法「ジョインテック・ディカップ」によってデッキから1枚を手札に加えます。
そうして遊飛が加えたカードは・・・マキシマムカードのパーツ。
そして遊我は超銀河王ロード・オブ・ギャラクティカをマキシマム召喚します。
このカードは遊飛と遊歩、そして遊我の気持ちが1つになって生まれたマキシマムであり
遊歩をなんとかして説得しようとする意味も含まれているのでしょう。
ですが遊歩の決意は変わりません。むしろあの時に気持ちが1つになった時から
遊歩の心にはオーティスが生まれていたんだと思うと言います。
そうしていると突如2人の間に強い光が発生します。
なんと未来を旅して生まれたロード・オブ・ギャラクティカの影響に加えて
今デュエルしている場所が遊我が過去に飛ばされたポイントに近いようで
その2つの要因が重なった結果時空の裂け目が発生したとの事。
そんな異常事態でもデュエルを続けようとする2人。
しかし小惑星が遊飛にぶつかってしまい、彼は吹っ飛ばされます。
そんな遊飛をユウディアスとダマムーがなんとか救助するも、
ユウディアスは彼に変わってデュエルを続行しようとします。
元々、ユウディアスがデュエルをするのが危険だからと遊飛がデュエルを行っていたわけですが
遊飛が静止するのも聞かずそれでもユウディアスは自分がデュエルを行う決意をします。
そしてそんなユウディアスに応えるようにデュエルディスクを構える遊歩。
こうして遊飛VS遊我のデュエルは
いつしかユウディアスVS遊歩のデュエルとなっていました。
というわけで遊歩敵対です。
第3部のキービジュアルにて遊歩の姿がありませんでしたが。
この時から彼女が敵になるという示唆がされていたのでしょうね。
そしてこうなってくると気になるのはユウナの動向です。
ある意味彼女が一番遊我に対して大きな感情を持っているわけで
彼女もまた遊我の力になろうと敵対する線は十分考えられますね。
しかし本当に今後の展開が予測できなくなってきました。
果たして誰がラスボスポジションになるんでしょうね。
次回予告 第102話『勝者なき宇宙(そら)』
「宇宙」と書いて「そら」と読むのはもはや様式美ですね。
勝者なきと謡っているという事はこのデュエルは引き分けに終わる感じでしょうか。
映像ではとにかくロード・オブ・ギャラクティカと
セブンスロード・チャームウィッチの対峙が描かれており
極力情報を隠そうとする意図が感じられますね。
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